小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

リベンジ                        テックイン用プロテクターの作成

2006年04月18日 | Bicycle[機材、装備]
 「テックイン用プロテクターの作成」で失敗したジャイアントDHのフロントフォークプロテクター作成の続きです。
 前回、硬質PVCを買ってきた訳ですが、割れを考えると軟質が欲しかったンです。軟質なら百均PVCを持っているのですが半透明なので、直ぐ汚れるのが目に見えてます。それにテックインT-03オリジナルはABS系樹脂っぽい。硬質PVCでも流石にABSより柔軟性はあるでしょう。ってことで、買ってきた硬質PVCで作成することにします。

 ところで、硬質PVCが置いてあった売り場に、各樹脂板の性質、加工方法の一覧表が展示してありました。その中にPVCの軟化温度は約70℃弱とありました。これはイイコトを知りました。(そのぐらい覚えておけって?イヤイヤ、これからはダイオキシン削減でPVC使えないンです。PVCのコトは忘れましょう。ダイオキシン以外は良い性質の材質なんだけどなぁ。)

Protector_pvc_techin_t03x_01s 先ずは、外形を切り抜きます。型紙はアルミに使ったものがそのまま使えるので、全てが無駄に終わった訳ではなかった訳です。(と、自分を慰めます。)

Protector_pvc_techin_t03x_02s_2 アルミ同様、板コバにバリが立っているので、ヤスリで端面を整えます。
 
 
Protector_pvc_techin_t03x_03s 取り付け穴を空ける位置にポンチを打ちます。
 
 
  

Protector_pvc_techin_t03x_04s ポンチを頼りに、電ドルで穴を空けます。
 
 
Protector_pvc_techin_t03x_05s いよいよ曲げ加工です。70℃で軟化するのでお湯を使う事にします。また、アルミプロテクターを無駄にしない為に、曲型に使うことにしました。
 この状態で、80℃前後のお湯をかけるとPVCが「フニャ」ってなりますので、すかさず平板で曲型に合わせて曲げ込みます。でも、アルミプロテクターを曲型に使ったのは間違いでした。すっかりボケた曲げRになってしまいました。
 クランプに使っている板を曲型にすれば、ピシッと折れ線が通ったと思います。

 ブラケットと組んで出来あがり。まあ、かなりフニャフニャした仕上がりですが、一応、形にはなっています。アルミに較べるとあっさり加工できちゃいました。
 色的に合うと思って選んだ黒のPVCですが、実車につけるとフロント廻りが随分と重く見えちゃいます。割ったら違う色で作りましょう。

Protector_pvc_techin_t03x_06s