録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

待望のHDMI2.0対応ディスプレイ、acerから  ※待望の品ではなかったようです

2015-03-12 20:41:26 | HDMI
インターネットで情報に触れているともうテレビもPCも4K対応で当たり前、の感はありますが、実際に持っている人はまだまだ数えるほどではないかと思われます。4Kテレビは高額であること以上にほとんどが巨大サイズで部屋も家も選ぶ物であり、40型クラスの大型サイズなら個室でも入りますが、それでも大きすぎる。PCモニターの4K版はHDMIが1.4止まりで外部の4K対応映像機器がつなげない。そういう矛盾が多くて普及の"ふ"の字もどうか、というのが実態でありましょう。

そういう状況を打開してくれる存在としてPC用ディスプレイのHDMI2.0対応製品が望まれていたわけですが、ようやくacerから発売されることになりました。

エイサー、世界初のHDMI 2.0対応4K液晶を明日より発売

9万円前後の予想価格(実際には9万円半ばくらいでしょうか)ということでなんとか手の届く値段に加え、IPSパネルということで画質面は水準をクリアしていることが期待出来ます。4Kディスプレイを活かすべく超解像技術が使われているところがとてもいいです。従来映像もPCの再生補助と組み合わせて悪くない画質を実現してくれるのではないでしょうか。

た・だ・し・、です。問題はその目玉機能であるHDMI2.0。このHDMI2.0に繋ぐべき多くの映像出力機器は、一種のDRM規格であるHDCP2.2に対応していないとつなげても映らないのです。ただの規制ではありますがそういう規格がある以上、対応していなければ使えません。使えなければやくにたたないのです。が、少なくとも製品情報やプレスリリースには"HDCP"の四文字は見当たりません。初期の4Kテレビの一部にはHDMI2.0は使えてもHDCP2.2には対応していないものがあり、後日基盤交換による対処を行ったことを覚えている人もいるでしょう。HDMI2.0規格においてHDCP2.2は必須条件ではないため、このディスプレイのHDMI2.0に4Kチューナーやアップコンバート機能つきBDプレイヤーを繋いでも再生できるかどうか現時点では不明なのです。もしHDCP2.2がついていないのなら、つなげるのはGeForceの上位などPCグラボの一部くらいしかありません。そういう接続が目的ならHDMIではなくDisplayPortでも問題無いのです。パネルが非光沢で映像向きに作っていなさそうなのも少し気になりますしね。

明日から発売ということですから、そこら辺は気をつけて情報が入ってから買うかどうか見極める必要があるでしょう。とはいえ、最悪HDMI1.4の映像を出すことはもちろん出来るでしょうし、デュアルリンクDVI-Dも対応しています。4Kディスプレイが欲しいのなら最有力候補になるのは間違いないでしょう。そろそろ中型の2.5Kディスプレイの登場(望んでいる人は少なくないはず)は諦めて少し大きめの4Kディスプレイを現状の2Kディスプレイに置き換える選択肢にすべき時なのかも知れません。


追記:
帰ってきた"なんだかなぁ"さんがacerに問い合わせてくださったところ、肝心のHDCP2.2に関しては非対応だそうです。つまり、HDMI2.0とは言っても4KチューナーなどAV機器は60Hzで表示できないため、4K対応テレビの代用品として使うのは不可能です。結局つながりそうなのはGeForceの上位機くらいなので、DisplayPort1.2では不具合が出る時の代用品とか複数の機器を接続するときくらいしか使い道はないようです。残念至極。
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SK-MHD264のGS不要書き換えを試す

2012-03-14 21:29:17 | HDMI
東京から戻って参りました~。やり忘れたことはいろいろありますが、気にしないでビシビシいきましょう。

まずは、2ちゃんねるDTV版のSK-MHD264スレッドに書かれていた件から行きましょう。
発売されてからだいぶたつSK-MHD264ですが、この2月に新版ソフトが公開されるなど、まだ発売元のSKnetは動いてくれています。ただ、思惑はいろいろあるのでしょうがもう一つ役に立つバージョンアップでないのが残念。今回のものも「録画ファイルフォーマットにTSを追加」とありますが、本当にTSという拡張子で保存されるくらいで、TSを読み込むソフトからはうまく認識されてくれません。まぁ使わなくてもいいわけですが、それ以上にいままでGS不要の書き換え法が通用すなくなったことの方がはるかに痛い変更だったわけです。そのため、バージョンアップの必要は全くなかったのですが、SK-MHD264の解析の鉄人、crjさんが2ちゃんねるでVer1.12.0210.0でのGS不要書き換え法を公開してくださいました。早速こなたでも試したところ、無事GSなしでのキャプチャーすることができるようになりました。どうもありがとうございます。このSK-MHD264、絶対欠かせない品というほどではありませんが、ここぞというときあるととっても便利ですので、使えるようになるのはとってもうれしいのです。


