料理人こうやの記録

和食の料理人。プチ野菜ソムリエ。
料理、生産者の現場、スーパーカブ、その他日常の記録。

吉野梅郷 梅花見  (3月4日)

2007年03月18日 02時05分13秒 | ☆Family☆

こんばんは。春が来たかと思えば、また寒い日が続きますね。

ぼくは体丈夫なほうだと思うのですが、崩すとひどいくなるタイプで、

今回も38度5分までいってしまいました

ただ、風邪ですんだので、風邪薬でなんとかなってます

そんなときに限って仕事も泊まりの徹夜。。

まあ、そんなもんですよね。。。

 

さて、もう梅の時期じゃなくなってしまいましたが、4日に

青梅の日向和田駅近くに広がる、吉野梅郷へ花見にいきました。

平安時代くらいまでは、お花見といえば梅だったようです。

なんとも上品な時代ですよね

ちょうどベストなタイミングでの花見だったようで、とってもきれいでした。

駐車場はどこも満車で渋滞してました。

夕莉香はこんな感じ。

車に揺られて寝て、ベビーカーに揺られて寝てで、

ちょっと寝ぼけまなこです

明日は所沢の懐石料理屋にお昼のミニ懐石を食べに行ってきます

ではまた

 


おいしいものって。。

2007年03月04日 02時59分31秒 | その他

こんにちは。

だんだんと暖かくなってきましたね

 

先週の日曜日は、めずらしく自分ひとりの時間(4時間くらいだけ)ができたので、

早速お会いしたい人に連絡し、でかけました。

 

初めは、冒頭の写真の、CAFEへ。

こちらは、下北沢にあるZINCというカフェで、絵とか本がいっぱいあり、

ちょっとかっこいいカフェ。

こちらでたけもとえりこさんが個展をやっているとお聞きし、行ってみました。

残念ながらご本人にはお会いできなかったのですが、

おいしそうな絵に囲まれて、カフェランチをいただきました

ここのカフェのランチ、パンもサラダも肉も魚も水もとてもおいしかった

 

そのあと、荻窪で知人と一緒に、荻窪4丁目にある、

朝ごはん夜ごはんCHANTに行きました。

このお店、商店街を抜け、住宅街に入ったとこにあります。

特におしゃれとか、うまそうっていうオーラを出しているお店ではないのですが、

さりげなく、発芽玄米や、無農薬の有機栽培野菜を使っている、

なんとも優しい家庭料理屋です

食べてみれば分かります。野菜の味が違います。味付けどうこう以前が

とてもおいしい。

自分の料理に対する情熱の原点を再確認できました。

 

このお店の方とは、将来、共同で無農薬有機栽培の野菜などを

仕入れるネットワークを作る話を進めています。

農薬は基準値を下回っているものが出回っていますが、

微量でも、体内に蓄積されていくと言われています。

また、慣行農法で作物を作られていた土地で、

いきなり無農薬で有機栽培野菜を作ろうとしても、

土を作るために何年もの月日が必要で、しかも、

雑草などを手で抜いていったり、虫が発生しても殺虫剤が使えないということ

になれば、人手不足だけでなく、農家経営自体がとても難しいことのようです。

一般生活者は安い野菜を求めて、スーパーを選びます。

でも、新鮮で安全な野菜を求めます。

街中で無農薬有機栽培野菜を扱っている店を見かけますが、

高そうというだけで素通りされているように思います。

自分は料理人として、旬にしか作れない無農薬で有機栽培の野菜の

農家さんを支援していきたいと思っています。

そして、本当のおいしさって何なのかを伝えていきたいです。

 

今、自分のお店では、一日に100個から250個近い数のお弁当を毎日

送らせていただいています。

煮物はほとんど自分が仕込んでいるのですが、お弁当の味付けは

腐らないように、味を濃い目につけています。

仕込みの量が量なので、

朝早くから、夜まで、半端のない量の調味料を使っているため

最近は調味料の匂いをかぐだけで気持ちが悪くなっています

また、お弁当は木の箱に詰めてお送りしているので、

毎日これだけの数の木の箱が捨てられているんだと考えると、

チームマイナス6%にも参加し、地球環境を考えている仲間に囲まれている

自分と現実の間で葛藤しています。

 

本当のおいしさって何なのか、そして、料理人として

地球のためにできることは何なのか、これからも追求し、

自己満足の商売に走らぬように戒めて

料理道に精進してまいります。

 

ではまた