手話通訳者のブログ

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小学生時代/M先生

2017-04-18 08:53:44 | 手話
今回は手話とは関係ない話。
年寄りの昔話じゃ。

俺は体罰を肯定する。
今の時代とは完全に逆行する考え方じゃの。
だから、嫌われ、疎まれ、軽蔑される。

小学3年生の時の担任がM先生であった。
ちょっと変わった先生で、「教師ってのはいい商売だ」などと、子供たちに語る人であった。
当時は今と違って、教師という職業は「聖職」と呼ばれていた。
だから、教師の仕事を「商売」などと表現する変わり者はM先生だけであった。

180センチを超える身長で筋骨たくましい先生であった。
M先生は怒ると子供でも容赦しない。
俺は悪戯好きの悪童だったから、よく、怒られた。

ある日、黒板に落書きをして、そのままにしておいた。
授業が始まり、M先生が入ってきて、落書きを見つけた。

「誰がやった?」
はい、僕です。
「出てこい!」

M先生のビンタ炸裂。
すごい威力だった。
小柄だった俺はすっとばされ、隣の席まで飛んでいった。

こんなことは日常茶飯事。
でも、M先生を悪く思ったことはない。
むしろ、悪いことは悪いとはっきり言うし、生徒に対しても男だろうが女だろうが、悪いことをすれば容赦なくビンタをぶちかますM先生が好きだった。

M先生とは今でも年賀状のやりとりをしている。



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