・MonsterHD264.exeのプロパティを確認し、読み込み専用のチェックが入っていたら外す
・MonsterHD264.exeを適当なフォルダにバックアップをとっておく
・適当なバイナリエディタソフト(今回使ったのはStiring)を右クリック「管理者として実行」で実行
・MonsterHD264.exeを読み込ませる
・アドレス00009F5E 75 0B -> 90 90
・アドレス000187DB 84 D2 -> 33 C9  と書き換える
・上書き保存、再起動

なにか前より要書き換え部分は少なくなり、簡単になったようです。もちろん解析は知識のある人でなければ不可能ですので、本当にありがたい情報公開です。
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SK-MHD264がようやく完成の域か? の最新バージョンとGS不要録画の試し

2011-06-23 15:50:08 | HDMI
この数日急速に暑くなりましたが、みなさま体調は大丈夫でしょうか。わたしはこういう時期は比較的体調を崩しやすい方なのですが、今回は特に病気することなく過ごしております。ただ、暑さはやっぱり参りますので、いろいろやる気は出なくなっていますけどね。

こんな時は刺激が欲しいものです。数日前にSKnetが先月に引き続き、SK-MHD264用ソフトの最新版を公開はしていたのですが、前回が10ヶ月ぶりの正式版バージョンアップにも関わらずバグだらけの使い物にならないものですぐに元に戻してしまったせいもあり、もうひとつ検証する気になっていなかったのですが、2ちゃんねる見ていたらMHD26T4スレッドで最新版の解析が終わり、HDCP無視でキャプチャー出来る方法が見つかったと書いて有るではありませんか。これは試さずにはいられません。

最初にその方法を転載しておきましょう。バイナリィ・エディタでMonsterHD264.exeというファイルを

00009696 75 0B -> 90 90
00016BCA 8A 8A AC 01 00 00 -> 33 C9 90 90 90 90

と書き換えるだけです。同様の公開は以前にもありましたが、バージョンによってこの書き換え位置は変わるため、うまく確認出来ませんでした。この書き換えもVer1.11.0617.0、HD264_110620.zipだけに通用するものと思った方がいいです。

さて、まず上記の結果ですが、見事HDMIのコピープロテクションを感知しませんでした。大成功です。解析して公表していただいた方、本当にありがとうございます。おかげでGSを一台予備に回すことが出来るようになりました。

さて、ここからは今回のバージョンに関してのレビューにします。一応、オリジナルファイルと改造ファイルの両方で試しましたが、環境によって同じ結果が出ないこともあります。ご了承ください。

環境
OS:WindowsVista Home Premium 32
CPU:PhenomIIx6 1055T
MEM:DDR3-1333 12GB(SSD革命用に8.5GB)
MOM:ASROCK 880G Extreme3(AMD 880G)

再生:PS3+適当なBDソフト

今回のバージョンアップのポイントは公式には
・解像度720p、480pにおいて録画フレームレート最大60fpsまで対応
となっていますが、実際には旧バージョンにあった1080p時のバグの修正と思われます。前バージョンの、1/4も画像がズレてしまう点が修正されました。なにより、1080/24p時の画面左端のラインがついに消えています。これは買ったときからわたしが待望していた修正で、ようやく24pが使い物になるようになりました。これはGS不要解析と同じくらい嬉しいことです。
ただし、PS3特有の現象か、1080pモードで利用していると、通常UIとBD再生画面へ切り替えが行われるとき、必ずソフトが異常終了します。もちろんすぐに再起動すればいいのですが、気にはなります。一番問題なのは、MHD264利用中にPS3の1080pモードを24p利用可能かどうか切り替えると、無限にエラーが出続けて止まらなくなる現象が起きたことです。こうなると、タスクマネージャーを起動して強制終了させるか、リセットするしかありません。気をつければいいのですが、この点は要修正と言えます。もちろんオリジナル・改造ともに同じ現象が起こっています。

ソフトの1080pへの対応がやや心配とは言え、映像面ではようやく満足のいくものにこの製品はしあがったと言えます。もちろん1080/60pを30pでキャプチャーできる特性も変わり有りません。あまりこの製品を活用していなかった人も、もう一度使ってみて見直してはいかがでしょうか。

さて、明日は「クレヨンしんちゃん」で地デジ移行の話をやるとか。ベタな中身は予想できますが、将来に備えて永久保存対象にしておく価値はあるように思います。予約予約・・・。
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SK-MHD264久々の更新&アイオーが考え直してBRD-U8DMをスカパー!HD対応にしてくれたのこと

2011-05-18 23:01:59 | HDMI
・PCパーツはさも当然のようにドライバやアプリのバージョンアップが行われるものですが、その反面ある程度バージョンがすすむと、新OSへの対応などを除いてアップデートは止まってしまい、未完成でもあまり顧みられないのもまたいつものパターン。そんな中、珍しくも、やたら間が開きながらも小刻みなバージョンアップを繰り返し続けている希有な存在が、SKnetのHDMIキャプチャーユニット、SK-MHD264です。逆を言えば、いつまでたっても決定版というべきバージョンが無いともいえますが。

