草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

サクラソウ実生苗への施肥一回目-2

2012-07-29 | さくらそうの交配と実生
先日さくらそう(日本桜草)の実生苗を移植したポットには液肥を施しましたが、種子を蒔いてそのまま苗を育てているプランターには、まだ施肥はしていませんでした。

しかし、苗の成長が遅いプランターを見ると葉色が薄くなってきたように思えたので、先日のポットと同様に約2000倍に薄めた液肥をやってみました。

この二つのプランターの用土は、市販の草花用の培養土をふるいにかけて粒の大きなものを取り除いたものです。
それに対して成長が速い苗のプランターは、他の植物を栽培した古土を入れてから、種子や発芽後早い時期の根が触れるであろう上から深さ2cmくらいの部分だけ新しい培養土を入れてあります。

古土と言うと何となく肥料分が少ない痩せた土のように聞こえますが、植物によって違いはあるものの追肥を施して栽培していた場合は肥料の成分が結構残っていて、新品の培養土よりも肥料が多く含まれている事になるのかもしれません。

これまで、苗の成長の違いは交配親の違いが要因なのかと考えてブログにも書いていましたが、土の違いも少なからず影響していたのかもしれないと思いました。


一度土を乾燥させてしまったポットです。
遅れて発芽するものがあればと思っていたのですが、その後発芽するものは無く・・・

考えてみれば乾燥状態で保存している種子ならいざ知らず、一度吸水させて発芽へ向けて成長が始まった種子を乾燥させてしまえば枯れて(死んで)しまいますね(T_T)
蒔き床の乾燥は禁物ということなのでしょう。

昨年はジベレリン処理をするのが初めてだったので、いろいろ試してみようと考えて種子をジベレリン溶液につけた後2日ほど乾かしてから蒔いてみたものもあったのですが、それも一つも発芽しませんでした。
もっとも昨年はジベレリン処理そのものがうまくできていなかったと思うので、何が発芽しなかった原因なのかはっきりしないという状況でしたが・・・(^^ゞ

画像の右のポットのもの('戸田ヶ原'x'御殿桜')はこれ一つにしか蒔いていないので、痛い失敗となりましたが、よい勉強にもなりました。
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2 コメント

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桜草芽 ()
2012-07-30 12:46:00
くまさん こんにちは

初めて蒔いた 桜草の種 1芽も出てきません。

多分失敗だと 思います。

くまさんの所は 乾燥させたもの以外は 順調のようですね。 来春花が咲くまで 大事に育てて下さいね。 楽しみにしてます。

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残念ですね (くま)
2012-07-30 21:42:47
猫さん、コメントありがとうございます。
失敗でしたか、残念でしたね・・・
発芽時期に差がある事もあるようなので、乾かさないように管理を続ければもしかしたら、という可能性も無くはないと思います。

種子の数を考えてみても、親によって発芽率の高いものと低いものがあるように思えるので、猫さんが種子を採られた品種は発芽しにくいものだったのかもしれませんね。
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