手話通訳者のブログ

田舎の登録手話通訳者のブログです。

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通訳と翻訳

2016-05-30 12:56:45 | 手話
通訳というものの理解を深めるために、翻訳という作業を考えてみるといい。

以前、洋画を見ていた。
親子の会話シーン。
朝食の食卓。食事が終わり、小学校へ行くべく家を出て行く息子を見送る母親。
家を出て元気に走り出し、すぐに止まって振り向く息子。
母親は息子に手を振って、
「 I l ove you ! 」

字幕はどうなっていたか。
「行ってらっしゃい!」

I =  私
love = 愛する
you = あなた

単語をそのまま置き換えただけでは、質の高い翻訳はできない。
通訳も同じ。

完璧な通訳など、ありえん。
それを認識した上で、どこまでより質の高い(敢て「正確」という言葉は使わない)通訳ができるか、を模索する。
それが、通訳者として歩むべき道である。


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貴様と俺とは

2016-05-27 08:44:54 | 手話
同期の桜・・・

軍歌を知ってる手話通訳者は、古株中の古株。

念のため書いておくが、わしは右翼とか、特殊な団体に入っている人間ではない。
拡声器で叫んでいるバカどもと一緒にされてはたまらない。


さて、手話通訳者同士、初対面の場合、必ずと言っていいほど、
「同期は誰?」
という話になる。
ある程度経験を積んだ通訳者同士なら、初対面でも、同期の通訳者名を挙げれば、お互いに、
「あー、あの世代ね」
と、相手のキャリアを知ることができる。


同期はすべて散った。

手話通訳者がなかなか増えないのは、せっかく合格して資格をとっても、やめてしまう人間がいるからである。


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貴様と俺とは

2016-05-27 08:44:54 | 手話
同期の桜・・・

軍歌を知ってる手話通訳者は、古株中の古株。

念のため書いておくが、わしは右翼とか、特殊な団体に入っている人間ではない。
拡声器で叫んでいるバカどもと一緒にされてはたまらない。


さて、手話通訳者同士、初対面の場合、必ずと言っていいほど、
「同期は誰?」
という話になる。
ある程度経験を積んだ通訳者同士なら、初対面でも、同期の通訳者名を挙げれば、お互いに、
「あー、あの世代ね」
と、相手のキャリアを知ることができる。


同期はすべて散った。

手話通訳者がなかなか増えないのは、せっかく合格して資格をとっても、やめてしまう人間がいるからである。


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独断と偏見で手話通訳士を2つのタイプに分ける。

2016-05-25 08:44:32 | 手話
(1)自信満々「私は手話通訳士です」タイプ
(2)常に謙虚で一歩引くタイプ

(1)が7割ってとこかな。
自信があるのはいいことだ。
ただ、イヤミなぐらい自信があふれている人は好かん。

(2)の方は好感が持てる。

敢て、断言しよう。
(1)に属する方々の技術は、未熟である。
自信が邪魔をして、人から学ぶことができなくなっているからだ。


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「さん付け」の理由

2016-05-24 12:07:34 | 手話
わしらの地元には、すごい手話通訳者が二人いる。

一人は、「カリスマ手話通訳者」と呼ばれているSさん。
10年以上活躍している手話通訳者なら、知らない人はいない、というほどの有名人。
手話通訳者の卵たちが使っているテキストの多くは、カリスマ手話通訳者が著者であったり、監修者であったり、なんらかの関わりを持っている。

もう一人は、「手話世界の聖人」と呼ばれているWさん。
ろう者たちからの信頼は絶大。
「たいし、W先生みたいにならないかん。まだまだやで」
と何度ろう者に言われたことか。
こう言われても、悔しい思いは全くない。

あのなあ、比べるの、やめてくれ。
どう逆立ちしたって、Wさんには敵わない。

完全に、白旗を振っている。それでいいと思っている。

お二人とも、地元を代表する手話通訳者。
俺も古株だから、お二人と一緒に手話通訳したこともある。

手話通訳者たち、このお二人と一緒に手話通訳の現場に出ることを、極度に嫌う。
自分の未熟さが明確にわかってしまうからだろうか。

しかし、通訳を受ける立場である聴覚障害者には、そんなこと、関係ない。
「手話通訳者」として認識している。
実力に天地の開きがあろうとも、同じ、「手話通訳者」なのだ。
尻込みしていて、どうする。

手話通訳者として資格をいただいた時に、決めた。
このお二人と通訳現場に立った時、「先生」と呼ぶのはやめよう。
同じ「手話通訳者」なのだ。

「私は新入りなので、ミスが多いと思います。すみません」

こういうセリフを吐く手話通訳者が多かったが、こういうセリフは絶対に言ってはならない、と思った。
有資格の手話通訳者として現場に立つ以上、プロフェッショナルなのだ。
言い訳してどうする?

こういう思いから、手話通訳現場では、どんなに偉大な先輩であっても、「先生」とは呼ばないことにした。
それぞれ、Sさんであり、Wさんである。

こういうスタンスが「生意気」とか、「自惚れ」などと批判されてきたが、「さん付け」の姿勢はずっと崩していない。


もちろん、TPOは心得ているつもり。
手話通訳者研修の場で、このお二人が講師の場合、当然、「先生」と呼ぶ。


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