日本版セカンドライフとも言うべき株式会社ココアが運営する「meet-me」という仮想空間サービスのことを先日知り、面白そうなのでさっそく試してみた。今のところアルファ・バージョンなので無料で遊べる。
これは東京23区の街並みをリアルに仮想空間上に再現したもので、ユーザーはアバターと呼ばれる人形になってこの空間の中で「生活」する。
天気や時刻は現実の世界と同期しているので、ログインしたのが夜ならばmeet-meの中も夜だし、実世界で雨が降っていればmeet-meでも雨だ。
とりあえず、現実の世界で自分の家が建っている中野区南台の住所のところに行ってみた。
僕の正面にあるのが僕の「家」で、ご覧のとおりまだ何もない。初回にログインしたときにこの土地は「売地」になっていたので、月額で契約してとりあえず自分のものにしておいた。契約するとここが自分の自宅になる。
道路をたどって、友人が経営する渋谷区笹塚のシェゼルという化粧品店がある場所に行ってみた。「売地」の看板が立っている土地がお店があるはずの場所。その場所を道路を挟んで反対側から眺めてみた。
「う~む。。。ここにも何もない。」笹塚10号坂商店街なのに閑散としている。正面を横切っているのは「水道道路」と呼ばれている自動車用道路なのに、車も走っていない。。。。
気を取り直して、もっと人がいそうなところに行くことにした。とりあえず普段よく行くJR中野駅あたりがよいと思い、笹塚から移動することにした。
といっても交通手段がないのでひたすら走ることになる。実際に走ると20分くらいかかるのだが、meet-meでは10分ほどで中野駅南口に着いた。
「何だこれは??まるで田舎の無人駅じゃないか!!」
中野サンプラザも見えるので、確かにここは中野駅のはず。駅舎も建っていないし人もいない。。。
寂しいな。。。。
中野サンプラザに行ってみたが、中へは入れなかった。(意味ないじゃん!)
「自宅へ戻る」というボタンがあったので「ワープして」自宅に戻り、今度は新宿に行くことにした。
甲州街道(国道20号)を延々と走り続け、ようやくJR新宿駅南口に着いた。改札の前に立って高島屋のほうを見るとこんな感じだ。
横断歩道を渡って駅のほうを見るとこんな感じ。実際ととてもよく似ている。人や車がいないことを除いては。。。
人恋しくなってきたので、さすがにアルタ前には誰かいるだろうと移動開始。。。。ところがこれがアルタ前である。
祝日のお昼時なのにこれはないよな~。。。。
う~ん、東京でいちばん人がいそうな場所は。。。。そうだ!渋谷のハチ公前に行こう!
ということで電車に乗ることにした。とりあえず新宿と渋谷間は乗れるようにキップを用意していたので。電車に乗るときはこんな画面が表示され、一気に目的地までワープする。
渋谷駅に着いた。なんか寂しい感じ。。。
モヤイ像もあった。
駅のガードをくぐり、ハチ公前に移動。
おお!やっと人を見つけた!!でも2人だけ。。。。しかも、1人は寝ている。。。。
109もあった。これはスクランブル交差点の反対側から109のほうを向いたときの光景だ。
109まで歩いて行ったが、中へは入れなかった。
新宿、渋谷がこんな状態だったら、あとはどこへ行けばいいのだろう。。。。
いつもの場所、いつもの光景であっても人や車がいないとこんなにも寂しいものなのか。そしてご近所に建っているべき家がないのを見ると、みんなどこへ行ってしまったんだろう??という気持ちになる。
走っても走っても、誰とも出会わないし。。。。
頑張って自分の家を建てても、最初のうちは家具は何もなく独房状態。この部屋に帰ってきて何をすればいいのか。。。
1時間も遊んでいると、言いようのない孤独感におそわれてきた。
はやく、この寂しさから逃れたい。。。。。
今日は連休最後の祝日。この空虚な仮想都市に見切りをつけて街に出ることにしよう!
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情報ありがとうございます。
今度は夜遅くにハチ公前に行ってみますね!
よく考えたらまだアルファ・バージョンですし、このサービスはまだまだ知られていないようです。
笑っちゃ申し訳ないのですが、笑っちゃいました。
コメントありがとうございます。
ジョークが通じて僕も記事にした甲斐がありました!
果たして半年後、この仮想東京はどんな発展をとげているでしょうか。少し期待しています。
新宿南口で3歩程さがってください!
線路に落ちまふw
おっ!それに気がつきましたね!
線路に飛び降りようとしたのですけど、見えないバリアが張りめぐらされていました。