草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

実生さくらそう・1年目の株と3年目の芽

2013-12-14 | さくらそうの交配と実生
種子をジベレリン処理して蒔いて育てた、さくらそう(日本桜草)の実生苗です
これは同じ交配(今年咲いた実生花2種類の交配)の苗の中では割と大きく育っている株です。


同じような大きさに育った株がいくつかありましたが、この株だけは芽が丸っこい形をしているのが目に止まりました(他の株はもう少し細長い形でした)。
ただ、芽の先端が緑色で、土の上に出てしまって日に当たっていたような感じなので、その影響によるものかもしれません。


これも同じ交配の苗ですが、画像では目立たないものの根がピンク色を帯びています。
最近になって植え替えをした中で、根がこのような色をした苗が1~2割程度あったので分けて植えておきました。


根の色に違いが見られたので花にも差異があるのかもと期待していますが、どれも芽が小さいです。
でも画像のように小さいながらも2芽に増えているものもあるので、もしかしたら来春咲いてくれるかもしれません。


これは小型のプランター植えの実生苗ですが、芽と根が土の上に出てしまっています。
品種ものや実生2年目以降の株以上に発芽した年の苗はこうした状態になることが多いように思います。


これは芽と根が1本だけ出ている状態です。


プランターで育苗中のものは昨年同様に植え替えをしないつもりなので、芽と根が隠れるように増し土をしました。
だいぶ寒くなりましたが、まだ緑色の葉が残っている苗も少々あります。


一昨年播種今年開花の'浜千鳥'x'玉珊瑚'の交配の芽です。
開花まで2年を要したこともあって、昨年播種したものよりも芽数が多く増えていました。
少し根腐れしてしまっていましたが、左の4芽は来春咲いてくれるでしょうか。


これも同じ交配の別個体の芽ですが、数は多いものの芽が小さいように見えます。
この個体の花は'玉珊瑚'のような玉咲きではないものの、つかみ咲きといったような感じで、それよりも開いて咲く一つ上の画像の個体の花よりは親に似ているからか、芽の形も'玉珊瑚'に似たところがあるように思いました。
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