録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

PS5PRO高過ぎ! な話にあえて逆の意見を言う

2024-09-11 11:29:58 | 意味なしレビュー
噂に聞いていたSIEIの新ゲーム機PlayStation5PRO、ついに発表されましたね。


ただ、企業やマスコミはともかく一般ユーザーの話題は現在その価格に集中しているようですが・・・。なにせ119980円。ゲーム機の価格上昇もここまで来たか・・・って感じです。
日本ではPS5は転売屋の餌食にされたおかげで一般ユーザーの手になかなか渡らず、専用ゲームがあまり出回らない時期が長かったおかげで世代交代が進まず、未だに悪いイメージがぬぐい切れないと思うのです。もちろんそれはSIEIやPS5が悪いのではなく転売屋がすべて悪いのですが、おかげでPS5の機能を生かすようなゲームでも、そのかなりの割合でWindowsPC版が存在してそっちでも遊べてしまう状況になっています。そうでもしないと開発費が回収できないからですが、それゆえにWindowsPCでも同じくらいゲームは遊べるわけです。だったら此度の119980円のPS5PROも、この値段出すのならゲーミングPCを買ったほうが良くない? という意見もチラホラ。まぁ分かります。遊べるゲームの種類に差はさほどなく、価格は上がるけどそのほうが汎用性も高くてゲーム以外にも使えるし、どうせ買うならそっちだろうと。心としては、どちらかと言えばそちらに同意したいわたしですが、あえて頭だけ切り替えてPS5PROを擁護する意見を書いておきましょう。

まず、買うにせよ組むにせよ、約120000円の設定でPS5PROと同等のゲーム性能のPCを用意するのは無理です。どうしても価格は上になってしまいますが、その分他の用途でも使えるからお得、と考えるのが前述の意見。しかし、現在のPC環境を見ると、その汎用性の高さを捨てる傾向にあります。最新環境をそろえようとすると、一昔前と比べてマザーもケースもストレージは全然増設できなくなってますし、拡張スロットもありません。いまはかつてそれらが使われたスペースを巨大な冷却装置が塞いでしまうPCが主流です。なのでその高スペックも結局ゲームにしか使えません。どうせゲームにしか使えないんだったらそれなりの価格のゲーミングPCに近いスペックを119980円で買えるPS5PROの方がコストパフォーマンスはよくないか? って考え方も出来ると思うですよね。そこまでのスペックを求めない人なら無印PS5も選択できるわけですし。まぁPS5も先んじて値上げしましたけどね。

現在の日本の景気の悪さから考えてあまり売れないだろうなぁと思われますPS5PRO。ですが「ゲーミングPCより安い、置き場も邪魔にならない」という利点はありますので一定の需要は確実にあります。むしろゲーミングPCに客を取られてなるか、というSIEIの意地を感じます。いまやPSのライバルはSwitchじゃなくてPCなんでしょうね。ちなみにわたしはゲームにそこまでのスペックを求めてませんし、何よりPCでゲームを遊べば実質ハードに掛かる価格はゼロ!(笑)なのでPS5は無印にせよPROにせよ買うつもりはないです。Switchは買いましたが・・・。なんで英雄伝説空の軌跡のリメイクSwitchのみなのよ。もともとPCゲームだったじゃん。わたしの環境じゃPCの方が遊びやすいのよ。

閑話休題
PS5の価格が上がる、と発表があったとき、以前PS5をうちに買い取らせたお客さんがやってきて
「PS5の価格上がったから、前に売った相場より上がってるだろ。その分の差額くれ」
もちろん断りました。が、自分の言った無茶な部分は隠したうえで「儲けを客に還元しない不親切な店」というグチを何か所かでしゃべってたらしいです。噂になるほどじゃないようですが、イメージが悪化する。勘弁してもらいたいわ。
コメント (7)
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そこに"友"は居なかった・・・。「人類危機一髪 巨大怪鳥の爪 カラー版」

2024-06-08 10:37:20 | 特撮・モンスター映画
少し前から当ブログで昔書いたB級映画「キラークラウン」の記事へのアクセスが結構あります。なんでなんだろうと思ってましたら、この映画を原作としたゲームが発売されていたんですね。


Switchは無しでXbox Seriesがある点が如何にも非日本向けです。わたしはゲーマーではないので買うつもりはないですが、興味のある方お試しあれ。
「キラークラウン」は公開当時は全く人気がなく、すぐに上映終了になってしまったのにのちにカルト人気を得た作品です。それがついにここまで来ましたか。あちらでカルト化するとすごいなぁ。日本では過去に酷評された作品がカルト化して人気に・・・と言う展開は結局古い価値観を嘲笑う対象になるだけなのでここまでくることないですからね。

わたしはゲームより映画そのものを好みます。そうしたカルト路線を組んだと思われるDVDが発売されました。「人類危機一髪 巨大怪鳥の爪 カラー版」(以下「カラー版」と呼称)です。
 
以前発売された「人類危機一髪!巨大怪鳥の爪」(以下「旧版」)をカラーライズ化したもののようです。アマゾンのリンクだと"!"がついてますがパッケージの方にはついてないですね。いや、誰がこの作品をカラーライズ化しようと考えますか。「プラン9 フロム アウタースペース」みたいに他の映画に取り上げられて知名度を上げた作品とかならまだ理解できますが、本作は一部マニアに造形が知られるくらい、それも出来がいいとはとても言えない怪物の姿を嘲笑う意味で知っている人が少しいる程度の知名度しかありません。これをわざわざ・・・。ただ、わたしは知らなかったのですが本作の怪鳥が"ラ・カルカーニュ"(登場人物の一人だけ"カルカーニュ"と呼んでいる。語源は知らない)の名でMUGENという格闘ゲーム用エンジン用キャラとして開発されたことがあるらしいので、好きな人はきっと好きなんでしょう。どこの誰がカラー化してソフトにしようと思ったのか気になりますが、その意気を受けようじゃありませんか。なにより以前の旧版はVHSからダビングしたと思われるひどい画質でしたから大いに期待します。パッケージの絵も新作ですしね。本編登場の怪鳥と似てないのは気がかりですが。

