遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

「旅のはじめに」をギターアレンジ

2015年08月29日 | ギターのこと
長く続いているアコースティックギター雑誌に、アコースティックギターマガジンとアコースティックギターブックがある。これらには、新しいギターの紹介記事や弾きたくなるようなおいしい曲の楽譜が掲載されている。○○入門なんていう記事は何度も繰り返される。出版されるたびに購入してきた雑誌であったが、これらを愛読している限りは永久に入門者の域をでることができないと、ギター雑誌を一切買わなくなって10年以上は経過した。その確信は今でも変わらない。

最近にニールヤングの名前がインターネットのニュースにちょくちょく登場する。ユーチューブを見ると障害者の方々を対象にしたコンサートをご夫婦でやっている様子がアップされていた。かれこれ40年以上も前から未だ活躍しているなんて凄いことだ。あのかっこいいギターは今でも新鮮だ。OHIO、DOWN BY THE RIVER、HEY HEY MY MYだとか今弾いてもワクワクする。ニールヤングの多くの曲は1弦と6弦を1度下げたチューニングで弾かれていて、Dの音が常に響いている。適当ではなくちゃんと弾きたいと思って楽譜屋さんに行って楽譜を眺めた。びっくりした、コードが全部レギュラーチューニングになっていた。市販本に頼ってはいけないということを改めて確信した。

中島みゆきの「時代」や「糸」、札幌オリンピックのテーマ曲「雪と虹のバラード」、震災応援歌の「花は咲く」などなど、最近は聞き慣れた曲をギターで弾くことが楽しい。ギターの楽譜があればそれはとても助かるが、最終的には自分でどう弾きたいかである。

NHKにっぽん紀行のテーマ曲である「旅のはじめに」(ウォン・ウィンツアン)を聞くたびにギターで弾いてみたいと思っていた。しかしギター用の楽譜もなければ、ユーチューブで演奏している人も見かけないので、しょうがないので自分でアレンジしてみた。オリジナルはへ長調(Fコード)であるが、それでギターアレンジするのは厳しいので1度音を上げてト長調(Gコード)にしてみると、ベース音の指の運びがうまい具合につながり、音も途切れず曲らしくなった。

何度弾いてもミスなく最後まで弾ききることができないので、ミスだらけの拙い演奏ではあるが恥をしのんでユーチューブにアップした。


芽室岳(本峰、西峰)

2015年08月19日 | 登山:十勝方面
平成27年8月16日(日)曇り 芽室岳(本峰、西峰)

たいへん久しぶりの投稿である。
前回のオプタテ山行からこの間、病気に臥せっていた訳でもないのだが、無精を続けているうちにあっという間に3ケ月が過ぎていた。その間に登った山は以下のとおりで、登山はしっかりと続けていた。

6月 6日 八剣山、硬石山 <ヤマレコ>
6月 7日 阿部山 藪漕ぎ登山 <ヤマレコ>
6月20日 アポイ岳 めずらしく夫婦登山
6月21日 来馬岳 会のイベント・清掃登山に参加
6月27日 木挽沢(神威岳)今年最初の沢
7月 4日 小漁沢(小漁山)薮こぎ沢山行 <会ブログ>
7月 5日 夕張岳  単独行
7月11日 ウペペサンケ山 熱中症になりそうだった <会ブログ>
7月18~20日 高原温泉~忠別岳~沼の原縦走 <会ブログ>
7月25日 藻岩山(スキー場コース)で足慣らし
7月26日 余市岳白井右股コース笹刈り 目的達成できず
8月 1日 利尻山 観光登山 <会ブログ>
8月 8日 樽前山 これも夫婦(喧嘩)登山
8月 9日 白老深沢川 泳ぐ沢山行 <会ブログ>

そして今回は、お盆で里帰り中に登ってきた芽室岳。
ここは過去2回登っているので新鮮味はないのだが、これまで未踏であった西峰が目的だった。

家族に登山口まで送ってもらい、先行者を追って6時半頃に出発した。
登山道を覆う笹は前日の雨で濡れており、ズボンのすそからしみ出す水分で登山靴の中も含めて全身びしょ濡れになったが、幸いに無風のため寒い思いをしないですんだ。
西峰との分岐まで来ると山頂は見えるものの、遠くの見晴らしはない。先行者を追い抜いて誰もいない本峰に到着、お湯を沸かしてコーヒーを飲む。


(雲に隠れた本峰)

軽い食事を済ませて次なる目標の西峰に向かう。
分岐からハイ松の中の登山道を進み、ちょっとだけ日高の雰囲気を味わう。途中から北面側に下がっていくが、ガスって先が良く見えないため沢方面に迷い込まないか不安になる。しかも足場がなく笹に掴まらないとずり落ちてしまいそうで、本当にここが正規なルートかと半信半疑になる。そんなところを過ぎるとお花畑が現れ、踏み跡に沿って登っていくと再びハイ松の尾根に戻る。最後、ハイ松に掴まりながら10分ぐらい急登すると誰もいない西峰のピークに到着した。危険な個所はないものの、なかなかワイルドな登山道である。


(雲に隠れた西峰)


(途中のお花畑)

登山者の歩いた跡はどうしても滑りやすくなる。スリップに注意しながら、迎えの時刻に合わせて下山した。
避難小屋から電話を掛けると、予め決めていた時刻よりも遅れているようなので、徒歩にて林道中間付近で合流、そこから札幌まで帰った。