登山メモ

酒飲みの登山メモ

2017年08月27日蝙蝠岳・塩見岳・間の岳・北岳

2017年09月04日 | 日記

本格的な登山に挑戦。とはいっても私のレベルなのであしからず。

静岡駅から畑薙ダムまでの直行バスの最終日に、二軒小屋へ向かい

北岳から広河原経由で甲府駅に戻りました。

結論を言ううと蝙蝠岳は、塩見小屋からのピストンがベスト。

蝙蝠岳のガレ場から先は、ほとんど展望のない急坂。

山歩きとしては、雰囲気があるが・・・・・

08月27日(日)

 しずてつジャストライン運行最終日。

 帰りの手段が調べればあるので、それなりに乗っている。

 臨時駐車場から「東海フォレスト」の送迎バスで椹島へ。

 3000円支払い、あとで宿泊費に充当する仕組み。

 椹島から車乗り換え「二軒小屋」へ

 乗車したのは私含め2名。

 小屋は、新しくお風呂は木のお風呂。

 本当の山奥まで、歩かずに行け、いい料理まで食せるのはいいかも。

 前述の方、3時出発し三伏峠まで行くそう。真似できません。

 私には3日の行程です。

     

08月28日(月)

 04時50分 出発

 05時30分 登山口

 07時40分 中部電力管理棟

 14時20分 徳右衛門岳

   水場散策一時間

  登山口空見上げて、かなりきつい道だとは、思ったが、急な傾斜で、

 下の渓流まで、転落すれば命はない。

    

 難所を越えたと思ったが、急な岩登りは続く。

 印はしっかりあるので、じっくり焦らず登れば迷うことは少ない。

 長い登りを越え、中部電力の建物について一息。

 3段の金属の梯子階段がきつい。

  

 この後も、きつい登りの連続。

 途中トレイランの恰好の二人と出会う。高速で来たのでビバーク地点の

 情報は得られなかったが、尾根は強風のよう。

 その後想定外だったが、十数人のツアーと遭遇。リーダー以外全員元気な女性。

 男性リーダーに聞いても、尾根筋は設営無理そう。

    

 こんなつもりではと思いながら、何とか徳右衛門岳到着。

 直下にいいスペースがあったので、ビバーク決定。

    

 はっきり言ってパワー限界。

 水場の印から進んでみたが、道が消え迷うと思い、途中で引き返す。

  

 夜は 霧が出てきてテントはぐっしょり。

08月29日(火)

 05時10分 出発

 08時30分 蝙蝠岳

 12時30分 北俣岳分岐

 13h時50分 塩見岳東峰

 15時20分 塩見小屋

  濡れたテントを撤収し、出発。今日は予約してある小屋まで着けるかの

 勝負。なにしろ塩見小屋は完全予約制。

 予約したはいいがつかなければ迷惑がかかる。何とか小屋まで時間までに到着

 しなければと思うが。前日途中で予定より早くビバークしているので厳しい。

  

 蝙蝠岳のガレ場に到着すると、印はあるが、よく分からない。

 濃霧であったら、絶対先に進めない。

  

 風は強く、霧も出てくる。濃い霧ではないので何とか山頂まで到着。

      

  

 風が強く霧も出てくるので、早々に出発。次の難関は北俣岳からの岩場。  

 ここを登るのか?と10分程ルート探った後先に進む。(印が欲しいよー)

 ピークの岩を踏み越え覚悟をきめ先を進む。まだバランス感覚が十分でないが

 あっというまに難関を突破したら、突然北俣分岐の標識が現れる。

 バンザイ。この時間でここまでくればもう大丈夫。

      

 荷をデポし、軽装で楽々塩見岳山頂へ。展望はないがまあいいでしょう。

      

    

 軽い装備で、楽に小屋に到着。

  今夜は小屋泊まり

 08月30日(水)

 05時40分 出発

 07時20分 塩見岳東峰

 08次00分 北俣岳分岐

 08時30分 出発

 10時30分 北荒川岳

 15時00分 熊ノ平小屋

  塩見岳山頂は、霧と風。分岐点で荷物を回収し、熊ノ平小屋へ向かう。

 今日は制約がないので、気楽。最悪ビバークすればいいだけで

 無理して小屋に向かう必要なし。

 北荒川岳からの塩見岳他の展望なし(霧)

  

 結局「竜尾見晴」も今回は期待外れ。ひたすら熊ノ平へ向かう。

  

 小屋からは、農鳥岳が正面に見えるが霧が邪魔。

    

08月31日(木)

 06時00分 出発

 09時00分 三峰岳 30分休憩

 10時40分 間ノ岳 20分休憩

 12時30分 中白根山

 13時20分 北岳山荘

  小屋から、農鳥岳と三峰岳の分岐点まで急坂。風と霧がきつい。

 三峰岳の岩場は、最初の印象が刷り込まれているので、かなり怖い

 イメージ。しかし北俣岳の怖さ克服しているので平静に通過。

      

 間ノ岳までは、時間をかければ到着するという余裕で進む。

 山頂は雲海に浮かぶ世界。周囲の山々を確認しつつ、山の美しさを嘆賞。

      

      

 先まで行ける時間だが、北岳山荘で泊。霧が上ってきて期待外れ。

      

09月01日(金)

 05時40分 出発

 07時30分 北岳

 08時20分 出発

 09時00分 肩の小屋

  バランス感覚がいまいちなので、岩場の危険地帯は慎重に進む。

  

 山頂は、晴。下界の雲海の中、遠くまで展望あり。

      

  

 ゆっくり堪能し、肩の小屋へ向かう。時間から言えばこのまま帰れるが

 なんとなく惜しい気持ち。

 ゆっくり山旅を楽しもう(景観もいいし)ともう一泊

  

 ところが、霧が上ってきて幻滅状態。まあ酒でも飲んで山で過ごせれば

 いいんだけれど。夕方一時霧が晴れる。

 テント入口開けたまま寝入ったら、夜中小雨で浸水。

 タオルで水を吸い取り、深夜掃除におわれる。

09月02日(土)

 05時40分 出発

 08時30分 二俣

 11時00分 広河原

  朝霧が晴れてくる。今日はいい天気になりそう

      

  

 小太郎山との分岐点まで、岩場があり登って来る人にはきついポイントになる。

 二俣付近から、登って来る人列をなす。

 今日は休日で、天候も回復気味なので昨日とは大違い。

 下る時間も大分ロスする。大樺沢ルートはゴロタの連続で足裏に響く。

  

 水の流れに沿って歩くので、それなりの変化があり飽きない。

  

 広河原に着いて、いい天気なのでのんびりもう一泊。

 濡れたテント類を干し、ビールを頂く。

 

09月03日(日)

 08時00分 バスで甲府駅へ

 夜中、気が付くと結露でびしょびしょ。自立型ツエルトなので仕方がない。

 結局びしょびしょのテントを撤収するはめになる。

 朝食準備中ガスが切れる。幸いスープ暖める段階まで行っていたので

 ラーメン諦めスープで終わらせる。

 バスターミナルには大勢の登山者が集まっており、北沢峠へ向かうバス

 にも多くの人が列をなしている。

 今日は晴天で、登山日和。

    

 甲府に向かうバスは数人。いいタイミングで帰宅で来た。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2017年08月18日八方尾根 | トップ | 2017年09月20日今季登山締め »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事