・・・。あれ? 画面が4対3です。全体的に画面が滲んでます。着色が「プラン9 フロム アウタースペース」はもちろん「ウルトラQ」みたいに丁寧でないのは仕方ないのですが、何かデジタルに伴って発生したものとは思えないノイズだらけ。決定的なのは51分56秒に入っている露骨なアナログノイズ。これ、旧版にも全く同じノイズがあるんです。つまり、カラー版は旧版にただ色を塗っただけのシロモノでしかなかったのです。

ガッカリ。

気が抜けました。原題「THE GIANT CRAW」のもっと状態の良い素材は存在するんですよ。画角も4対3ではなく横長のものが。てっきりそれを使って作り直したものだとばかり思っていたのに。本作の発売、以前のRUNコーポレーションではなく、販売シービー株式会社・製作コロメディアとなってますが、ひょっとして名前変えた同じところ? RUNコーポレーション、たびたびトラブル起こしてたしなぁ。そう思ってみるとパッケージ裏の解説文も穴埋めがストーリーの説明が加えられたこと以外は全く同じ文章です。カラーライズと言っても多分AI使ってフルオートでやらせたんでしょう。パッケージもAI使って書かせたってところですかね、似てないし。
わたしは「THE GIANT CRAW」を海外製怪獣映画の中でも良作として高く評価してるんですよ。造形は良くないし緻密な特撮でもないですよ。ですがわたしの知る限り初の宇宙怪獣であり、ちゃんとSF作品しているんです。おそらく「空の大怪獣ラドン」をたたき台にして膨らませた描写は、日本の特撮作品で鳥のような飛行怪獣、それも一般的に良作扱いされる作品の多くが「THE GIANT CRAW」からアイディアをいただいたんじゃないかと思われるくらい時代を先どった映画となっています。だからこそ日本語字幕付きで見やすい形で少しでも画質のいいものが欲しかったんですが、またしても期待は裏切られました。てっきり"変態"と書いて"友"と呼びたくなるような人が企画開発したものと思っていたのですが、もっと安直に作ってしまったみたいです。一応の良心があったのか、旧版映像の最下部にあったスイッチングノイズは削られてましたし日本語字幕も作り直していましたが、褒められるのはそれだけ。

同社はこの後も「クロノス」「大怪獣出現」のカラー版DVDを出すそうですが、まぁ期待をしちゃいけないな。見ないで文句を言うのもアレだし注文もしてあるのでこのまま買いますが、やはりオリジナルはオリジナルのままで楽しむ方がいいのだとつくづく思いますね。
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Zen3APU発売開始! 一部で早くも売り切れ

2021-08-06 21:20:44 | Weblog
8月6日19時より、全俺が待ちに待ったAMDの新APUが発売解禁になりました。最大の変更点はCPUコアがZen3になったことでしょう。グラボがいまだ高くて高価格高性能の必要のない人にはお買い得な製品がないことや、単体CPUには存在しない8コアのTDP65Wモデルがあることなどから単なるAPU愛好家以外からも注目の集まりそうな製品です。また、前世代はバルク販売のみだったこともあってセット販売でないと売ってくれない店もありやや買いにくかったのですが、今回は8コアのRyzen7 5700Gと6コアのRyzen5 5600Gの二つはリテール販売ということもあってどの店でも単体購入できそうです。欠点としてはPCI-Expressが3.0までしか対応していないことがありますが、まぁベンチマークはともかく体感上の差は4.0とはないに等しいものでしょう。もう一つは昔のAPUのイメージと比べるとちょっと・・・いや、かなり高額なことですが、半導体自体の高さや品不足、それに期待される性能を考えると仕方ないところでしょうか。ちなみに先代のZen2APUからちょうど一年後の登場発売となりました。

さて、わたしは以前から今回のAPUこそZen3の本命と考えていたように今回も欲しいわけです。昔のAMDが売れてなくて安かったころなら宣伝を兼ねてわたし程度のブロガーでももらえたりしたAPUですが、もちろんすでにお声がかからなくなって久しく、特に提供とかの話もありません。まぁ高額ですしね。今回も購入と行きましょう。
19時を過ぎたところでとりあえずPCパーツショップのサイトへ。お店は、AMD関連ならやはりツクモさんです。見ると、おお、もう発売が開始されています。並んでいるのはRyzen7 5700GとRyzen5 5600G。使うだけなら6コアの5600Gで十分なんですが、性能の比較まで考えるとやはり8コアの5700Gが本命でしょう。もちろんセットのみなんてことはなく単体で買えます。ついでにHDDとかも買うことにして・・・。ああ、お客さんです。実はまだ仕事中だったのですが、すきを見て私用を行っていたのです、悪い奴だ。一通りの仕事をすませ、さて決算を・・・できない。
なんと一仕事している間にツクモ通販のRyzen7 5700Gは売り切れていたのでした(笑)。ああ、悪いことするから。一時間も持たないとは、やはり注目度は高めです。
しょうがないので他のショップを見ます。比較的老舗のドスパラさんは・・・おお、まだ売ってます。値段もツクモさんと変わりませんので、ここにしましょう、AmazonPayも対応してるからクレカの番号入れなくていいし。ただ、ここでトラブルが。わたしは住所の番地を漢数字で基本入れることにしているのでAmazonでもそう登録してあるのですが、ドスパラの住所は番地は数字でしか受け付けない仕様になっていてAmazonPayがそのまま使えません。しかもAmazon側で住所を番地数字で登録しなおすと、支払いのクレカ番号も再入力が必要に・・・うわぁ、面倒くせえ!!! なのでPayPal経由で支払うことに。PayPalなら住所を新登録してもクレカ番号を入れなおす必要はないですからね。昔Friio、最近はNintendoSwitchのゲーム購入に使っていたので利用はなれたものです。そういえばFriio4Kってどうなったんだか・・・。
バタバタしましたが、購入の受付はしてもらえました。マザーはいま3600を使っているマザーを流用する予定です。多分使えるでしょう。テストはまたわたしのやり方でじっくり時間をかけてやり、いつになるかはわかりませんがそのうち公開する予定です。
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レガシーなものを大量処分