そんなSK-MHD264がまたしてもバージョンアップしたようです。前回が2011/01/12のアップですから4ヶ月ぶりですが、このときのバージョンはベータ版扱いだったため、正式版となると2010/07/10以来10ヶ月ぶりの更新ということになります。発売は2010年の4月でしたから、さすがに初期ほどこまめなバージョンアップではありませんが、それでもまだ開発しているのですから驚愕に値します。

さて、今回のバージョンアップはいくつか改良点があるようですが、パッと見た感じ目玉なのは「スクリーンショット機能」でしょうか。録画フォルダにBMPファイルのスクリーンショットを作る機能で、人によっては便利な機能になるでしょう。さて、わたしもやってみましょうか・・・。

"このコマンドを実行するのに十分な記憶領域がありません。"

何回やってもこのウィンドゥが出てきて、全く保存が出来ません。「録画データと同じ指定されたフォルダに格納。または毎回保存フォルダ指定。」ですから、容量がないとは思えませんが・・・。
これは、わたしが保存フォルダをHDDのルート直接、つまり"F:\"のようにしたのが原因でした。"F:\保存"などにすればOKです。こらはちょっと単純なバグでしょう。

もっと問題なのは、1080/24pの映像を映すと、画面左側1/4ほど黒い空欄になってしまい、その分右に寄って切れてしまうことです。これは今までは無かった状態なのですが・・・。あと、24pもう一つの欠点である左端の緑ラインは相変わらず残っています。これは消す気はないのでしょうか?
一応、右に寄った画面を元に戻す方法はあります。寄ってしまったら、パネルの「詳細設定」をクリックし、出た画面の右下にある「初期設定」をクリックすれば元に戻ります。ただ、再び設定を変更したりするとたちまちまた右によってしまいますから、そこで「キャンセル」をクリックします。画面のセンタリング以外は「詳細設定」をクリックする前に戻りますから、あらかじめカスタムしておけばいいわけです。
あと、妙な改良点? として、1080p/60pが普通に映ります。ただし、録画は30pでしか出来ませんが。ただ、それでもHDMVC4UCのように1080p/30p対応を謳っても多くのBDプレイヤーが60p出力してしまう傾向から映らない・録画も出来ないのが普通だったことから考えると、素晴らしいことだと思います。たまに前と同じように上下に二つ同じ画面が出る、失敗モードになることもありますが、一日しか使っていないので条件が分かりません。普通はちゃんと映りますし録画出来ますので、気にしない方が良さそうです。こちらだと24pの時のような緑ラインが出ませんし、左にずれることもありませんので、こっちを利用した方が便利かも・・・。と思い、フィルム系のBDソフトを60pで出力してSK-MHD264を24fpsにしてみたりもしたのですが、やはり動きがなめらかじゃないですね。分かってはいましたが、少し残念。

と、いうわけで、なんかベータ版みたいにバグも多いですが、最後の書かれていない改良点は、わたしとしては少しうれしいポイントでした。


・以前、アイオーに問い合わせて「スカパー!HDは対応してません」と言われてしまった「BRD-U8DM」ですが、な、なんとアップデートで対応すると言うことです!

http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110518_446637.html

ここに「スカパー! HDコンテンツのネットワークダビングは、5月24日に対応予定」って書いてあるじゃないですか。前に書いた情報が嘘情報になってしまいましたが、もしあの時のわたしの問い合わせが「やっぱりスカパー!HDも使えるようにしよう」と改良を考えるキッカケの一つになっていてくれたのなら、その甲斐はありましたね。これは買いです!
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HDMVC4UCの映らない部分

2011-04-25 23:17:46 | HDMI
64ビットOSに対応してくれたおかげで、HDRECSがとても快適です。速度面はともかく安定面となると、64ビットOSを使い慣れると同じWindows7でも32ビットOSは不安定で使いにくく思えてしまいますしね。最近はあまりHDMIキャプチャーで録画番組を取り込むのは流行らないようですが、わたしはまだまだ手放せません。外部入力から取り込むのが好きなんですよ。録画フォーマットがCanopus HQとなるために可逆圧縮でない点と1080pに対応していない点が強いていいうなら弱点と言えますが、画質面では事実上問題ないと思っています。

ただ、それでもやっぱり1080pが欲しい・・・というときのために別途購入したのがサンコーのHDMVC4UC。予定していた30fpsは利用機会がありませんでしたが、24pが使えればまぁいいか。HDMI入力が複数あるのと、ソフトエンコードのために可逆圧縮で録画出来るのがポイントですね。
ただ、欠点もありまして。C1EをBIOSで切らないとノイズが出るのが最大の難点ですが、これってHARROCのころから安めのHDキャプチャーにある話ですけど、なんとかならないのでしょうか? それ以外にも最近のHDMIキャプチャーに共通するようなのですが、左右がわずかに取り込めない・・・塗りつぶされたようになってしまうようなのです。今まで使っていた分には大して気にならなかったのですが、せっかくなのでHDMVC4UCではどの程度そうなっているのか調べてみましょう。RD-X8で録画した1920x1080なBS放送の番組を、スプリッターを使ってHDMVC4UC(アマレコ+可逆)とHDRECS+GSで同時に録画、それをPT2で録画した同じ番組のTSファイルと、それぞれ同一の比較的わかりやすいフレームから切り出した左上と右下隅の一部分を比較し(全部貼ると文句が出るかも知れないので)、映らない程度を調べましょう。

