事の始まり
先日、ミニツーリング先でバッテリー上がりでエンジンを掛けれなくなった事態に陥った。
15分ほど休んでエンジンを再始動させようとセルボタンを押しましたがセルモーターが回らずエンジン始動不能状態になったのだ。
その時は友人に電話をしバッテリーのジャンプケーブルを持ってきてもらいエンジンを始動させ、事なきを得たのであるがこれが遠隔地であったり、人里離れた場所での出来事であったなら途方にくれたに違いない。
原因は何か
翌日、原因の調査に取り掛かった。
バッテリーの電圧を測ってみると12ボルト弱であった。
鉛蓄電池の1セルあたりの電圧は約12.1ボルトなので完全充電時の電圧は2.1X6=12.6なので,12.5Vぐらいはなければならない.
その時の電圧はこの水準に達していないので、これはバッテリーが古くなり性能が劣化しているのではないかと疑ってみた。
セルボタンを押すと頼りない回り方ではあったが何とかセルモーターも回りエンジン始動は可能であった。
エンジンが動いている状態でのバッテリーの端子間電圧はやはり12V弱であった。
エンジンの回転を4000回転まであげても電圧に変化はなし。
これはおかしい。エンジンがアイドリング状態では発電機の回転数も少ないので電圧が上がらないのはわかるが、回転の上昇につれて端子間の電圧は上がっていかなければならないはずである。
これは充電するだけの電気がバッテリーまで届いていない事になる。テスターが示したボルト数値はバッテリーそのものの電圧であろうと判断した。
これは、バッテリーの劣化以前の問題であると考えたのである。
この現象は以前、DT230でも経験をした。あの時はレギュレーターに接続されているカプラーの端子の接触不良が原因と判明したのであるが、今回のトラブルも同じなのであろうか。
KLE400のレギュレーターの状態
KLEのレギュレーターが設置されている場所をさがす。これははすぐに判明した。
その場所は車体左側後ろのサイドカウルをはずすと冷却水のタンクが見えます。その裏側に問題のレギュレーターは取り付けられています。冷却水のタンクを取り外すと表題の画像のようにレギュレーターが現れます。
7~8分のアイドリング後のレギュレーターの温度は手で長く触っていられないほどの高温になっていました。
さて、ここで、レギュレーターの働きをおさらいしてみましょう。
レギュレーターの正式な名称はレクチファイヤレギュレータといい、ゼネレーターで発生した交流電気を直流に整流(レクチファイヤの仕事)し、さらに所定以上の電圧にならないように制御する(レギュレータの仕事)重要な働きを担っている。
かなり古いバイクではレクチファイヤとレギュレータは別々のパーツであったらしいが、今はこの二つの部品は一つに統合されレギュレーターという名称になっている。
次の画像を見ていたきたい。レギュレーターを表面と裏面から見たものである。
アルミダイキャスト製の筐体の表側の外装はは凸凹になっている。これは、内部で発生する熱を逃がすために放熱面積をかせいでいるのである。
次に裏側を見てみましょう.裏側の中央に長方形の浅いくぼみが見られると思うがこの内部に電圧の制御や整流のための電子部品が収まっている。
そのくぼみには内部の電子部品の固定と保護のため樹脂を封入してある。
内部の半導体部品は温度が10度上がると寿命が数パーセント短くなるといわれている。そのために筐体の外装を凸凹状にして放熱効果を大きくするデザインにしている。
さて、次はこのレギュレーターの設置箇所の状態を見てみよう。
冷却水のタンクの裏側にレギュレーターは設置されている。そして右画像のサイドカバーがそれらを覆っている。サイドカバーの右半分のふくらみの中にレギュレーターと冷却水タンクがほとんど余裕なく納まっているのである。どう考えても通風が良さそうな設置方法ではありません。
そのため、わがKLEのレギュレーターもパンクしたのであろうか。
とにかく正常動作品のレギュレーターを入手し早急に回復を図らねばならない訳で、次に続きます。
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先日、ミニツーリング先でバッテリー上がりでエンジンを掛けれなくなった事態に陥った。
15分ほど休んでエンジンを再始動させようとセルボタンを押しましたがセルモーターが回らずエンジン始動不能状態になったのだ。
その時は友人に電話をしバッテリーのジャンプケーブルを持ってきてもらいエンジンを始動させ、事なきを得たのであるがこれが遠隔地であったり、人里離れた場所での出来事であったなら途方にくれたに違いない。
原因は何か
翌日、原因の調査に取り掛かった。
バッテリーの電圧を測ってみると12ボルト弱であった。
鉛蓄電池の1セルあたりの電圧は約12.1ボルトなので完全充電時の電圧は2.1X6=12.6なので,12.5Vぐらいはなければならない.
