草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそうに関する失敗2

2011-12-13 | さくらそう栽培記録〜2011年
先ほども、さくらそうに関する失敗談を記したばかりですが、つい先日も、とんだ失敗をしてしまいました。

先月末から、知人やメールでお問い合わせ頂いた方へ余剰芽を少しずつ送っています。
私が栽培していない品種を交換して下さるというありがたいお話も頂くのですが、庭の面積の制約もあってお断りせざるを得ない事が多いのが残念です。

先頃ある方から、私がいらないのなら私の知人に欲しい人がいたら分けて下さいというお話を頂き、30近くもの数の品種の苗(芽)を送って下さいました。
到着した苗の様子を見ると、乾燥しているものが多いように見えたので、すぐにポットに仮植えして水やりをして、知人に品種リストをメールで送り、私のところの余剰品種と合わせて希望される品種を伺ってから送ろうと考えました。

一週間ほどが過ぎ、仮植えした苗を掘り出して袋詰めしようとしたところ、根茎や根が青緑色がかった濃い灰色に変色しており、芽は白いものの触ると柔らかく、腐らせてしまったと思えるものが見つかりました。
根の一部は白く生きているらしきものや、中には全く腐っても枯れてもいないものもありましたので、送る予定の方々にはお詫びのメールを送信し、芽を郵送し始めました。


(12月14日午後・画像追加)
焦げ茶色や黒く変色した根腐れは見た事がありますが、今回のものは初めて見る色だったので、どこまでが腐って枯れているのか判断がつかず、芽を送った方にはご迷惑をおかけすることとなってしまいました。

私はまだ用土の準備が途中だったため、仮植えには草花用培養土を使用しましたが、以前にも仮植えや栽培に用いて赤玉土と腐葉土あるいは堆肥などを混合した用土と遜色ない状況となっていたものでしたが、念のため我が家の余剰芽を一種この土で仮植えして試験中です。
(12月19日追記)試してみた芽(根茎)ですが、約一週間後には、腐っても枯れてもいませんでした。

乾いた芽(苗)を植える際には、水につけるなどして水分を十分に吸収させてから植えると良いらしく、私がそれを知らずに普通に植えて潅水したのが悪かったのではないかというご指摘を頂きました。

この乾いた状態での芽のやりとりは、どうやら関東地方では珍しいことでは無いらしく、関東に住んでいながらそれを知らなかった私のミスで芽を駄目にしてしまい、貴重な芽を提供して下さった方にも芽をお待ち頂いていた方々にも申し訳なく思います。


さて、これは我が家の余剰芽です。
ポットに1品種ずつ芽分け時までその品種を栽培していた古土で仮植えしてあり、送る時にはここから芽を掘り出して、1品種ずつ袋に詰めます。
掘り出した時に根についた土を落としやすくするため、近く送る予定のものはやや乾かし気味にしています。

芽が増えにくい品種や入手後2、3年の一部品種を除いて4芽ずつ入っていますが、全部が来春咲くわけではありません。
1~2芽咲けば良いかなという感じですが、中には開花は再来年になりそうなものもありますし、ごく稀には来春3~4芽咲くものもあります。

今年は数が少なく4芽1組として40ほどでしたが、現在残っているのはこのくらいになりました。

(以下、2011年12月19日追記)

私の場合は、根茎や根に若干ついている土が袋から外へ出るのを防ぐため。このような袋に入れて郵送しています。
気温が高いと蒸れて腐る心配があるかもしれませんが、何度か試したところ11月から2月の間で一週間程度なら、暖房の効いた室内に置かない限りは(芽)葉が伸びることも無く、もちろん腐ることもありません。

温度が高くなったと考えられる、葉が伸びたときでも、根茎や根が腐ることはありませんでした。
半月とか一月を超えるような長い期間の保存には向かないと思いますが、それほどの期間になるのなら、土に埋めておいた方が良いと私は思います。
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