まず基本となるTSの左上


続いてHDMVC4UC


最後にHDRECS


予想通り、HDMVC4UCは少し左に黒い部分があります。比べてみると、TSファイルの左を10ライン塗りつぶせばHDMVC4UCと同じだけの映像が残ることになりますが、黒いラインは少し太くなります。


次は右下、まずTS



HDMVC4UC


HDRECS


やはりHDMVC4UCは右も黒いです。TSの右側を4ライン塗れば同じ画角にはなるものの、今度は右ラインが細くなります。どうも、HDMVC4UCは表示されない部分が左右にあるだけでなく、わずかですが右に寄っているようです。その原因が出力レコーダーにはないことは、HDRECSはTSと全く同じ画角になることで証明されています。
うーん、やはり完璧とはいかないようですね。ただ、ブラウン管のオーバースキャンと比べればたいしたことのない領域でしかありませんし、クリッピングしなければどうということはないですね。HDRECSは同様の非表示領域が全くないのでHDMVC4UCの欠陥のようにも見えますが、ほかのHDMIキャプチャも大差ないと言う話も聞いていますので、古いとは言えHDRECSが高いだけの価値があるということなのかも知れません。
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Intelからマザボ届き、グラスバレーからドライバ出る

2011-04-12 20:47:31 | HDMI
先週、ようやく開始されたインテル純正のP67/H67マザーボードの回収&交換にいち早く(多分)荷物を送ったわたし。そして、その交換マザーが本日の朝8時半に届きました。開店前の微妙な時間帯に届けさせるな! と少々言いたくなる時間帯。そりゃ早いにこしたことはないですけど、どうせ組み立ては夜なので同じ日の中で早いのは意味がないのに。

まぁそれはいいです。その届いた荷物ですが、異常にデカイダンボール箱に入って届いたのです。ミニタワー型ケースが普通に入りそうなくらい。マザーボード一枚送るのに大げさじゃね? ・・・ひょっとして、伝説の「お詫びのオマケ」入りかも・・・。なんか妙な期待に胸を膨らませます。もっとも持った瞬間スカスカと分かるほど軽かったんですけど。そして、その中身は、残念ながらほとんどクッション材ばかり。なぜ大きい箱に入っていたのかと言えば、インテルに送るのに使った元々製品が入っていた化粧箱がそっくりそのまま入っていたからなんです、おりたたみすらせず。元の箱だけに、なるべくそのまま送り返そうという心遣いはうれしいのですが、それにしても大げさな。ちなみにその箱にマザボは入っておらず、一番底にもう一箱入っていた茶色いダンボール箱にマザボは入っていたのでした。

そして、その中身は・・・。前と見た目ほとんど回らないH67マザーでした。一緒に添えられていたのは、納品書とCPUグリスだけ。グリスは注射器のような容器に入っているちょっといいものでしたが、それだけ。ドライバなんかは元々入っていたDVD-ROMを仕えと言うことのようです。うーん、i820の時のメモリのようなオマケはグリスだけ、残念。これが当たり前と言えば当たり前なのですが、マザボメーカーで一番遅い対応だっただけに、もう一つなにか欲しかったですね。

で、そのマザーですが、まだセットアップしてません。いろいろ入れ替える必要が出てきたからです。なぜかって言うと、突如グラスバレー(旧トムカノ)がなんの前触れもなくHDRECS用64ビットドライバを公開したからですよ!

http://pro.grassvalley.jp/download/hdrecs.htm

Windows7だけでなく、Vistaでも64ビット対応ですか・・・もっと早く出してくれれば(涙)。このインテルマザーを載せるPCは、HDRECSを使うためにわざわざ32ビットのWindows7をつかっていたんですが、64ビットドライバが出たおかげで不安定な32ビットOSを使う必要がなくなりました。なので、他のPC周辺を含めて総合的に環境を見直し中。ついでに起動HDDを余っていたちょっと前のSSDに変えようとかいろいろ考えてますんで、全部環境作りが終わるには数日かかりそうです、ハイ。
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1080/30p対応、HDMVC4UCの切れ味

2011-04-08 08:49:59 | HDMI

しばらく前にこんな製品が発表になりまして

サンコー、直販12,800円のHDMIキャプチャカード
-4ポートの入力を装備。1080/30p記録に対応


おお、1080/30p! と言えば、MonsterX3が当初搭載する、と言っていたのに結局製品版では採用を取りやめた解像度&フレームレート。こ、これは欲しい・・・と、即注文してしまいました。ああ、この手の製品には相変わらず財布のひもが緩いわたしであることよ。ただし、注文してから届くまで大分かかり、やっと届いたのが6日でした。地震の影響か、通販業界全体で荷物が届くのが遅くなっている気がします。

