私が子供の頃から慣れ親しんできた地の一つ、豊橋市石巻西川町。
ザリガニやドジョウのいた滝のある小川、郷道川が懐かしい。
その頃、西川の歴史のことを初めて尋ねた人が、西川城跡を所有する農家の方であった。
西川城(西川陣屋)
春にはカタクリの花で有名な城山、西川城は西郷清員(きよかず)が西川北東の集落中山村に五本松城を築き、その出城として西川城は築かれた。
西郷氏は今川氏に属していたが、桶狭間の戦い後は松平氏に属し、徳川家康関東転封と共に西郷氏も東国に向かい、廃城となった。
寛永元年(1661)からは小笠原長秋が吉田城の知行地を分知し、二千石で陣屋を構えた。
カタクリの咲く栗畑側からは、土塁が確認でき、南の大福寺側からは、堀、虎口が確認できる。
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