読書とかいろいろ日記

読書日記を中心に、日々のあれこれを綴ります。

『古藤式スーパーウォーキング歩いてやせる!』 古藤高良

2012年02月14日 | 読書日記
古藤式 スーパーウォーキング歩いてやせる!―理想の体型・健康体へまっしぐら! (Sports Healthy Books スポーツ健康術)
古藤 高良

土屋書店

¥800+税 土屋書店 2011/4/30発行
ISBN978-4-8069-1177-7

うーん……………。
間違ったことは書いてない。
ただ、ちょっと、好みと違う。

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『防波堤』 今野敏

2012年02月13日 | 読書日記
防波堤 横浜みなとみらい署暴対係
今野 敏

徳間書店

¥1,600+税 徳間書店 2011/11/30発行
ISBN978-4-19-863287-8

いかにもな今野敏。
目新しさはないけれど、もともと今野敏にそんなの求めてないもんね。
安心して読める、読後感のよさ。安定感を求めて今野敏を読むのです。

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『民間療法のウソとホント』

2012年02月11日 | 読書日記
民間療法のウソとホント (文春新書)
蒲谷 茂
文藝春秋

¥730+税 文藝春秋(文春新書) 2011/9/20発行
ISBN978-4-16-660822-5

著者の蒲谷 茂は、もと健康雑誌の編集長だそうで、今の健康雑誌のありように苦言を呈している。

『代替医療のトリック』(サイモン・シン&エツァート・エルンスト著)を思い出した。
私、興味があるんだろうな、代替医療に。

本書は、『代替医療のトリック』に比べれば、頭ごなしに否定するのでなく、効くものは効く、という公平さがあるようです。
ただ、その論拠が、論文があるかどうか、だけ。っていうのはなー。他にどんな方法があるのかって言われても難しいけどさー。


> 鍼灸師は言葉によるコミュニケーションだけでなく、からだにさわったりする非言語コミュニケーションをすることで、患者の意識が変化していき、安心と希望を持つようになったとあります。(107頁)

ああ、それはあるだろうね。

> 「薬は副作用があって怖いけど、健康食品なら食品だから安心」
> 「薬は合成したものだけど、健康食品は自然なものを原料にしているから安全」(113頁)

えー。ぜんぜん安心にも安全にも思わないけどなあ。
ていうか、自然だから安全って、ときどきそういう人いるけど、理解できない。自然な漆にかぶれたり、自然な河豚で死んだりするのを、どう思ってるんだろう。花粉だって自然なものだぞー。

> 都合のいいところだけ、薬じゃないからと考え、そのくせ、薬と同じような効果を期待しています。(113頁)

あはは。手厳しいな、この著者。



新しい知識も得られました。

・若い人がグルコサミンを長期間摂取すると、自然な軟骨再生力が低下する可能性がある。
・グルコサミンは、血糖値、血圧、血中コレステロール値の上昇が懸念されるので、注意が必要である。
・ウコン中の鉄が、肝臓への悪影響を及ぼす可能性がある。

ウコンはどっかで聞いたような気もするな。

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『ほった。』 坂本達

2012年02月10日 | 読書日記
ほった。―4年3カ月も有給休暇をもらって自転車で世界一周し、今度はアフリカにみんなで井戸を掘っちゃった男
坂本 達
三起商行

¥1,200+税 三起商行 2006/4/12発行
ISBN4-89588-813-4

図書館で、ふと目に止まって。
ペシャワール会の中村哲のように、アフリカで井戸を掘ってるんだろうか、それはよい、がんばれ、という気持ちで読んでみた。

あれ?
なんだ、掘った井戸はひとつだけか。
いやひとつでもたいしたことだけどさ。

前著に『やった。』ってのもあるらしい。
タイトルがいいね(笑)。

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『蕩尽王、パリをゆく』 鹿島茂

2012年02月09日 | 読書日記
蕩尽王、パリをゆく―薩摩治郎八伝 (新潮選書)
鹿島 茂
新潮社

¥1,400+税 新潮社 2011/11/25発行
ISBN978-4-10-603693-4

蕩尽。
素敵な響きだわ(爆)。

> 虎は死んで皮を残し、人は死んで名を残すというが、[…]ここに、ただひたすら金を蕩尽したことによってのみ名を残すという「奇跡」を演じた男がいる。(11頁)

> 「自分の犯した大罪があったとしたら、仏蘭西を愛し過ぎたと言う一言につきましょう」(328頁)


はあ〜〜〜〜。
すごい人もいたものだ。

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『最弱球団 高梁ユニオンズ青春記』 長谷川晶一

2012年02月07日 | 読書日記
最弱球団 高橋ユニオンズ青春記
長谷川 晶一
白夜書房

¥1,800+税 白夜書房 2011/10/1発行
ISBN978-4-86191-787-5

こんな球団があったのかー。
知らなかった。

1954年から56年までの、わずか三年間だけ存在した高橋ユニオンズ。
あまりに弱くて人気が出ず、本拠地だった川崎球場ではチケットが29枚しか売れなかった試合もあったという。

しっかし、これは永田がひどいよなー。あんまりだよ。
高橋龍太郎が気の毒。

> 78歳という高齢でチームを持つ決断を下した龍太郎は、当時は一企業の社長としてではなく、一個人として、私財を投げ打ち、自分の人脈を駆使して球団経営した唯一無二の人物だ。負けても、負けてもチームを見捨てず、足繁く球場に通って選手の応援を続けた心から野球を愛するオーナーだった。(237頁)