2018-10-22 22:08:56 | Weblog
ふと思いついて部屋に残っていたものを大量処分する決意をしました。まぁ他のついでなんですが。

そのものとは、ケーブル! アナログ時代に大量に購入した映像系のケーブルです。
今は内蔵チューナーで直接録画するのがPCでも普通ですが、放送がアナログだったころは内蔵チューナーによる録画だとPC内部のノイズの影響を受けて画質が劣化するため、あえてビデオデッキと連動させ、その外部出力とPCのキャプチャーボードの外部入力をつないで入力からの録画を入れるのが当たり前のように行われていました。録画予約をビデオとPCの両方に入れなければならない点が少し面倒ではありましたがその一方で楽しいものであり、BSやCSもアナログ端子から外部入力録画するために一台のPCに複数のキャプチャーボードを入れるのも普通でした。わたしなど5枚入れたこともあります。最大の欠点としてはどうしても外部ビデオやチューナーとPCの間に距離ができるため、かなり長いケーブル端子が必要になることでした。しかもわたし、なぜか新しいキャプチャーボードやチューナーを入れるたびにケーブルを買い足す悪いクセがあり、その結果部屋の一部がケーブルで埋め尽くされることに(^^;) デジタル時代になって初期のころは当ブログのコンテンツにもあるようにむしろ外部入力の重要性は増していったくらいだったのですが、Friioの登場をキッカケに状況は一転、いまや放送受信用のRFケーブルしか録画には必要なくなっています。それでも、なんとなく捨てられずにいたのですが・・・。もう使えないんですよねぇ、S端子とかD端子とか規制で新型チューナーに搭載されることが禁止されてしまって。なので思い切って可能な限り全部処分することにしました。いやーケーブルって直接触れていた分むしろキャプチャーボード以上に想い出が残ってるんですよねぇ・・・。おかげで離れづらくて。ってわたしだけか、そんな人間。D端子などアナログだけでなくS/PDIFも長すぎるやつは処分することに。PV3/4を使っていた時はもちろんですが、わたし124/128のスカパー!録画するときもわざわざS/PDIF使ってたんですよ、一台でも多く外部入力可能なパターンを増やすために。いや懐かしい・・・。と言ってももう使わないケーブルのためにこれ以上生活に不便するわけにもいかないので処分を決意しました。ゴミ回収業者、ケーブルばかり山ほどゴミ袋(もちろん行政指定のやつ)に詰めてあってビックリしただろうなぁ。

その一方でRFやHDMIなどは一応残しておくことに。整理してたら、久々に出てきました、あの懐かしいGAME SWITCH! 当時は一応フルネームは避けてGSと省略形で書くことにしていましたが、もうその必要はないわな。GAME SWITCHで思い出したんですが、2Kにダウンコンバートできる4K8Kチューナーが出るらしいです、詳細は書きませんが。ひょっとしたらGAME SWITCH経由でなんとかなるんじゃ・・・なんて妄想してしまいました。まぁ仮にできるとしても2020年を過ぎるまで絶対4K8K放送は入れませんけどね。わたし録画規制が強化されることには絶対反対なので。

ただ、4Kのディスプレイをテレビ代わりに入れることにしました。店に入ったものですが、売るより自分で引き取って使っちゃおうかな、と。どうせわたしはテレビ番組をリアルタイムで見ません(特に地上波、あのイライラCM入れは許せない)ので、チューナーを内蔵したテレビである必要はないんですよね。録画したりエンコードした番組をPCで出力してキレイに表示してくれればそれでいいので。しょせん液晶なので画質はそれなりでしょうが、つなぐPCの操作はむしろやりやすくなるかな、と思ってます。
で、そのディスプレイを入れる代わりにわが部屋から出されることになったのが、あのHDブラウン管テレビであります。実はちょっと限界が近づいてきた気がしてまして。いや、購入して大分経ちますが、画質はまだ十分でヘタな液晶テレビより番組や映画を見るには上だと思います。わからない範囲で経年劣化してるんでしょうが、わからなきゃいいんです。限界が近づいている気がするのはテレビではなく、それが載っているテレビ台の方です(笑)。知らない人は知らないと思いますが、HDのブラウン管テレビってすごく重いんです。60Kgくらいあります。これは内部のブラウン管が重いため、安定して設置するために本体下部も重くしているからです。これを載せていたテレビ台が、気のせいか曲がってきたように見えてまして。まだしばらく持つでしょうが、限界を超えるのが一年後か二年後か・・・。テレビ台だけ買いなおすことも考えましたが、今のテレビ台は基本液晶テレビを置くことしか考えずに設計していますから果たしてHDブラウン管テレビの重量に耐えられるかどうか・・・。多分無理だと思うので、それならこの機会にHDブラウン管テレビを使うことをあきらめるか・・・。とこうなるました。で、その裏側を見るとケーブルが大量に出てきたので、思い切って他のケーブルも併せてみんな捨てることに・・・。とこうなったわけです。

そういう理由でテレビを変えようと思う人はわたしくらいでしょうが、まぁ仕方ありません。一人でテレビを運ぶのは絶対無理なので弟に頼み込んで手伝ってもらう予定ですが、腰や足を壊さないかかなり怖いです、ハイ。2020年まではディスプレイでしのいで、それを過ぎたら、ボチボチテレビも含めて新しいものを検討しようかな、と思います。でも、テレビのスマート化が必須とかになっていたらその時もディスプレイでいいものを探すだろうなぁ。
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Ryzen、本気で好評発売中