HDMI ビデオキャプチャーカード:HDMVC4UC
サンコー
サンコー


HDMIの入力端子が4つもあるなど注目すべきところは多いですが、わたしらとして使える品なのかが気になるところ、まず入力用として、最近A50ばかり使ってすっかり再生機として使わなくなったPS3に久々に電源を入れて使ってみることにしました。
なお、PCの環境は以下の通り。

PhenomIIx6 1090T(クロックは定格ですが、安定動作ギリギリまで電圧を落としています)
MA78GPM-DS2H(AM2+)
オンボードGPU
DDR2-800 2GBx4(8GB)
起動はSEAGATEのHDD
Windows7 ultimate64ビット版

64ビット対応を謳うのなら、4GBオーバーの環境でも安定動作してくれないと困りますから。
まず、HDMIで両者を直結させて使ってみます。解像度設定としてはブラウン管テレビにHDFury3で繋いでいたものが残っているので、1080iで出力するようにしてあるものです。すると、付属ソフトとアマレコTVであっさりと映りました。まぁここまでは予想通り。問題はGS必須かそうでないか、というところでBDの市販ソフトを再生してみると、これも映ります。さらに試しにそのまま付属ソフトで録画を敢行するとやっぱり映りますし、できあがったMPEG2(付属ソフトはMPEG2かH.264でしか録画できません)を再生すると、これもバッチリ映ります。このHDMVC4UC、間に挟むアダプタは不要でした。今時珍しくありませんが、HDMI4ポート持ちかつGS不要は嬉しい仕様です。

さて、そこまでならば他のHDMIでも出来ること。今度は肝心の1080pを試してみましょう。BDの1080p時の出力は60pに合わせ、ディスプレイ設定で1080pを有効にしましょう。普段はカスタムで1080pを切っているので、今度は逆に1080pをカスタムで有効にすると・・・画面が出ません。おかしい?とおもって自動にすると、「1080p」という設定でちゃんと映ります。なんだ、ちゃんと出るじゃないか、と再びBDを挿入して60fps出力でキャプチャ、画面も映るしちゃんとキャプチャも出来る、問題なし・・・と思いきや、録画した映像はインターレースと出てしまいます。レレレ? 
じゃぁ、出力を24にして再びBDを再生、キャプチャを敢行すると、今度もちゃんと出ますしキャプチャも出来ます。そして、録画されたファイルもプログレッシブで24fpsとなっていました。あらら、24ならOKですか。どうやら先の自動設定では「このHDMIの出力先は24pまで」と認識されてしまったようです。
ひょっとして、やはり30pで60pの映像を録画や表示させることは無理なのでしょうか?BDの規格は厳密に言えば24pか30pとなってはいるのですが、ほとんどの再生機は60p出力を行うのでなんとか30pで代用できないか、と思ってのですが。ただ、手元にあるBDソフトは数が少なく、映画の24pで再生するソフトばかりなのでそもそも60p出力が出来なかった可能性もあります。なので、出力をRD-X8に変えてみました。BDではなくDVDまでしかサポートしていないHDレコーダーですが、D5出力には対応しており、24pもしくは60pを選ぶ事が出来る点で出力だけならBDレコ並と言えますから、だまぁ代用品として。
まず、24pに設定してみると受信中の放送がD5にしてもちゃんと映ります。キャプチャすれば24fpsのファイルがちゃんと出来ました。じゃぁ、60pにすると・・・
あ、映らない。やっぱりダメでしたか。残念ながらこのキャプチャーボードで1080/60pを映すのは無理のようです。意味がないからMonsterX3は30pの採用を見送ったのでしょうか。付属してきた紙マニュアル日本語版には「リアルタイムキャプチャ 1080p@60FPS対応」とありますし、30pに落としたキャプチャを期待していたのですが。

ただ、1080pが全く映らないという報告もありますので、30pだからダメというのではない可能性も残っていますが。

【人柱レビュー】HDMIキャプチャー「HDMVC4UC」にチェックミスがあった模様。

そのせいか、公式サイトでも「1080i/60fps」を謳い、1080/30pの扱いは小さくなっています。
しかし、公式サイトにもマニュアルにも書かれていませんでしたが、少なくとも手元にあるモノでは1080/24pは付属でもアマレコTVでもキャプチャ出来ましたし、実用性ではそれほど問題ないかも知れません。
また、DDR2-800ということであまり参考にならないかも知れませんが、64ビットOS+8GBメモリで全く問題なく映っています。付属ソフトでの手抜きテストですが、2時間の連続録画に耐えました。ただ、キャプチャ画面を見ていると時間が経過すればするほど画面と音声のズレが大きくなって言っており、心配しましたが録画ファイルは少なくとも付属ソフトでは問題ありませんでした。肝心のアマレコTVではどうなるか分かりませんが、それは今回のテスト用ではなく、搭載させる予定のミニタワーのPCでHDDがタップリ使える環境で試すことにしましょう。全部のドットがちゃんと撮れているか、なんてのもまだ調べてないですしね。

