くじらの音楽日誌

日頃聞いてる音楽全般の雑記です♪

ざんげの値打ちもない~北原ミレイ

2015-03-10 | 懐メロ
1970年の大ヒット曲で北原ミレイのデビュー曲。
デビュー曲のインパクトが大きすぎて、彼女のほかの曲はその5年後の「石狩挽歌」くらいしかくじらは知りません。
1970年といえばくじらが14歳でちょうどこの曲の唄いだしの主人公の年齢でした。



決して裕福ではなかったけど、平凡だけど幸福な家庭ですくすくのびのびと育っていたくじらには、この曲の意味はわかっても内容を理解することは全く出来ませんでした。
自分の周囲を見ても大体自分と同じくらいか、むしろもっと恵まれた暮らしをしてる人しかいなかったから、この曲で唄われている環境がどうしてもわからなかった。
そして今でも多分わかっていないと思う。
こういう人生とは無縁のいたって平凡な生き方をしてきたから、どうしたらこんな風になってしまうんだろうとどれだけ想像力を働かせても把握しきれない。
14歳で孤独をかみ締めているくらいなんだからさぞや過酷な生活環境だったんだろうとは予想できても、具体的にどういうものだったのかまでは想像しきれない。
ちなみに14歳のくじらには「抱かれてみたかった」というのは普通に抱っこされることしか思い浮かびませんでした(笑)まさか他に意味があるなんて、うぶな中学生にわかるはずがない。
さすがに2番の「捧げてみたかった」は何となくわかりましたが(具体的なことはまだわからなかった)

動画では4番も唄われていますが、正式に発表されたのは4番を抜いたもの。
当時の感覚ではいかにも具体的な歌詞の内容がまずいということで4番を抜いた状態で発売されたようです。

19歳で憎い男を刺したようですね…
鉄の格子というのは刑務所そのものでしょう。
傷害かもしかしたら殺人かもしれない。
転落人生というより、最初から地べたをはいずっているような人生。
ここまで救いのない人生を語られてもなぁ…

そして今気になっているのは彼女がざんげをした教会がカトリックだったのかプロテスタントだったかどっちなんだろうということ。
でも、本人がざんげの値打ちもないといってるんだからどっちでも同じかもしれない。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