2017-03-04 22:49:32 | AMDブログ
ども、3月3日はNintendoの新型ゲーム機、Switchの発売日・・・という世間の常識を無視して、PCユーザーの間で熱かったのが、AMDの新CPU、Ryzenをめぐる動きでありました。Intelの高価なCPU、Roadwell-Eの不良在庫化を嫌って半分無視、というわたしのいい加減な予想に反して、商業サイトは一部執拗にIntel系最大の得意分野であるキャッシュとメモリ周りばかり重視したところもあったものの、大半はRyzenとKabylakeやBroadwell-Eと比較して遜色ないか上回っているベンチマーク結果を公表、また発売解禁が昼の12時などになることがおおいAMD系では珍しく秋葉原で深夜販売が決行されたようです。先々月のKabylakeの深夜販売が空回りに終わったために参加を見合わせたパーツショップもあったゆえに、深夜販売を行ったショップでは300人ともいわれる人が集まり、その過半数がただの見物だけでなくRyzenを買っていくという大盛況ぶりであったようです。また、2ちゃんねるのスレッドもRyzen関係が大乱立してちと混乱気味ではありますが、概ね好評のようです。
思えばそれ以前の情報は小出しであり、一部ソフトの結果しか公表されなかったこともあって、Broadwell-E以上、という話もほとんど右から左を流されていたのが大半のPCユーザーの反響であったようですが、発売直前になってGIGAZINEが海外の情報を使ってベンチマーク情報の掲載したあたりからなにかが噴出したようにRyzenに注目が集まり、出る情報のほとんどが従来CPU性能で高い能力を示すものばかり。そして販売後に出てくる購入者のレビューもそれを裏付けるものばかり・・・となっていったようです。なんだかんだ言ってGIGAZINEの影響力は大きいということを思い知らされました。なお、当然ながらわたしは地方在住ですから、まだ入手などしていません。もともとAMDに辛い扱いしかしていないパーツも扱う量販店はもちろん、パーツよりも完成品と中古しか扱わない某秋葉原の支店ではどちらも入荷などしてくれていないからです。特にマザーボードは品薄で、秋葉原のショップでは軒並み売り切れ、という話です。まぁどうせわたしは通販ですし、通販の在庫はどこもそこそこ確保してあるみたいで、少なくとも売り切れ、にはなっていないのですが。
わたしとしては、この数年の商業サイトのいい加減なレビューに嫌気を覚え、代わりに自分で正しいAMD系のエンコード性能を調べて公開するのを使命みたいに感じていたのですが、今回は時間がなかったせいもあって商業サイトもメモリ周り以外にAMD系の弱点を発見できずに普通に公開するしかなく、さらにはすでにいち早く購入した熱心なユーザーからエンコード性能の高さを示す情報が次々と公開されています。こうなると、もうわたしの出番もないですね。もちろん現在出ている情報がわたしは事前に調べたいと思っているRyzenの動画処理能力のすべてではないですが、そこはもう趣味の領域でしかないかな、と。まぁ予想通りMicroATXは日本にはあまり入ってきていないようですので、あせって買って、ウチのシステムやPCケースの入れ替えにあたふたするより、わたしの条件に近いマザーが出るまで待つとしましょう。そのころには6コアや4コア、あるいはAPUも出てくるかもしれません。現行のRyzenはどちらかと言えばBroadwell-E対抗で、コストパフォーマンスはいいようですが絶対価格としてはCPU単体で4~6万円とそれなりの価格ではありますので購入を見送り、Kabylakeと競合する4~6コアやAPUこそ購入の本命と考えている人も多いと思います。そしてクロックで言えば4コアや6コアの方が現在出ている8コアより高くなっても不思議ではありません。AMDはRichlandのころから熱を分散して効率よくクロックを上げる設計に熱心でしたし、もともとコアが少ない方がクロックを上げるには有利ですから。Intelの2コアCPUが4コアのものよりクロックが低いのは、ハイクラスを喰わないようにそうしているにすぎません。AMDがそんなケチなことを言わないのなら、分野によってはロークラスがハイクラスを超える性能を示す可能性もあるわけです。あわてて買う必要はないでしょう。

一方、歴史的に競合他社をどこよりも恐れ、対抗策を打ち出すことで性能をあげ、競争力をつけてきたのがIntelという会社です。売り切れ続出という品薄による購買意欲の上昇もあって、ユーザーの目がAMDに向いている状況を放っておくわけはありません。多分Skylake-Eや時期CPUの前倒し・強化などなにかしら手を打ってくるでしょう。ただ、AtomがARM系に事実上敗北宣言を出したあたりから、歯を食いしばってでも・・・という以前ほどの気迫も見られなくなっています。このままでは、ただIntelの市場を喰い荒らしにきたAMDのRyzenに振り回されるだけです。SkylakeからKabbylakeのようにほとんどGPU部分しか改良がなかった新型を出しても、残念ながらIntel支持ユーザーの大半はIntelのGPUを使いませんし、ましてGPUの性能も統合能力もAMDの方が一枚上ですから、本気で同じ土俵にたてば勝ち目は薄いかも・・・。だからこそIntelに望まれているのは「予想を覆す一手」ではなく、「予想通りの一手」であるかと思います。しばらくは挑戦者の位置に立つIntelにも注目してみましょう。
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ねこさん報告、最近のGSの転送能力

2012-09-21 01:08:56 | 意味なしレビュー
以前、BoncasLinkのインターネット越え実験データを提供してくれたねこさんが、最近のGS事情を報告してくださいました。最近は録画のチューナーで直接が主流ですし、HDMIキャプもGS不要機がいくつも出ているおかげで利用頻度が減っているGSですが、いまでも利用環境によってはもっとも頼もしい味方であるのは確かなようです。。

(ここから)


GS放浪記

HDMIといえば民生機以外はすべてHDCPが当たり前のようになってしまい、ちょっとした事でもできなくなりました。この解消に何かと便利なGameSwitchですが、最近また使用する機会が増えてきたので、最新の転送形式にどのくらい対応しているのか、実際に接続して確認してみました。


≪確認できていない事柄≫

1:バックチャンネル転送

2.D00202Nはまだテストしていない


≪確認できている事柄≫

0:HDCPを**せる

1:HDMI<->DVI変換コネクタを使用することによって、完全にHDMI端子として機能する。

2:24bit/48Kbps/7.1chまでの既存の音声形式はすべて透過する。

3:3D信号(1080/24pFramePacking)にも対応できる(自動ネゴシエーション可)。そのほか1080/24p、1080/60i、1080/60pなどのネゴシエーションも正常に行われる。

4:DeepColorの処理能力は1080/60pで12bitまでと言われていましたが、実際には、1080/24pFramePackingおよび1080/60pにおいて

 a.S201は8bit、D00201Nは10bitまで可能

 b.再生機とGSの間にスプリッター(Lancerkink 1*2)を接続するとD00201Nは16bitまで可能(注:3D信号は未対応)

 c.再生機とGSの間にスプリッター(Lancerkink HD-12V3)を接続するとD00201Nは12bitまで可能

 d.GSの入出力両側に(Lancerkink HD-12V3)を接続するとD00201Nは16bitまで可能

 e.スプリッターをGSとディスプレイの間に接続しても、ほぼ同じ結果になる。

補足:GSはAmazonに若干の在庫がある。 HD-12V3は3D信号に対応している。 ロットなどの個体差があるので、組み合わせによってはこの通りににならないこともある。