昨今はもっと安いHDMIキャプチャもありますが、HDMI4ポート、GS不要、1080/24pのキャプチャ可(公式には未承認)、64ビット8GB録画実績有りとこれだけそろっているものはなかなかありません。そこまで考えれば、十分購入検討価値のある製品だと思われます。
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トムソン・カノープスの「STORM MOBILE」に期待

2011-02-23 21:22:41 | HDMI
一応ほかのHDMIキャプチャーも持っているんですが、ウチで一番働いているHDMIキャプチャーはトムソン・カノープスのHDRECS。これを引き続き使うために購入したWindows7の2つめはわざわざ32bit版にしたほどなんですが、どうもH67のPCI-Expressはx43のそれほどHDRECSとの相性は良くないらしく、安定度がもう一つ。と、言うのは前にも書きましたが、一応Windows7の電源プランを「高パフォーマンス」にすることでだいぶ良くなりました。PCI-Expressとの相性以前に、たとえ電源プラン「バランス」でもPCの賞電源処理がHDRECSのキャプチャーを妨げるものであったようです。HDDの電源は常時オンにしてあったのですが、それでは足りなかったようです。もちろん高パフォーマンス設定にしてもHDDの電源の自動オフは0分にしなければいけないようです。
これで一応一息ついたのですが、それでもx43環境には及びません。それに、現在の環境ではHDRECSでは画面を表示させると同時に音を出すことが出来ないのです。最近のPCサウンド環境は、内部のアナログケーブル~昔は主にCDの音声をCD-ROMからPCのスピーカーに出力するために必要だったアレ~を持たないものが多いようなのです。もちろん通常のユーザーはとっくの昔に必要なくなって、多分誰もCDの再生のためには使っていないはずです。ところが、HDRECSはアレを介してしかキャプチャー(あるいは視聴)中に音を出すことは出来ないレトロな構造を持っているのです。もちろん接続しなくても録音はちゃんとしてくれるのですが、多少不便です。なので、現在使っているDH67CLの内蔵サウンドではHDRECSのキャプチャー画面では音を出すことが出来ないままでいます。今までは、それこそ10年近くも愛用し続けてきたONKYOのSE-120PCIというサウンドボード(パッケージの表記に従えばオーディオボード)があまりに優秀でこれを使えば良かったのですが、Windows7だと動かし用がないみたいなんです、残念ながら。ですが、これに負けない音質のサウンドボードはもうたくさんあるでしょうが、その上でCD-IN端子付きのサウンドボードなんで今更無いでしょうし、そのためだけに買うのもどうかと。このまま使うか、ソフトタイプのHDMIキャプをメインにするか・・・。あるいは実質的後継機のHDSTORMに買い換えるか。ただ、すでにHDSTORMも在庫限りとなっています。代わりにどうやらその後継が出るようなのです。

ノートPCにも対応した
HD対応ビデオ編集システム「STORM MOBILE」を発表

Mobileとはなっていますが、デスクトップ向けも発売されるようです。S端子は消えていますが、HDMIのinはありますし、出力機能も備えています。それでいて、値段はHDRECSの現在の販売価格より少し高く、発売当時と同程度。これでHDRECSと同じ画質と軽さ(キャプチャーソフトとコーデックの両方が)でキャプチャーでき、64ビットOSでも利用でき、ついでにCD-IN端子がなくても音が出れば、有力候補になるのですが・・・。詳細はまだ先のようですが、少し期待しましょう。願わくばHDRECSと同様の、キャプチャー専用の軽いソフトの添付希望!


・Windows7のSP1がもうダウンロード出来るようになっていますね。入れようかとも思うんですが、今までのアップデートの集合体のような感じらしくてVistaのように機能アップや修正があるわけではないようなので、作業を中断してまであせって入れる必要はないでしょうと、まだ入れていません。XBOX360用のKinectをPCで利用できるSDKを公開とか、ここ最近マイクロソフトの動きが大きくなってます。Androidのタブレット向け3.0が出ることへの警戒感もあるのでしょうか。ユーザーの間ではまだまだ不確定要素の強いAndroidより、一台で完結出来るWindowsモデルのタブレットPCが欲しいという需要は強いと思うのですが、ONKYOとか一部しか手に入らないし、CPUがAtomで性能がイマイチだし。
AtomはGPUを統合して以来、どうも冴えませんね。消費電力が下がったのはいいことなんですが、IONも制限付きでしか使えなくなってかと言ってCPU性能があがったわけでもなく内蔵GPUに魅力があるわけでもなく・・・。ネットブックが売れなくなったのはいろいろ言われていますが、Atomの魅力が乏しくなったのも大きな理由ではないかと思ってます。やはり実質的にAtom路線の後釜として、AMDのAPUに期待したいものです。メーカーはAtomの時と同じくMini-ITXマザーはネットブック相当のミニノート路線にAPUを採用するようですが、すっ飛ばしてタブレットPC~スレートPCに採用して欲しいものです。


