今日は少し古いプロトタイプカーに注目していきたいと思います。
日産・MID4というクルマです。
このクルマは1985年のフランクフルトモーターショーに出品されたもの。WRC参戦などを見据えたスーパースポーツとして開発されました。230psをw発揮するV6エンジンをミッドシップに設置しています。MRかと思いきや4WDを搭載。しかも4WSも装備しています。
その2年後の1987年の東京モーターショーにはMID4-IIを出品。
NSXやMR2に似たフロント周り、GTOに似たリア。90年代のスポーツカーを総括したようたスタイリングです。このMID4-IIは330ps/39.0kgmというとてつもないパワーを発揮。見た目も洗練され、市販までもう少しか!?なんて噂されましたが結局販売されず・・・。なんてもったいない。
このクルマが発売されてたら日本の自動車史は大きく変わっていたかもしれません。だけども、このクルマの技術は日産の高級車やスポーツカーに用いられました。
Q45とかシーマ、R32GT-R、Z32などがあるそうです。90年代の「日産プレミアムファクトリー」ですね。
たまたまウィキペディアで見つけただけなので下調べもあまいですが、とてつもなく衝撃的なクルマだったので紹介させていただきました。
にほんブログ村
日本ブログ村ランキング参加中です。気に入りましたら1クリックお願いいたします。
確かにこんなにかっこよくて、すごいエンジンを積んだ車が販売されなかったのは残念ですね・・・。
今後、MID4を作った日産に注目したくなりますね!
市販してたら
NSXとガチなライバル?
それにしても惜しいと思いますね。
かなり完成度の高いクルマですし、それ相応の気合を入れて開発されてきたはずなのに・・・
こんなクルマを作れるなら、もっと頑張ってくれよ日産!!
エコと言う概念が無い時の代表車ですよね。
私的にはてんとう虫が最近気になっています。
作りも本当にクオリティが高く期待されていたモデルだけに残念です。もし発売されていたら日本の自動車史に革新をもたらすことに間違いないでしょう。
>@FD3Sさん
デザイン的にもNSXに似通っている部分がありますね。NSXは当時、フェラーリやポルシェに匹敵する性能を誇っていたということですからそれに4WDなどを組み合わせたスーパースポーツがあったらもうフェラーリは敵ではなかったでしょう。
>Rsさん
とてつもなくバブリーは車ですよね。ただ、今の日産にはこんな車を作れるほどの情熱と余力があるとは思えません。それはどのメーカーにもいえます。スポーツとエコをどう結びつけるかが気になるところです。
>通りすがりさん
今でいうエコカーの電気自動車などは当時、エコの提示というより技術の提示をしていたような気がしますね。どの時代にも石油に代わる新しい動力源の開拓は必要だと考えるでしょうから。
国産車って純粋なスポーツカーってマツダのRX-7くらいしか存在しないんですよね。(RX-8ではありませんよ)
実際に市販化されていたらそういった意味で自動車史に残る車であったことは間違いないでしょう。
エコが騒がれる現在ですが当時もエコは叫ばれていたんですよ。(エコロジーではなくエコノミーのことですが)
もちろん現在のエコロジーにつながるエコノミーは存在は現在にも息づいていて、とても貢献しているんですよ。