≪最強の組み合わせ≫

 [Player] --HDMI--> [HD-12V3] --HDMI--> [GS-D00202N] --HDMI--> [HD-12V3] --HDMI--> [Disp/Cap]


≪現在の録画再生環境≫

 [Disp/Cap] ←HDMI→ [Blackmagic UltraStudio 3D] ←Thunderbolt→ [MacBookPro] ←Thunderbolt→ [500MbpsSSDdrive]

 [Disp/Cap] ←HDMI→ [Blackmagic UltraStudio3D] ←3GSDI→ [3G-SDIrec]


3D映像も左右分離して無劣化で録画再生できます。もちろん合成再生も可能です。録画容量は40分で700GB程度必要になります。

(ここまで)
どうもありがとうございました。3Dの信号にも対応しているのですか。ねこさんのお使いになっている最近のロットが、初期のS201と比べて若干強化されているのが分かりますね。
ただ、来月以降はこれもいろいろと難しくなるのですけどね・・・。万が一に備え、入手しておくのなら、今月のうちかも知れません。
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必要なもの、欲しいもの、そしてそれが無くなる恐怖

2009-12-23 21:48:19 | PV3/PV4/PT1/PT2
GIGAZINEに、"PT2生産終了"という記事が載っていますが

大人気の4番組同時録画対応デジタル放送チューナー「PT2」が生産終了へ


なんのことはない、アースソフトサイト内事業者向け情報の最下部に"終息予定品につき、受注を終了しました。"という記載があるだけ。予定では4月の半ばまで作り続けるとあり、すぐに生産終了というわけではないので、まだ慌てる段階ではありません。アースソフト側も、当初の予定2万枚を越える4万6千枚ものPT2を製造したわけですから、ここらで一息というところでしょう。新製品はもうしばらく先になるでしょうが、今年のPT1が4月に生産終了、PT2製造8月からとなった流れを考えると、早くて8月に発表・9月製造開始くらいでしょうか。社長さんの発言から考えると、次はPT系よりPV系でしょうかねぇ。考えてみたら、PT1の終了からPT2の発表までたった3ヶ月半しかなかったんです。一方、その発表から現在まではすでに5ヶ月もたっています。なにか、PT2発表から現在までより、PT1終了からPT2発表までの方がずいぶん長かった気がします。それだけ、「いいもの、大事なもの」が無い期間というのは、空しく感じられるものなのですね。

PTの次よりPVの次の方が欲しいというのはわたしの我がままでして。実はスカパー!HDに録画の主流が移っていらい、外部入力への依存度がやたら高くなっているんですよ。はやり編集するには、外部入力から軽いコーデックでキャプチャーしてからするのが断然便利です。もちろんRD-X8に移してプレイリスト編集するのも手ですが、そのリストをDVDに移してからから自由化すると、どうしてもゴミが出ます。H264TS_Cutterを使ってPCで編集する手もありますが、これも正確さはもう一つ。それなら、外部入力で取り込んでからそっちで編集し、エンコードしてしまった方が早いわけです。画質は多少劣化しますが、余分な映像が残るよりましだったりすることもしばしば。特にCMや不要なアイキャッチが頻繁に入るチャンネルや、DVD-RAM一枚で入りきらないけどDVD-R DLを使うほどでもないもの、DVD-R DLでも入りきらない長い番組などは一度キャプチャーしてしまうのが一番確実です。ソニーのBD機は値段が高いので、買い換えるほどでも無いですし。

とやっているように、現状では新型が手に入らなくても手元に十分な機材があるので困りません。ですが、もしある日突然それがなくなったら・・・。実は先日起こったのです。いつものように、RD-X8のHDMIを経由してHDRECSで映像を取り込んでいたのです。すると、途中で突然停止。HDRECSの画面がノイズ交じりでボロボロのものになっていました。あわててPCを再起動させましたが、事態は改善せず。キャプチャーボードのHDRECSの故障かとも思いましたが、他の端子は問題なく映ります。原因はいったい・・・。HDMIのケーブルか、HDRECSのHDMI入力だけがおかしくなったのか、はたまたRD-X8の不具合か・・・。
原因は、RD-X8とHDRECSの間にあるアダプター、GameSwitchでした。すわ、GSがついに壊れてしまったのだろうか? 急にこれが恐ろしく感じられたのです。そりゃ念のため予備はあります。しかし、万が一今後予備も含めて全て壊れてしまい、二度とPCに取り込んで映像を楽しむことが出来なくなってしまったら・・・。それは想像しただけで恐ろしい世界でした。幸いにも今回は何かノイズでも混じったのか、電源コネクタを一度外してから再び挿しなおすことにより、元の状態に戻すことが出来ました。
しかし、今回の件で如何にわたしたちはまだ、マシな状態にあることを思い知らされました。考えてみて下さい。すべてのデジタル放送を自由な状態で保存できる機器が存在しなくなった世界を。そこで、まだあなたは録画やPC動画を好きでいられますか? 規制され、一切の自由な使い方が出来なくなった放送を、あなたは「無いよりマシ」と代替品として楽しみとすることが出来ますか? わたしは全く出来ないとしか思えなかったんです。むしろイライラが募るばかりでしょう。最後の手段を持っていることが、如何に心を広く持たせることが出来るか、気を楽にしてくれるかがつくづくわかりました。ある意味それなりに充実した機材を持っていることの安心感、代替品がまだまだ入手可能な環境の開放感。それらは、無くなることの恐怖の裏返しでした。もっと便利になるのならともかく、もっと不便に、なにより出来たことが出来なく世界。一度その世界を一生の趣味と決めた人間にとってそれは地獄です。
機械ものの趣味持ちがメーカーに期待するのは、基本的にはソレです。最低でも現状を維持できる製品。他に替えがなければ、みんな喜んで飛びつきます。そしてそれを超える製品が出たとき、初めてヒット商品となるのです。アースソフトの次の一手は、社長ご本人以外誰にもわかりませんが、PT1/2がある程度わたりきった今、次は別の一手でくるのではないでしょうか。もちろんなおもPT1/2の現状維持を求める人も多いと思いますが、それはどちらかというと、PT1/2が将来的に壊れることへの恐怖から、安心感を得るための予備としての需要が多いのではないでしょうか。
いずれにしても、この恐怖が存在する限り、録画が本当に好きな人間は、アースソフトのような小規模なメーカーの新製品や海外のちょっとあやしい製品を求め続け、しかも予備を欲しがるのですから、需要は二倍になります。この大不況の折に、小規模メーカーが儲かる穴をこれでもか、とばかりに開けて置いてくれているのですから、実はテレビや著作権管理団体の業界も優しい連中なのかも知れません(笑)。もちろん、エンフォースメントだとが日本版FCCだとか曖昧な表現の力でその市場が潰された時、それが本当の地獄の始まりです。
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検索から見る録画業界の注目項目