日本郵便、地デジ化移行の記念切手を4月に発売
-スカイツリー/東京タワーと地デジカをデザイン

わたし、切手とか興味ないんで別方面から突っ込み入れますが、どうみても「地デジ移行記念」じゃなくて「東京電波塔交代記念」切手にしか見えないんですが。少なくともデザインした人はそう思ってるんじゃないでしょうか? 東京都周辺の人はスカイツリーへの交代時期が遅いこともあって、せっかく設置したアンテナをもう一度工事し直す必要があると言われていますが、あの問題どうなっているのでしょうか。とりあえず移行することが最優先で、後に棚上げ?
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HDRECSの後継機が欲しい

2011-02-09 00:38:34 | HDMI
フジテレビ系列の番組の、わざわざ動かしてデジタル放送にまで入れられている「7月アナログ放送終了」の地デジカがうざったくてしょうがない昨今、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

あまり関心がないだろう話からお付き合いください、久々に体調劣悪です。実は風邪がまだ完全に治っておらず、セキが止まりません。と、言っても、一番ひどかった時はマスクをしているとセキをするための空気を十分取り込めずマスクごと飲み込みかけて息が詰まりそうになったほどだったので、そのときと比べればマスク装着状態で普通に呼吸ができる程度には回復してますので、相当よくなってはいるのですが。
それだけならばまだしも、このところ急に暖かくなったせいか昨夜強い不整脈起こしまして心臓の鼓動が体に響いてほとんど眠れず、頭がろくに回らない状態です。ついでになんとか眠ろうと変な体制とり続けた結果背中が痛くなり、先のセキと合わせて呼吸がしづらいという・・・。
そのくせやることが無茶苦茶多いわけですよ。本業は忙しいし、こっちの面でもいろいろやることあるし、見たい録画済み番組は山ほどあるし・・・って、この辺は全部いいことなんですが、最近は総務省と文化庁だけでなく経産省まで見張らなきゃだめになってきたので、気が抜けません。こうも何もかも一度にこなくてもいいじゃないかとこうも思うのですが、たぶん人生における「何か来てる」、一番忙しい時期なんでしょうかね、今のわたし。ある意味チャンスなので、精一杯やるつもりではありますが。

その合間ということもありますし、頭も回りませんので、軽めの更新にします。


先日、愛用のHDMI分配器、EXT-HDMI-242の調子が悪くなりました。今年からD端子の出力制限もありますし、すぐは影響なくても近い将来レコの買い替え・買い増しとなると必ずHDMIの分配器が、わたしらの場合必要になるでしょう、テレビとPC、両方に出力したいのにHDMI出力を2つ持つレコーダは少ない(皆無?)だからです。D端子のキャプはもっぱらスカパー!HDのチューナーとつないでいるので、レコーダーのHDMI出力はテレビとPCで共用したい、そういうわけで、EXT-HDMI-242の穴埋めとして激安分配器の名無しのスプリッターを購入しました。

1入力2出力 対応 HDMI分配器 スプリッター
TFX
TFX


前のEXT-HDMI-242ろ比べると実に1/10以下の値段です。本当はもう少しお金を出してでも3分配してくれるスプリッターが欲しかったのですが、見つかりませんでした。
相性があるという話だったのですが、今のところまったく問題ありません。出力をRD-X8、受け手をHDFuryIII+ブラウン管テレビとPCキャプチャーのHDRECSとして使った場合は、いずれも問題なく映っています。また、出力を普段はHDMIで使わないスカパー!HDのHUMAXチューナーに変えてのテストもしてみました。HUMAXのHDMIはもうひとつ画像が安定せず、PCのキャプチャー経由だと数秒に一回のペースで画像が映る映らないを繰り返したり、全く映らなくなったりするのですが、これも問題なく安定した映像を送ってくれました。安いにもかかわらず、十分なバッファーを持っているようです。よって、スカパー!HDのチューナーで再生しながらHDMI取り込みしたい人にはお勧めできます。
肝心の画質ですが、最初に映したとき「あれ?」と思う程度にはEXT-HDMI-242と比べて映像に力を感じません。見ているうちに慣れましたので、気のせいかも知れません。が、少なくとも画質に若干の違いを感じる程度の差はあると思ってください。それでも、基本的には文句のつけようはないです。


むしろ問題なのはHDRECSの方。これ、いまだに32ビット用のドライバしかないので、わざわざWindows7も32ビット版を選んだんです。それくらいわたしにとって重要なキャプチャーボードなんですが、どうもH67チップセットとの相性が悪いのか、CPU内蔵GPUがまずいのか、どうも安定しないのです。30分の取り込みでの成功率は6~7割くらい。1時間ものだと2割程度に落ちてしまいのです。これでは活躍できません。もともとこのボードはデリケートで、Intelチップセット以外ではまともに動作しないくらいには相性問題にうるさいものだったのですが、Intelチップセットの世代が進んで段々まかないきれなくなってきたのでしょうか? 便利なんだけどなぁ、1440x1080の指定とかできて。64ビットのドライバを出す気配がないのは、例の"64ビットOSだとメモリを8GB積むと映らなくなる"ことがあるのでしょうか? ぜひ64ビットに正式対応した後継機が欲しいんですが、出しませんか、トムソン・カノープスさん。
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密かにバージョンアップ、SK-MHD264

