草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や路線バス・鉄道などの趣味について記しています。

さくらそうの花いろいろ・4

2010-05-09 | さくらそうの花
‘楊柳の笛’(ようりゅうのふえ)
私が入手した品種を枯らして絶やしてしまった唯一のものでしたが、知人のご好意でお譲り頂き、再び育てる事ができました。
底の紫色は咲き始めた頃は青みを帯びています。


‘戦勝’(せんしょう)
色は‘南京小桜’と似ていますが、花は大きく、かがり弁でもあり、華やかな印象があります。


‘千鳥遊’(ちどりあそび)
濃淡の紅紫色をぼかしたような花色で、小ぶりな花ですが花付きが良く、毎年良く咲いてくれます。


‘天女’(てんにょ)
表は白、裏は濃い桃色の花です。
大輪で花弁(正確には花冠の先の分かれた部分)の幅が広く、とても豪華な印象を受けます。
我が家にあるものを見た限りでは、表は完全な白ではなく僅かに桃色が見えるときがあり、裏には白い斑が現れます。


‘絞竜田’の苗を購入したものですが、4年前に入手して以来一度も絞りの花は咲かないので、紅色無地に変化してしまったものと考えた方が良さそうです。
画像では微妙に絞り模様が出ているように見えますが、これは濃い紅色の花で時々見られる花弁が擦れて(?)色が落ちたもののようです。

‘竜田の夕’が絞りに変化したものが‘絞竜田’と言われています。
逆に‘絞竜田’の絞りが消えたものが‘竜田の夕’という説もありますが、両者の品種名からして‘竜田の夕’が絞りになって‘絞竜田’となったと考えた方が無理が無いと私は思います。

絞りが消えたものに再び絞りが現れる事も稀にあるようなので、我が家のこの花を‘竜田の夕’とする事はできません。
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2 コメント

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Unknown ()
2010-05-10 05:32:42
くまさんおはようございます
昨日は 強風で 桜草の鉢を 風のあたらない場所に 移動で忙しい一日でした。
‘千鳥遊’濃淡の紅紫色が綺麗ですね。
我が家は まだ蕾ですが こんな花が咲くかと ブログ見せて頂いてます。
毎年良く咲きますか~~(ホッ)安心です
もうちょっと濃い色です (くま)
2010-05-10 21:52:28
猫さん、コメントありがとうございます。
‘千鳥遊’は、この写真はちょっと白っぽく写っていて、露出補正で暗くして撮った方が良かったと思っています。
咲き始めた頃は白っぽく、日が経つと色が少し濃くなります。
毎年良く咲いてくれる品種は、ありがたいものですね!

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