2009-12-16 21:29:05 | Weblog
ここ最近の天候の荒れでスカパー!HDの受信に失敗、録画スケジュールが大幅に狂ってしまい、途方にくれております。BSおよびe2の受信は今のところ問題はないのですけどね。受信能力の問題か、将又旧スカパー時代から長年使い続けているアンテナのせいで、受信能力が低いのか劣化しているのか・・・。この時期のことを考えると、スカパー!HDに頼るのはやはり危険と考えるべきでしょうか。


と、いう天候のせい以上にとある事情により、ほとんど外出することができない毎日を送っております。いわば半ヒキコモリ生活状態なのです、少なくともほぼ今年いっぱい。まぁわたしの商売は半ヒキコモリでもこなせるのですが、外にでないと世間の空気を感じることが出来なくなって、若干社会からの疎外感を感じてしまうのです。もちろんインターネットがあれば情報だけならいくらでも入手することは出来るのですけど、情報というものはそれを元に、世間の空気を感じることで初めてその真偽を感性で理解出来るものと解釈しています。情報だけではいくらあっても不足なのですよ。

ただ、そのネットの中でも、比較的世間の空気に近いものを見ることはできます。それは大手の掲示板サイトでしょうか? ニュースサイトでしょうか? わたしが思うに、もっとも世間の空気に近いインターネットの情報は、検索ワードだと思うのです。なぜなら、インターネットを使っていても大手掲示板サイトに書き込まない人や、ブログなどを経営して何かしらの情報を書き込まない人はたくさんいても、検索を行わない人はほとんどいないと思われるからです。検索ワードの動向と世論は、かなり近いと考えてもいいかと思います。となると、一番世論の動向を握っているのはGoogleでしょうか。
そこでウチなんですが、PCの録画やデジタル放送関係では割とまんべんなくやっているつもりです。で、解析サービスとかでウチが検索されるときの検索ワードを参照すると、現状のこの分野で何が注目を浴びているか、ある程度見えてくるんじゃないかと思うのです。本来こういう解析サービスの検索ワードを見るというのは、ブログ作りを人気ワードにあわせて行うことでアクセス数を増やすときなどに使うものらしいのですが、幸いすでにそこそこアクセスをいただいていますので、全体の傾向を物見遊山で見た方が面白いのでは、と思うのです。

で、現状だとこんな感じになります。このブログそのものを探すためのワード、明らかにダブるものは除くとして、この一週間のベスト20を

1.PT2
2.DTCP-IP
3.GV-D4VR
4.RD-X9
5.HUFury2
6.アースソフト
7.GAMESWITCH
8.pxvc1100
9.Cuda エンコード
10.wtv 変換
11.HD PVR
12.スカパーHD 録画
13.friio
14.WMC(WMC関係全般、という意味で)
15.BonCasLink
16.B-CAS 再発行 電話
17.キャプチャーボード
18.PV3
19.CP-262D
20.PV4 Windows7

多くが製品名で占められる中、2番目に検索の多い"DTCP-IP"は意外でした。正直動作は重く、「著作権保護が云々」のメッセージを連発してなかなか再生してくれないDTCP-IP技術。便利とはとても思えませんが、これ自体に興味があるのか、条件とかを探しているのかは分かりませんが、これまで普及していなかった分高い関心を持たれているのは間違いなさそうです。"フリーソフト"をあわせて検索されるケースも多く見られました。世間は意外に、テレビや著作権業界の利権構造である、コンテンツ権利の保護を受け入れているのかもしれません。B-CASの再発行とかって全く書いた覚えはないのですが、コメント欄とかから検索されているのかも。
あと、上位には入りませんでしたが、「スカパー!HD パナソニック」の検索がそこそこあったのが興味深いです。東芝やソニーだけでなく、パナソニックにスカパー!HD事業に参入して欲しいと考えている人は少なくないようですね。残念ながら現在のパナソニックは限りなく独占に近いCATV事業に録画機能付STBを投入することに全力を傾けており、スカパー!HDに参入してくるかどうかは疑問です。あったとしても当分後になるでしょう。

若干の偏りが出てしまうのは仕方がないにしても、実際の街とはまた一味違う空気がこういう検索ワードにでるのは、結構面白いものです。今年いっぱいは、これで我慢するしかないのは残念ですが。
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スカパー!HDを録画しよう! PCでの録画のまとめ

2009-06-08 19:33:21 | スカパー!HD
前々から、何度も延期され続けてきた"スカパー!HD"の録画問題。もちろんS端子を通したSD録画なら可能だが、それじゃダメだろ、HDをHDのまま録画させろ、という真っ先に契約したユーザーの期待をことごとく裏切り、先延ばしにし続けてきたスカパー。その期限としてきた2009年6月が、現在。
そして、今日、ついに・・・


また延期のお知らせが(涙)

「スカパー!HD録画」対応ソフトウェアダウンロード延期のお知らせ



現在スカパー!HDを契約しているような人は、いわゆるアーリー・アダプター層、早期適応者。ようするに、不完全なのを承知の上で誰よりも早く導入して活用することに躊躇わない連中である。だから、「いくら延期してもいいさ、どうせまだ本格的な開始だ、とは言っていないわけだから、その10月に間に合えばいいのだし。それを承知で金を払っている連中だから、どうせ我慢してくれるだろ」とでも思っているのだろうが、いい加減なめるな! と言いたい。先延ばしを繰り返すから、なかなかチャンネルも増えないし、HD専門チャンネルの中身を充実しない。結局早期適応者に大迷惑をかけていることを、スカパーはぜんぜん自覚していない。