2011-01-28 22:09:57 | HDMI
この間買ったCorei5 2600KとIntel純正マザー、H67CLの組み合わせをようやく組み立てたんですが、思ったほどうまくいきません。一番痛かったのは使おうと思っていた余りメモリが相性が悪いのか、それだと起動してくれないんです。そのメモリはUMAXのDDR3-1600、2GB。UMAXというより多分1600なのがまずかったんでしょう。CFDのDDR3-1333に変更してようやく動いてくれました。
それにしても、Intelの純正ATXマザーは思ったより使いにくいですね。ATXでもMicroATXとほぼレイアウトが共通で、拡張スロットの数が増えた分基盤面積が広くなっただけなので、USBや電源スイッチのコネクタが他のメーカーのようにATXの端ではなく、MicroATXでは端になる中途半端な位置にあります。ミニタワーケースだとちょうど下から3番目のHDDベイくらいの位置に電源スイッチコネクタ群が来るため、HDD刺しっぱなしだとコネクタの抜き差しがわたしには不可能です。でも、ミニタワーの下から3段目のベイって一番HDDを搭載している可能性が高いベイですよね。おかげでHDDをこのマザーのためにわざわざ外して作業せざるを得ませんでした。他メーカーの配置が使いやすいのがよくわかります。まぁそうやってプリント基板を共通化している分安いし入手性も高いので文句も言えないのですが。あまりIntel純正マザーを好んで使う人はいないと思いますが、もし使いたくなった時ははコネクタの位置も気にしてくださいね。

さて、後は数日かけてOSと環境の入れ替えが待っています。面倒くさ!


それはさておいてタイトルの話なんですが。昨年度末に「放っておかれている機器」として取り上げたSK-MHD264。昨年7月に公開された版がまったく安定せず、10分もキャプチャできない使い物にならないものでしたので、それから何ヶ月も修正版を公開しないところからもうSKnetはSK-MHD264を見捨てたように見え、頭にきて抗議をしたこともあったのですが。それがいつの間にやらソフトの新バージョンが公開されているではありませんか。公開日は今年の1月12日。半月もたっているのに気がつかなかったんです。ああ、我ながら情けない。でも、5ヶ月も音沙汰無しだったんだから、チェックが甘くなっても仕方ないですよね、ね。
早速落としてチェック。ドライバは更新されていないので、PCに刺しっぱなしにしていると起動時にSK-MHD264を認識しないか不明なデバイスとされてしまう点は相変わらず。しょうがないのでいちいち抜き差しして認識させ直します。
PS3などの画面をGSを通して表示させてみましたが、レスポンスがだいぶ上がっています。設定や解像度が変更になるたびに30秒も待たされる点は変わりませんが、PS3などで操作を行ってから画面に反映されるまでのタイムラグがだいぶ少なくなり、1秒程度の差になっています。少なくとも以前の版よりはストレスの少ないまともな操作が可能になりました。安定性も上昇し、前のバージョンのように10分もキャプチャーできない、ということはなくなっています。そこら辺は改善点として褒めるべきところでしょう。
ただ、それ以外の欠点はそっくり残っていまして。画質も特に改善したあとはありません。わたしが望んでいるキャプチャー時間指定録画などの新機能の追加もありませんでした。なにより、約束のトランスコード機能はやはり全く使い物にならず、数分のts映像すらまともに変換してくれません。正直SandyBridgeが出た現状、トランスコード機能はもはや不要と言ってもいいので、普通にキャプチャーユニットとしての使い勝手を進めてほしいものです。
今回一番の収穫は「ユーザーを見捨てていなかった」ことを証明したことです。ほぼ半年ぶりのバージョンアップでしたが、まだまだ不満です。HVR-BX1の人気が一部とは言え、高いところからもHDMIのH264キャプチャーの需要は十分あるはず。もう少し使い勝手のいい製品にしてもらいたいものです。


ソニーのBDレコーダでBD→HDDの「ムーブバック」対応
-4月より順次アップデート。BD/HDD内蔵BRAVIAも

昨日の話ですが、書き戻し機能はパナソニックに次いで2社目。ただ、何でも書き戻せるわけではないようです。でも、こんな機能を「便利になった」って言わざるを得ないのが日本の悲しいところ。たかがテレビ番組を快適に扱いたいってだけで、なんでこんな苦労を強いられるのか。苦労させられればさせられるほど、マニアック化は進むのに。


パナソニック、Blu-ray 3D/BDXL対応のCATV用STB
-3D版「アバター」同梱。BD書き戻し/放送転送も


一方のパナはCATVのSTBを強化。ただ、3Dは現状のメガネ有りでは普及しないと言われているのに、未発達の技術のままSTBに採用しちゃって本当にいいのでしょうか? 今までSTBは「ユーザーが自由に選べない」という点から枯れた技術だけが採用され続けてきたのに。なんとか3Dを普及させて高級機やソフトがバンバン売れる世の中を作りたいんでしょうけど、あまりに見切り発車な気がします。STBって、10年は使われるんですよ、たいてい。
コメント (9)
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