今朝は夢にうなされて目が覚めた。
親友が向こうから走ってくる。
家に入れて欲しいというので、家に入れた。
玄関に鍵をかけ、カーテンを閉めて欲しいという。
何事か尋ねると、銀行強盗をしてきたという。
テレビをつけると彼の顔写真が放映されている。
どうにか自首するように勧めたいが、彼が興奮状態で、危険な状態にある。
しかも刃物を持っていて、余計なことを言うと刺されかねない。
外はパトカーの音が鳴り響いている。
テレビ放送で警察が語る。
かくまっているものも同罪になるようだ。
それを聞いて、親友が見捨てないでくれと言う。
僕はなんとか親友と一緒に外に出ることに成功する。
彼を車に乗せ、車の中で、説得する。
車に乗り込む時、知り合いに見つかる。
通報されたのか、パトカーが追いかけてくる。
どうやら僕は共犯者と思われているようだ。
親友を自首させたい。
そういう気持ちから、パトカーから逃げ切り、友人を川の近くで降ろし、必ず自首するよう説得する。
友人は泣きながらうなずいた。
家に帰りテレビをつけると、僕の顔写真が共犯者として放映されていた。
しかも、親友は僕の部屋に、盗んだ現金を置きっぱなしだった。
これにはまいった。
親友が自首するのを待つ。
家の周りをパトカーに囲まれる。
あきらめて、玄関を出ると、取り押さえられ、パトカーに乗せられる。
近所の人達が冷ややかな目で僕を見る。
取調室でもう一人の犯人の居場所を言うようかなり絞られる。
わからない。
きっと自首してくれるはずだ。
そう願っていると、目が覚めた。
目が覚めなかったら、友人は自首していただろうか?
そんなことを考えながら、学校へ向かった。
さほど忙しくなかったが、面接の練習でいつも残るので、先生たちが言葉をかけてくれる。
面接の練習は全く苦にならない。仕事の感覚がない。
必要とされることが、ただただありがたい。
夢のように、自分の思惑と世間の目が一致しないことも多い。
それでも、誰がどう思おうが、自分の信じる道を行きたいものだ。
親友にも裏切られてしまうこともあるかもしれない。
それでも、腐らず、前を向いて歩いていこう。