こっちゃんポイント
鑑賞環境
★★★★★
試写会(映画館)
上映時間 127 分 製作国 日本 公開情報 日本ヘラルド映画=松竹 初公開年月 2005/07/30 ジャンル ドラマ/サスペンス/アクション
海上自衛隊のイージス艦「いそかぜ」副長(副艦長)の宮津弘隆二等海佐(寺尾聡)は東京湾沖で訓練航海中に某国対日工作員のヨンファ(中井貴一)と共謀の上、艦長を殺害し「いそかぜ」を乗っ取り、乗組員を強制的に退艦させた。彼らの手にはわずか1リットルで東京を壊滅させる特殊兵器「GUSOH(グソー)」があった。防衛庁情報局(DAIS)の渥美大輔・内事本部長(佐藤浩市)らが事態解決に当たるが、最新鋭の防空システムを持つ「いそかぜ」を前に、政府になす術はない。そんな中、艦の構造を誰よりも知る先任伍長の仙石恒史(真田広之)は、「いそかぜ」を取り戻すべく、たった一人で艦へと引き返す。謎めいた乗組員、如月行一等海士(勝地涼)はテロリストの一味なのかそれとも・・・。温厚で部下の信頼も厚かった宮津副長が反乱を起こした理由とは?政府が特殊爆弾による「いそかぜ」の爆撃を決めタイムリミットが迫る中、仙石はヨンファたちと死闘を繰り広げながら意外な真相へとたどり着く。
(作品資料より抜粋)
このイージス艦という護衛艦とはどんな船なのでしょうか?
守備範囲は半径500km(東京~大阪間に相当)全てがコンピューターで制御され、搭載された対空ミサイルの射程は100km。(東京~宇都宮間に相当)
一度に12の目標に対して発射可能であり、これは従来の護衛艦5隻分の能力に匹敵する。
300人が乗艦し、これ1隻で日本の半分の面積をカバーできるという脅威の護衛艦。
(作品資料より抜粋)
すごいですね。これが現在日本の持つ軍事力の一部です。
「本艦の全ミサイルの照準は東京首都圏内に設定されている。その弾頭は通常にあらず!」
これはイージス艦を乗っ取った副館長の言葉。日本の護衛艦が日本を標的にしているという、なんとまぁ恐ろしい設定。この映画はのんびりと日常をおくる”戦争を意識しない日本人たち”に対して、一石を投じる作品。今回は日本映画も自衛隊の全面協力のモト、結構本気印です。こっちゃん的には、これは面白かった!見ごたえありましたよ。
全ては「亡国の盾(イージス)」という防衛大学生の論文に始まったというこの事件は、イージス艦の船内、船外、そして防衛庁会議室(作戦室?)など、限られたスペースを舞台とし、現在の日本を代表する俳優によって緊迫のドラマに仕上がりました!。日本の四天王と呼ばれているらしいですが。(笑)実力派俳優の演技合戦ですね。
特に中井貴一、上手いですねぇ。「祖国への思い」だけにかられ冷たい表情を見せるヨンファ役。名前からしても「某国」とは「あの国」を指しているのでしょうが、そんな国の工作員を演じる彼からは一度たりとも笑みを見ることはありませんでした。ひたすら抑えたクールな演技です。
ちょっと笑っちゃったのは原田芳雄の内閣総理大臣役。この不測の事態に「なんでオレの時に?」ってこぼす場面は苦笑です。
原作は「ローレライ」「戦国自衛隊1549」の福井晴敏。前述したニ作品はこっちゃん的には突飛過ぎてチョット?マークしたが、この話は結構好きです。監督は坂本順治。「この世の外へ クラブ進駐軍」「ぼくんち」「KT」の監督さんですね。
本物のイージス艦の甲板での撮影、最新鋭のF2支援戦闘機による撮影用の離着陸、飛行するF2支援戦闘機をT4中等練習機に乗ったカメラマンが追う高度1万3000フィートでの撮影などなど、そういう背景も確かにすごいですが一番の見所は精神的な駆け引きです。だからこれは役者を観る映画。
”自衛隊全面協力”という言葉から過剰な戦闘シーンを連想する人もいないかもしれませんが、そこを期待したなら大きくハズレてしまうでしょうね。
日本映画が元気です。
《2006.07.13記事一部改訂》
これだけども出来の良さが分かりますね。
防衛庁全面協力でしたか。
防衛大学校の制服はカッコエエ。
しかし、こっちゃんが絶賛するのなら、観てもイイ
ポリティカル・サスペンスなら、どんと来いっ!
だからこっちゃんの満点を見て、ますます期待が高まり、胸躍ります~~(^^)
ただ、キャストがねーー。先任伍長、かっこよすぎないかい??
映画見てみたら、またイメージ変わるかもしれないけどね。
早く見たいな~~
最新鋭の防衛兵器がどのように描かれているか、気になるところです。
みたいけど、9月中旬までやってるか?
やってれば、見てきますね。
あ~~~どこの国だろ。
ヨンファという名の工作員・・・
超コワ! うそつきしらたま
こっちゃんさんのお名前はあちこちで拝見していましたが、gooでやってらしたんですね。
この映画、ちょっと個人的に思い入れがあるので原作も大分前に読んで鑑賞準備は出来てます~(笑)
かなりこっちゃんさんの評価が高いので益々楽しみになりました。
日本映画も応援したくさせてくれる一品でしたよ。
主役の4人は素敵過ぎます。
いい役者だわぁ~ぽっ!
こっちゃん
こっちゃんは、評価甘いけど
信用していいのかなぁ?
特に日本映画にはあまいぞぉ~~~
サスペンス的な部分は、あくまで日本風の感覚でしょうねー。
でも、こっちゃんは、大好きな俳優さんのお陰で
すんなり入れましたヨ。
真田広之は好きですか?
こっちゃんは大好きです
こっちゃん艦長
これ、原作読みましたかあ?
それなら、大分こっちゃんと感覚変わるかもしれませんね~。
こっちゃんは映画だけです。
でもストレートに、こんな話だと楽しめましたよ。
kuuさんも感想UPしてねぇ~
こっちゃん
でも、日本にも少ないけどいい役者は居るというのが
実感できる作品でした。
そっちのドラマがオススメです。
これはスクリーンで見たほうが良い日本映画の一つですネ。
見れたらいいねぇ~
こっちゃんミサイル発射っ!