城郭探訪

yamaziro

鮎河館 近江国(甲賀・土山)

2014年03月01日 | 平山城

鮎河城石碑

所在地:甲賀市土山町鮎河 map:http://yahoo.jp/c6J-_q

遺構等:土塁、碑、説明板

現状:鮎川小学校の裏手丘陵地

築城年:建武年間(1334-38)

築城者:頓宮弥九郎

歴代城主:頓宮氏

区分:居館

訪城日:2014.2.24

【道案内】
 
 

現地説明駒札

 南北朝時代に南朝に属していた頓宮弥九郎(鮎河弥九郎)が南朝軍反撃の拠点とした城です。

建武5年(1338)、頓宮弥九郎は兵を挙げ鮎河城に立て篭ったが、北朝軍の佐々木秀綱に従った山中橘六、小佐治右衛門、美濃部兵衛三郎らの軍に攻められ落城した。

鮎河城の北にある鷲尾城は当時の砦跡と伝えられる。(現地説明板より)

 

虎口・・・行き止り(郭は現状、水田)

虎口に建てられた石碑

 鮎河城は甲賀市立鮎川小学校の裏手の丘陵地に位置している。現在では小公園として整備され、鮎河城の虎口らしき所に石碑が建つ。
 虎口形状の道に導かれて丘陵地にあがると一帯は耕作地で、城の中核部は消失している。

歴史

 南北朝時代に南朝に属していた頓宮弥九郎(鮎河弥九郎)が南朝軍反撃の拠点とした城です。

建武5年(1338)、頓宮弥九郎は兵を挙げ鮎河山城に立て篭ったが、北朝軍の佐々木秀綱に従った山中橘六、小佐治右衛門、美濃部兵衛三郎らの軍に攻められ落城した。

その後の再起し、鮎河城の北にある鷲尾城に立て篭ったが(当時の砦)落城・廃城となる。(甲賀市誌 甲賀の城より)

県道沿いの観光看板

【道案内】
 
 

県道9号沿い「鮎川小学校」から300m程山の麓が城跡です。

参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、甲賀市誌(甲賀の城)

本日も訪問、ありがとうございました


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