ならば、せめてPCを使ってHD解像度で録画しよう、という動きがわたしらの間であっても、これは仕方のないことだろう。PCで録画といっても、現在予定されているHD録画は送られてくるデジタルデータをそのまま保存するTS録画と比べれば、データが大きくなったり画質が多少劣化したりすることは避けられない。が、それでもS端子かコンポジット端子でしか録画できないレコーダー環境よりはるかにマシであると思う。このPCでのダビング法はTS録画ができるようになった後も、録画した番組をダビングするためにPCでのキャプチャー録画ができると便利である。今までこの情報は小出しにしてきてあまりキッチリした形にしてこなかったが、スカパーの対応の甘さにちょっと苛立ったので、まとめてみましょ。なお、筆者が使用しているチューナーがスカパーブランドのHUMAX製なため、ソニー製は考慮に入っていません。

D録画の基本的な考え
基本的にチューナー側で番組ごとの録画予約を入れ、同じ時間の間、PCに搭載したキャプチャーボードも同時に録画するよう、二度予約を入れて録画するしか方法がないわけですが、それを行ってかつHDの解像度を維持するためには、チューナーのHDMI端子もしくはD端子からの出力をPCに取り込む必要があります。D端子の出力は、SD放送のものもD端子で録画したいのなら、解像度は自動に、そうでなくてSD番組はS端子で録画すれば十分なら、D3に固定しておくべきでしょう。なお、スカパーチューナーの予約は時間ピタリに始まり、余裕がないため、ひとつ前の番組から連続録画にしておいた方が録画の際にマージンが少しとれ、冒頭を削ったり信号の乱れを検出して録画に失敗したりする心配が少なくなります。

D端子を使った録画
D端子によりD3出力を受け付けるキャプチャーボードを使う必要があります。
・MonsterX-i
比較的入手しやすく、値段も安いものにMonsterX-iがあります旧Monster-Xと基本的に同じもので、パッケージ化したものがX-iです。付属ソフトではHUMAXチューナーから出力される規制信号を感知して録画をとめる傾向があります。回避は可能ですが。使ったことはないので、これ以上書くことはできませんが、こちらで紹介されているツールを使うのがよさそうです。
・PV3/PV4
D端子キャプチャーと言えば、コレ、という時代もあったほど一時代を築いたんがPV4です。PV3もほぼ同じですが、残念ながらメーカーでは製造終了となっています。そのため、新品を入手するのはほぼ不可能でしょうが、それでも便利ですので、運良く入手できたら活用しましょう。基本的にはコレとメーカーサイトから落とせるドライバとソフト、編集・エンコード用のAviUtl、予約録画用としては本体付属のものより便利なPLUMAGEがあれば十分です。
・解像度の対応が柔軟 ・ソフトエンコードの割りにCPUやHDDへの負担が少ない ・非可逆だが、軽くて再生にもエンコードにも向いた形式での圧縮方式 ・2系統の入力 ・S/PDIFでの音声入力 ・PCIバス用

・GV-D4VR
D端子で入力した映像を、ハードウェアエンコードでMPEG2に圧縮しながら保存できるボードです。そのままではチューナーの規制信号を感知し、epgという録画したPCで再生しかできない方式での録画になりますが、簡単な操作で回避できる状態にすることが可能です。こちらを参照してください。現在販売中であり、多くのPCパーツ取扱店や大型量販店で売っています。通販での取り寄せでも容易ですので、お勧めです。
・CPU/HDDともに負担の少ないハードエンコード方式 ・対応ツールの充実しているMPEG2(TS)での録画 ・赤白ピンケーブルでの音声取り込み ・1系統の入力のみ ・入手が容易 ・解像度は固定

なお、スカパーチューナーはD端子を1系統しか持っていませんので、テレビへの出力を同時に行うにはD端子の分配器を別に購入する必要があります。

HDMIを使った録画
D端子に比べてさらに解像感の高いHDMIから入力することも可能ですが、さまざまな理由があり、あまりお勧めできません。
理由その1.HUMAXのスカパーチューナーはHDMI出力の安定性が悪く、テレビならともかくPCのキャプチャーボードの場合、取り込みが全く安定せずに乱れてしまい、まともに録画することができません。GefenのEXT-HDMI-242のような、HDMIの分配器に搭載されたバッファを使い、それを通してからの取り込みならば、安定して録画を行うことはできますが、HDMIの分配器はD端子の分配器と比較して高価です。
理由その2.HUMAXチューナーはHDMIとD端子を同時に利用することができません。また、HDMIを利用した場合、SDのチャンネルであろうともS端子の出力が強制的に16:9になってしまいます。その際には左右に黒枠を追加されてしまい、横の解像度が低下したもおしかS端子で取り込めなくなってしまいます。
理由その3.HDMIで、規制信号を回避して直に取り込めるキャプチャーボードは存在せず、間にGameSwitch(以下GS)、あるいはJackAll(JA)というアダプタを経由させる必要があります。ですが、どちらも現在流通在庫が減っており、入手困難になりつつあります。幸いなのはだからといって値上がりなどしていない点ですが、必需品の入手が難しいものをあまりお勧めしたくはありません。また、二種類のアダプタのうちGSは音声にも含まれた規制信号を回避することができません。そのため、HDMIキャプチャーのうち、HDRECSは音声の規制信号に対応するため、録音することができなくなっています。JAなら音声の信号も回避できますが、JAの特性上色味が変わることがあり、特にアニメの録画を前提としている人にはお勧めできないものになっています。HDMIをIntensityで取り込めば問題ありませんが、完全なソフトエンコード方式のため、CPUやHDDに対する負担が大きなものになっています。

