Harmony

ちょっと呟いて孤独からの脱出?

懐かしいお隣さん

2024-05-16 21:55:49 | Weblog
昨日行ったお通夜。
亡くなったのは、子供の頃お隣に住んでいた家族のお父さん。
99歳だった。

とても仲良くさせてもらっていた。
おじちゃんとおばちゃん、そして二人の子供ちゃん。
市営住宅だったからお隣とは繋がっていて、何かあると壁をどんどん叩いて、
窓からお喋りしていた。
壁に穴があると良いのにね、なんて話して。

子供ちゃんが生まれる前は、弟と私は毎日のようにお隣に遊びに行ってた。
お昼寝もした。
大きなステレオで音楽も聴かせてくれて、
思い出すのは「暗い日曜日」。
子供ながらに暗い歌だけど素敵だと思った。

おしゃれで綺麗なおばちゃん。
洋服もたくさんあって何枚かもらって、
それをまだ私には大きいのに中学校へ着て行った。

子供ちゃんが生まれて少し大きくなってきたら、私の遊び相手。
高校生の頃、帰ったらすぐ遊んでもらった。
元気がいっぱいの過ぎるほどの娘ちゃん、楽しかった!

おじちゃんは大学の教授で、
そのうち大きな家を建てて引っ越して行った。
我が家は、両親は兄の建てた家に行き、私と弟は一人暮らしに。
一度、そのお家へ両親とお邪魔した。
素敵な家だった。
それからはあまり会うことがなかったけど、10年ほど前弟の家にご夫婦でいらしてくれ私も会いに行った。
昨日のおじちゃんの顔はその時と変わらないようだった。

京都から来ていた娘ちゃんご夫婦。
昔話をしていたら、お医者様の夫さんは(娘ちゃんは)今も元気ですよ!と。

息子ちゃんは近くに住んでいて、ご両親は頼りになったことでしょう。

お二人で3年程前から施設で暮らしていたとのこと。
昨日は車椅子だったおばちゃん。
少し痩せていてお話はあまりできないようだったけど、私のことを解ってくれたようで手を握り合った。
今度は一人での施設暮らし。
寂しいことでしょう。
どうかお元気でと思うばかり。

家族葬で、お参りの方は随時ということでそのまま帰られる人が多かったけれど、
私と、一緒に行った弟の妻さんは、お通夜の席に最後まで参列させていただいた。

お通夜は悲しい席だけれど、懐かしい人たちに会えて少し嬉しくもあった。





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