flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

萩平山城

2007-03-12 00:00:49 | 城郭・城下町
(鷹打(たこうじ)砦)(豊橋市石巻萩平町)
 萩平村と中山村の境に位置する標高約160mの城山。
古東海道が麓から中山の峠を越え、往来していた時期があるという説のある中山村を見下ろし、中山への侵入者を監視していたであろうその位置と眺望。その城山へ29年振りに登城した。
斜面に築かれ形の崩れた2基からなる城山古墳脇を通り上へ向かう。
植林された山であるため、以前と比べると明るくなったところ、暗くなったところ様々だが、頂きはさほど変化はなく、二つの郭の中間の堀切付近は相変わらず草深しであった。主郭とみられるところには秋葉神社が鎮座する。
 城主は西郷弾正といわれ、西郷氏が中山支配の足がかりとして築いた城なのか、ほんの一時期しか存在しなかった西郷氏の幾つかの砦とは違い、出城の役割があったのかもしれない。
        
(関連記事:堂山砦 西川城

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