BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

不滅の名言

2004-08-25 | Weblog
豪州チームに、また負けた、同じように打ち崩せずに、そして討ち取られてしまった。
感動と元気とメークドラマはならなかった、9回に何かが起こりますと、連日の解説、星野さんの祈るようなコメントもむなしく、バットは空を切り、3塁ゴロに倒れ、打球はセンターに抜けなかった。
あの、わずかの1投、1点に責めを負い、味方の打撃の沈黙に耐えなければならなかった姿は孤高にも見えた。
メダルを目指してあとひとつ、試合の疲労がピークを超えたところで勝ちに行く、不滅の金字塔を銅にと願う。

メダルをとるべく期待され、その思いに両のこぶしを振り上げて勝利にふけるもの、エネルギーを燃焼しつくしてたおれこむもの、あるいはオリンピックの魔物と言われる、なるべくしてならなかった予選での敗退にうなだれるもの、そのなかで、負けたゲームから再び勇気を得るものがいて、その姿に、勝って負けて、そして勝つことの難しさを見る。
オリンピックの体操が日程をおえるエキジビジョンをおこなった。
スポーツライターの取材では、ギリシャの人々にとってオリンピックの関心は商業主義とうつる、国民の税金を使った施設にお祭り騒ぎがあるだけだ、と。
アテネに古里帰りをしたオリンピックは、歴史を演出して近代オリンピックが経済実力を背景とした競技であることを証明しつつある。

カナダ戦を勝利で飾って銅メダルとなった男子野球の日本代表チーム。
野球への集中は、打って、変わって、勝ちをものにした。
ほしいものが手に入らなくてやっとすんだという疲れを選手たちは見せていた、と言う現地アテネからのコメンテーターの言葉が重い。
プロ集団の意識は、負けは負けで、それが長島JAPANだ、った。

ロシアで飛行機が2機、同時に近いかたちで墜落し、テロではないかと騒がれている。
チェチェン共和国の独立運動に絡んでロシア国内では武装勢力が爆弾事件を起こしてきている。
一機が向かっていた先にロシア大統領の避暑休養地があった。
イスラムの戦いとは異なるテロ戦争にロシアは揺らぐ。

自衛隊宿営地のあるのサマワに、迫撃砲の打ち込まれたニュースがある。
あきらかに非戦闘地域とした日本政府の、いまもなお戦闘地域ではいとの、そのコメントを出し続ける防衛庁長官の、その近くに砲弾の、狙い済ました攻撃が迫ってきた。
警備に守られたオランダ軍の撤退は目前だ。
サマワの駐屯は多国籍軍のひとつでいる。


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