サクラソウ2012年播種実生苗-3月上旬その2

7.5cmポットに植えていた実生のサクラソウ苗を昨年秋に植えたプランターです。
苗が多かったものでほとんど隙間なく詰め込んである上に、芽が増えている株が多くて、数週間後には葉で埋め尽くされそうな気がします。


こちらは少し小さいプランターですが、同様に苗を植えてあります。
暖かい日が続いているので、日に日に成長してくれています。

上の二つのプランターに植えている苗は、全般的に成長が速くて芽が大きく育っていたものなので、結構花を楽しめるのではないかと期待しています。


葉の毛がそれほど目立たない苗が多い中で、毛が多くて白っぽく見える株も少しありました。
花には違いが出るのかどうか、開花が楽しみです。


この苗は交配親の片方が葉に毛の多い野生種だったからか、まだ葉が小さくて余計に目立っていることを差し引いても毛が多いと思えます。

親株の性質を受け継ぐ可能性は高いということなのか、この交配の苗にはこのような葉姿の株が多く出現しました。
しかし、種子を蒔いた昨夏から秋にかけて出た葉は毛がそれほど多かった記憶は無いので、種子が発芽した年の葉はそれ以降とは違った姿になるのか（形も違うように見えるので）、それとも寒い時期に出る葉に毛が生えるのかも？


こちらは実生花と'御殿桜'を交配した種子から育った苗です。
蒔き床にしたプランターに大きな苗を残して育ててきたものなので、大きく育っている苗ということになるのですが、他の交配のものと比べると小さくて今年咲いてくれるかどうか微妙な感じもします。

同じように栽培しているつもりでも交配親の違いによって苗の成長度合いにここまで差が出るとは・・・ちょっとした驚きでした。