プロ野球ニュースの佐々木信也も高橋ユニオンズの選手でした。

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『ブエノスアイレス食堂』 カルロス・バルマセーダ

2012年02月06日 | 読書日記
ブエノスアイレス食堂 (エクス・リブリス)
カルロス・バルマセーダ(柳原孝敦・訳)
白水社


¥2,200+税 白水社 2011/10/25発行
ISBN978-4-560-09018-3

珍奇な運命に彩られた食堂。
美味を極める天才的料理人たちが代替わりしながら次々に腕をふるう。
そしてセサル・ロンブローソは…。

淡々と描かれて、恐ろしい内容のはずなのに印象はとても静か。
静寂の中の狂気。
いやだー。
こういうの好きだー。

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『乾燥標本収蔵1号室』 チリャード・フォーティ

2012年02月04日 | 読書日記
乾燥標本収蔵1号室―大英自然史博物館 迷宮への招待
リチャード・フォーティ(渡辺政隆、野中香方子・訳)
NHK出版

¥2,500+税 NHK出版 2011/4/25発行
ISBN978-4-14-081473-4

年末の中日新聞に、作家学者評論家書評家たちが「私の3冊」を挙げるという企画が毎年掲載されるのだが、昨年末のこの欄で、本書を挙げた人が二人いた。
なんとなくタイトルも好みだし、それではちょっと読んでみようかな、と。

大英自然史博物館を舞台に語られる、変人ぞろいのキュレーターたちと収蔵される標本たちの物語。

期待したほど「抱腹絶倒」なわけでもなかったけれど、興味深く読みました。



> わたしたちはみな、自分という博物館のキュレーターなのだ。(47頁)


> 博物館員たるもの、研究のことで頭がいっぱいで粗忽になるのも仕事のうちだ。(298頁)
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『絶望の国の幸福な若者たち』 古市憲寿

2012年02月03日 | 読書日記
絶望の国の幸福な若者たち
古市憲寿
講談社

¥1,800+税 講談社 2011/9/5発行
ISBN978-4-06-217065-9

まずタイトルに惹かれた。

絶望の国、日本。
希望のない国、未来を描けない国。
だけどそれなりに幸せになれちゃう国でもある。
小市民的に、小さな幸せを抱きしめて。

26歳の古市が、この社会をどう論じるのか。
読んでみれば、いかにも26歳らしい若い文章で、読みやすかった。
ていうか、下手な小説家よりも文章うまいかもね。

内容的にも、概ね共感できる。
もう一歩、環境問題の側面にも踏み入ってくれると私の好みなんだけど、まあ、それは個人的趣味の問題です。社会学としてはこんなもんかな。





> 成人の日は、新聞の社説が面白い。各新聞が勝手に様々な若者像を設定し、その「若者」に向けて思い思いの事を説くからだ。大人たちの描く「若者語り」がいかに自由奔放で気ままなものかは前章で見てきた通りだが、僕も一応成人側の人間なので、目くじらを立てないで毎年生温かく新聞の社説を拝読することにしている。(70頁)

「生温かく」(笑)。
これ、この先も時々出てくるフレーズ。好きだな、このスタンス(爆)。


> 戦後、多くの村は農産物や電力の供給源として引き続き経済戦争を戦う日本の「銃後」の役割を果たし続けた。その顕著な例が原子力発電所である。
> (開沼博『「福島」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』青土社 2011年)
> (135頁・脚注)

脚注まで気を抜けないぞ。興味深い記述がある。



第二章に、若者の「嫌消費」傾向についての検証が。
嫌消費といっても、自動車・家電・海外旅行離れってだけのことみたい。
そしておじさんたちは、自動車を買わないことをことさら重大視するんだよね。
自動車産業が日本を背負って立ってる、って思うんだろうな。
けど、ひとつの産業に依存するのって危険だよね。っていうか、いまがその危険な状態なワケだけど。
だいたい、クルマがなければ日常生活が営めない地方では、離れようもなく今でもクルマに乗ってるわけで、自動車離れが叫ばれてるのはつまり、なくても問題のなかった都市部のハナシ。なくても済むものを買わなくなるのは、環境の面からいったらけっこうなことですよ。……という、環境面からの言説は本書にはありませんけど。個人的にはこれ、重要。
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『500人の町で生まれた世界企業』 千葉望

2012年02月02日 | 読書日記
500人の町で生まれた世界企業 義肢装具メーカー「中村ブレイス」の仕事
千葉望
武田ランダムハウスジャパン

¥1,600+税 ランダムハウス講談社 2009/2/18発行
ISBN978-4-270-00468-5

最近ひょんなことで中村ブレイスの名を知って、興味がわいたので読んでみた。
口絵カラーページの、指、鼻、おっぱい、目、耳、等々の写真はインパクトあるー。

義肢装具の話題と同じくらいのページ数を石見銀山の世界遺産登録に費やしているような。切り離せない話題なのかもしれないけど、ん〜、なんかなあ。


> 「もしかすると初めのうちは、『そんなことをするよりも自分たちのボーナスを増やして欲しい』と思っていたかもしれませんけど(笑)」(178頁)

会社の利益をけっこう好きなことにばんばん費やしてるよな。
中村個人のものを買うわけではないにしても。
もしかしなくても、社員は思ってると思うぞ。
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