その時の電圧はこの水準に達していないので、これはバッテリーが古くなり性能が劣化しているのではないかと疑ってみた。
セルボタンを押すと頼りない回り方ではあったが何とかセルモーターも回りエンジン始動は可能であった。
エンジンが動いている状態でのバッテリーの端子間電圧はやはり12V弱であった。
エンジンの回転を4000回転まであげても電圧に変化はなし。
これはおかしい。エンジンがアイドリング状態では発電機の回転数も少ないので電圧が上がらないのはわかるが、回転の上昇につれて端子間の電圧は上がっていかなければならないはずである。
これは充電するだけの電気がバッテリーまで届いていない事になる。テスターが示したボルト数値はバッテリーそのものの電圧であろうと判断した。
これは、バッテリーの劣化以前の問題であると考えたのである。
この現象は以前、DT230でも経験をした。あの時はレギュレーターに接続されているカプラーの端子の接触不良が原因と判明したのであるが、今回のトラブルも同じなのであろうか。
KLE400のレギュレーターの状態
KLEのレギュレーターが設置されている場所をさがす。これははすぐに判明した。
その場所は車体左側後ろのサイドカウルをはずすと冷却水のタンクが見えます。その裏側に問題のレギュレーターは取り付けられています。冷却水のタンクを取り外すと表題の画像のようにレギュレーターが現れます。
7~8分のアイドリング後のレギュレーターの温度は手で長く触っていられないほどの高温になっていました。
さて、ここで、レギュレーターの働きをおさらいしてみましょう。
レギュレーターの正式な名称はレクチファイヤレギュレータといい、ゼネレーターで発生した交流電気を直流に整流(レクチファイヤの仕事)し、さらに所定以上の電圧にならないように制御する(レギュレータの仕事)重要な働きを担っている。
かなり古いバイクではレクチファイヤとレギュレータは別々のパーツであったらしいが、今はこの二つの部品は一つに統合されレギュレーターという名称になっている。
次の画像を見ていたきたい。レギュレーターを表面と裏面から見たものである。
アルミダイキャスト製の筐体の表側の外装はは凸凹になっている。これは、内部で発生する熱を逃がすために放熱面積をかせいでいるのである。
次に裏側を見てみましょう.裏側の中央に長方形の浅いくぼみが見られると思うがこの内部に電圧の制御や整流のための電子部品が収まっている。
そのくぼみには内部の電子部品の固定と保護のため樹脂を封入してある。
内部の半導体部品は温度が10度上がると寿命が数パーセント短くなるといわれている。そのために筐体の外装を凸凹状にして放熱効果を大きくするデザインにしている。
さて、次はこのレギュレーターの設置箇所の状態を見てみよう。
冷却水のタンクの裏側にレギュレーターは設置されている。そして右画像のサイドカバーがそれらを覆っている。サイドカバーの右半分のふくらみの中にレギュレーターと冷却水タンクがほとんど余裕なく納まっているのである。どう考えても通風が良さそうな設置方法ではありません。
そのため、わがKLEのレギュレーターもパンクしたのであろうか。
とにかく正常動作品のレギュレーターを入手し早急に回復を図らねばならない訳で、次に続きます。
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