読書とかいろいろ日記

読書日記を中心に、日々のあれこれを綴ります。

『涙と花札』 金惠京

2017年02月05日 | 読書日記

『涙と花札 韓流と日流のあいだで』 金惠京(キム・ヘギョン)
¥1,500+税 新潮社 2012/12/15発行
ISBN978-4-10-333281-7

生粋の韓国人だけど、日本に憧れて日本に留学して弁護士を目指し、国籍条項で日本の法曹界に入れないとわかってからもアメリカの大学での講師や客員教授職などを経て、今は明治大学法学部助教。
とにかく勉強を頑張って頑張って頑張った人。

韓国の受験地獄ぶり、それを受け入れている人の口からきいてもやっぱ怖いわ……。
そして、韓国の嫌日は日本の嫌韓同様、一部が騒いでるだけってことがよくわかりました。市民レベルではいちいち問題にしないよね。踊ってる人たちって、自分が踊らされてるって気づかないのかな……。躍らせてる一部の人はさておき。まあ、自ら好きで踊ってるんだから、いいのか。

お葬式で号泣したり、その後花札をしたりという風習は、いいも悪いもなくそういうもんだというしかない。逆に親しい人のお葬式でも涙をこらえる日本のほうが、向こうから見たら不気味なんだろう。そんな韓国人でも、日本やアメリカでお葬式に参列すると、不思議に泣けないという。同調圧力の恐怖……!

読み応えありました。
ただ、一部「?」と思うような慣用句の使い方があったけど。それがどこだったかもう探し出せない。私のほうが間違えて覚えてたんだったらどうしよう(爆)。この人、日本語完璧っぽいし。

 


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