軽井沢の最終片付けを兼ねて春日温泉に一泊の旅 後半

　この時期は上田で欅並木の紅葉祭りを開催中であるが、それは毎年見ているから時間があれば回ってみるかというぐらいで、その近くに新しくできたサントミュゼ内にある上田市立美術館で、女房が見たいという原田泰治が描くふるさと詩情という展示をやっていたのでそちらを主目的に、その道中ついでに東信地区を駆けまわって買い出しもというのが二日目の計画なのです。 

　前日は霧というか雲というかあまり見通しが良くない天候であったが、この日は朝から晴れてくれて、もちづき荘の２Ｆ客室棟ロビーからは冒頭写真のように頂きが真っ白な浅間山が見られたのでパノラマで。

　　　　　　　　　　　　　　　　客室棟ロビー

　　　　　 　　　　　　　　右端に浅間山が

　朝風呂も外の景色が眺められる一般客との共用の風呂に、６時から入浴可ということで直後に、今回の団体さん達はこちらがあるのは知らないのか、あとからは３人だけが、朝一番だと小さい浴槽の湯はぬるめでこれを狙って入ることにしているんです。

　一休みすれば朝食に、夕食時は団体は別の部屋となっているのだが、朝食は全員が食堂となるのでこの日は満席状態にビックリ、サラダや煮物と納豆や味付海苔や漬物は自由に自分でとってくるというスタイルでこれだけは行列となる、僕は毎回ご飯に加えて温泉粥とで２杯を、サラダはキリギリスじゃないから女房がとってきたものを少しだけもらって、質素な感じながらこのくらいでも十分じゃないでしょうか。

　　　　　　　　　　　　　　　朝食膳

　　　　　　　　　 　　　　もちづき荘周辺の紅葉、右側の建物はゆざわ荘で馬事公苑がさらに右手に

　昨日こちらに来るときにＪＡによる秋の収穫祭という看板を立てているのを見たので宿で聞いたら、この日の朝９時からだそうでちょうどいいと立寄っていくことに。開始直前に案内に従って駐車場に入っていったらもうかなりの台数が停まっています、会場は農協支部の広場でこの前の横浜北に比べればささやかなものながら、野菜高騰の時期ではあったがやはり場所柄か安いですねぇ。無料サービスのキノコ汁などをいただいて、リンゴやキャベツにキノコ類などを買い込んで次の目的地に。

　　　　　　 　　　　　　　しらかば秋の収穫祭の会場

　　　　　　  　　

　　　　　　　　　　　　　　　　キノコ詰合せが５００円

　　　　　　　　　　　　　　　　リンゴはズッシリと

　次はやや逆戻りになるが農産物直売所の立科にある菜ないろ畑にも、ここは長門牧場に行った時にいつも利用する周辺でも安さが魅力な直売所、今回は信州リンゴ三兄弟の秋映、シナノスイート、シナノゴールドを買って帰ることに。

　　　　　　　　　　　　　　菜ないろ畑

　立科からは上田へは逆方向でまた大回りとなるが佐久まで戻る、この道筋も紅葉が見頃でした。

　　　　　　　　 　　　　旧浅科付近

　　　　　　 　　　　　　

　そのあとも赤坂直売所でみまき豆腐だけ買って、佐久市街は岩村田にあるｔｅｔｅでパンをいくつか、ここでは僕はハード系のパンを多めに、冷凍しておけば保存が利くので。

　　　　　　　　　　　　 　　　ｔｅｔｅ

　さらにもう一つのお気に入りパン屋で御代田にあるパン・トゥルーベにも、こちらではソフト系のパンが女房の好み、これだけ買うと横浜に帰ってから四日間の朝食はパン食となりますな。

　　　　　　　　　　　　　御代田を北上、浅間山麓は紅葉のパッチワークとなっています

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　浅間山は右手の白い山

　　　　　　　　　　　　　　　パン・トゥルーベ

　この後はやっと上田方面に、でも小諸までは浅間サンラインは利用せずで市内にある邑楽屋に立寄るために、ここでは帰ってからの夜の惣菜などを、この店は問屋直営なので肉も安いですよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　邑楽屋

　小諸からは浅間サンラインで上田まで、この道筋も紅葉がきれいでした。

　　　　　　　　　　　 　　浅間サンライン沿いの景色、以下も

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　

　上田では海野町商店街の共同駐車場に停めてまずはランチをと、入ったのは昨年ぐらいにできたらしいイタリアンのイル チェーロという店に初めて、夏場に地元ＴＶで紹介されていたのを見たことがあって。表側は入りにくい感じの造りですねぇ、扉をあけたらさらにまた扉があってまごついてしまった、これは冬場の寒さ対策なんでしょうか。１Ｆの店内はそう広くはないがオシャレには造っています、２Ｆ席は貸切となっているとか、メニューはパスタでは北イタリア系が得意なんでしょうか、クリーム系が多いので僕はそれらを避けたらめんたいとイカのパスタとなってしまったが、女房も変化球でハンバーグを。

　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　イル チェーロ

　めんたい味は和風パスタとも違ってこれまで食べたことがない変わった味ながら悪くはありません、女房のほうもこれまでのトマトやデミグラのソースとも違う不思議な味だったとか、我々が食べなかったカルボナーラが自慢らしいですよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サラダはどちらにも

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パスタ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハンバーグ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パスタにはパンが二切れ　　　　　　　　コーヒーもどちらにも

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　デザートは＋１００円というからお得

　上田は新しくできたサントミュゼに、初めて中に入ったらいろいろな複合施設で広いですねぇ、こんなに立派だとは思っていませんでした、美術館はその一部となっておりました。

　　　　　　　　　　　　　　サントミュゼ

　　　　　　　　　　　　奥が広くてビックリ

　　　　　　　　 　　　　　　　館内には長い廊下で連なって複合施設が続く

　　　　　　　　　　　　美術館手前の窓からの眺め

　原田泰治のふるさと詩情では以前に何回かに分けてＴＶ放映されたと記憶する映像が流されていて、それを見ていたらかなり時間をとってしまった、見終わったのが３時過ぎとなってしまって、これでは上田城の欅並木に回っている時間はないと帰路に着くことに。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポスター

　　　　　　　　　　　　　　　　　美術館の入口

 

　上田から高速を利用してその途中では一旦小諸ＩＣで降りて、中軽井沢の肉のさいとうで牛ホホ肉だけを買って帰ることに、帰った直後に客があるから、その時に赤ワイン煮を作るというものだから。

　　　　　　　　　　　上信越道

　　　　　　　　　　　　浅間サンライン追分手前付近から

　　　　　　　　　　　　　　　肉のさとう

　そんな寄り道をしての帰りの軽井沢ＩＣからの高速は、土曜日の夕刻を走ることになってやや渋滞が何ヶ所かあって、それどでも８時前には我家に到着、この時間からでもシッカリとワインを飲んでオヤスミナサイとなった。