HDMIキャプチャーボード
・Intensity/IntensityPro
・ソフトエンコード方式のため、可逆圧縮での取り込みが可能 ・色味などの補正を行わない ・CPU/HDDへの負担が大きい。特にHDDはRAID0の導入を検討する必要あり ・解像度は固定 ・最近価格改定が行われ、安価になった ・PCI-Expressx1
キャプチャーソフトとしては、くすのきTVHDが定番です
・HDRECS
・CanopusHQという独自の方式だがハードエンコードのため、CPU/HDDへの負担が少ない ・非可逆だが、再生/エンコードに向いた圧縮方式 ・解像度を柔軟に選択可能 ・非常に高額 ・Intel製CPU+チップセット以外では避けたほうがいいかも ・若干色を補正する傾向あり ・PCI-Expressx1
メーカー製のソフトしか基本的に使えませんが、予約録画をはじめ、まずまず優秀なソフトが使えますので、問題はありません。

信号回避アダプタ
・GS
・複数の型番で販売されている ・一部のロットでは、ケーブルを「PC」側にセットすると、規制を回避できない ・色を補正しない ・音声の規制信号を回避できない
・JA
・リモコン付 ・入力の切り替えができる ・音声の入力に、S/PDIFを選択することも可能 ・一部ロットでは要改造、もしくは特殊な操作が必要 ・音声の規制信号も回避できる ・レコーダーやチューナーとの相性で色味が変わる傾向あり


お勧めは、入手が容易で、PS3などで再生できる形式で録画でき、PCIのために多くのデスクトップPCで利用できるGV-D4VRです。チューナーとPCの二重録画予約が必要など、e2と比べて使い勝手が劣る面は多いのですが、まともな録画に対応するその日まで、また対応した後もダビング用に、これらの機器を活用しようじゃありませんか。
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W241DGをビデオ再生用として使ってアップコンバートの性能を見る

2009-03-30 22:16:26 | 意味なしレビュー
先日より愛用モニタとなった格安IPSパネル搭載のW241DGには、HDMI接続端子がある。一応スピーカーも内蔵されているので、これを利用してレコーダーやプレイヤーをつなげることもできる。PC用モニタとしてはまずまずの性能だが、少々疲れやすさも併せ持つW241DG。DVD用のディスプレイとして使った場合はどの程度のものなのか、そこまで調べて初めてこのディスプレイのテストを行った、といえるだろう。

特に面倒なことはなく、レコーダーやプレイヤーとディスプレイをHDMI端子でつなぐだけ。これで特に問題なく画面が表示される・・・はずだったのだが、なぜかノイズまみれの上、ディスプレイのスピーカーから異音が発生した後、画面が消えてしまった。これはなぜかと調べたのだが、どうやらウチでHDMIの切り替え兼分配器として使っているGefenの2x2HDMIswitchとの相性が悪いせいらしい。これを介さずに直に繋ぐと問題なく映るのだが、これを経由する場合、レコやプレイヤーの電源をディスプレイより後に入れる必要があるのだ。なお、それで問題なく表示されたとしても、一度他の入力、例えば一度PCの様子を見て、つけっぱなしのレコに再び戻すと、またノイズが出て消えてしまう。その場合、レコやプレイヤーの電源を落として再度入れなおさないとダメなのだ。使い方が変則的なので仕方が無いが、これはちょっと残念。だが、普通に映す分には、単なるDVD再生モニタとして全く問題なし。予想された遅延も感じられなかった。RD-X8を繋げた時の24pモードの時に極わずか引っかかりを感じなくも無かったが、おおむね良好で、プレイヤーごとの個性もはっきりと分かるほどだった。もちろんスピーカーの音質は、期待するべきでは・・・と、言うより使うべきではないレベルだが、それによる画質の低下も感じられなかったのでテスト用としては良しとしよう。

使ってみたレコーダー/RD-X8
RD-X8にはXDEという画質補正機能がある。主にDVDを再生する時に使う機能で、RD-X8ではD端子でも利用可能だが、今までHDブラウン管で映していたときはあまり効果を感じられなかった。が、W241DGの使用時にはその効果がはっきりと分かる。機能を有効にした瞬間キリッと細部がしまり、ゾワゾワしたノイズがスッと消えるのが気持ちいい。W241DGとRD-X8の相性は良好だ。その分RD-X8が如何に化粧をした画作りになっているかが分かってしまうが。それでも、今回調べた中で一番良好。なお、DVDの再生に限り、HDMIと他の端子は同時使用できない。

使ってみたプレイヤー/PS3
ノイズリダクションの掛け方にもよるが、XDE有効時のRD-X8と比べると細部がざわざわする。むしろモスキートノイズリダクションなどは弱めにしたほうがいいくらいだった。W241DGで見た感想は、思ったよりクッキリ感が抑え目だったこと。むしろ背景などのボカシ部分をしっかりボケさせることで、元の映像を生かしたナチュラルな映像作りを心がけている感触だ。今回テスト視聴に使った「仮面ライダー THE NEXT」のDVD(最近視聴テストはこればっか)との相性問題もあるだろうが、メリハリの弱い映像に感じられた。

使ってみた再生ソフト/PowerDVD
もちろんHDMIではなく、DVI経由でPC上の再生ソフトで同じDVDを視聴してみた。これはついで。ちなみにPowerDVDはバッファローが「アップスケーリング機能でDVDをハイビジョン画質でくっきり再生」のキャッチで売っているDVDドライブに付属していたもの。
正直言って、シャープ利きすぎで、特に静止画に準拠するような部分は見るに耐えない。部分によってはありえない色が無駄に発生したりして、おそらく静止画で比較したら最低の画質である。W241DGではその傾向がさらに出ていた。ただし、TrueTheater Motionという動きを滑らかにする機能の効果は驚異的で、映像が全く別物と化してしまうほどツヤのある動きになる。どちらかと言うとビデオ映像のような感じだ。おそらく72p化しているのだろう。ある意味画作りのしすぎなのでそれに好き嫌いはあるだろうが、最近の映画ならこちらの方が臨場感のある映像になるといっていいかも。これで偽色が出なければ、と思わずにはいられない。TrueTheater HD切っても出るんだもんなぁ。

と、最終的にはプレイヤーの評価になってしまったが、この評価ができるようになったのもW241DGのおかげである。なんだかんだ言って、デカイ顔して我が部屋にでんと居座り、重宝されている存在なのだ。
コメント (4)
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