遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

つげ山(ひとつ隣の尾根ルート)

2018年01月09日 | 登山:札幌近郊

平成30年1月8日(月) つげ山

時間がとれたので近所のつげ山に行ってきた。
小天狗岳とつげ山を候補として、どちらにも対応可能なようにスノーシューと山スキーを車に積み家を出た。
小天狗岳へのアプローチは夏道ではなく、西側から回り込むような尾根からのルートを想定し、国際スキー場に向かうループの坂道を登りきった先のカーブ付近からの取りつきを考えていたが、斜面を切り取った道路の法面が急で尾根への取りつきを阻んでいたので、あっさりと小天狗岳を諦め目的をつげ山にした。

つげ山の登山口に到着するとすでに車が2台、奥手稲小屋泊まりと思われる雪被りの1台、もう一台の主は股下山方面に向かったようだった。
林道には前日のものと思われるスノーモービル跡がそこかしこと残され、これが当日でなくてよかったと思った。
送電線の下を過ぎた先でしっかりとしたスノーブリッジを渡渉し、通常の登山ルートを外れて左側の尾根に向かう。当日は気温が高かったため雪面はジトッと重く、ラッセルとしては決して深くはないものの、その割に疲れる登りとなった。顕著な尾根登りであったため道迷いのリスクは少なかったが、何度も小休止を取ながら辛抱強く歩き、登り始めて約3時間弱でようやくつげ山に到着した。つげ山には誰かが登頂したスノーシューの跡が残され、先着者は既に下山していた。


(コルのところから見たつげ山ピーク)

直ぐにシールを外し風も強くなりつつあった山頂を後にして滑走開始。しかし雪面は重く華麗なるターンは叶わず、自分の登ってきたトレースをかきながらの下山となった。登り返しを最小限とするルート取りに苦戦しながらも、登りよりは圧倒的に短い時間で下山した。駐車場所には登りの際に見かけなかった車が1台残されており、つげ山に先着した登山者よりも早く下山した模様で、出会う機会を逃したのは残念だった。

次回の参考のため、帰り道小天狗岳への登り口をチェックしてきた。その結果、オシドリ水処理場手前の送電線の下付近からのアプローチがよさそうだった。


(コルに乗る手前には地形図に現れない数メートルの小ピークがあり、下山時はそこを乗り越えるのが一苦労)

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