日本の景観を探る

幼い頃、見た自然の風景、山、川、野、樹木、草花を求め歩き、今も残る季節の風情を、田舎の集落に探し,その記録を残す。

中国 鴨緑江を挟んで

2010-07-29 05:57:08 | 異国の地で


記事が遅れてしまったが、この丹東市と北朝鮮の国境を仕切るるのが、「鴨緑江」という川。

その川を渡すのが、中朝友好橋 その上を平壌と北京、モスクワを結ぶ国際列車が走る。

この川の半分は、今は丹東市民憩いの場所で、北朝鮮との国境線上を中国の警備船が常に運航している。

写真は、たぶん川下(?)の向ってショットしたもので、右側が丹東市、左側が北朝鮮だ。




この写真は、丹東市側から望遠で対岸の北朝鮮を写したもの。







前の写真に対して、遊覧船から丹東市側の川縁の市街地を撮ったもの。
記述は避けるが、何か対照的だ。






この川で、漁業を営む北朝鮮の民。この漁法は何か解らないが、昔の川での魚取りを思い出した。








望遠で取ったので、当然写り悪いが、この日は土曜日で北朝鮮の子供も休みなのだろう、
当地の時間で午前10時頃と思うが、遠足気分で出かける子供の列と、
裸で作業(?)する大人の姿があった。







丹東市側の川縁の広場では、中国国民得意の朝の「太極拳」の体操?踊りが。

前記のように、中国、北朝鮮を川一つ境に興味本位で、意識的な偏見で、写真を対比して、
記述した自分の気持ちも素直な気持ちがないと反省したい。

けして、文明経済が急速に発展することがいいかという、疑問もある。
それをこの鴨緑江で教えてもらった。

中国 丹東で1

2010-07-28 05:58:45 | 異国の地で


月の初めに、中国東北地方に行ってきた。

大連を中心に、丹東 旅順と旧関東軍の満州 そして満鉄の面影を残す地区だ。

まずは、丹東市。

ここは、中華人民共和国遼寧省南部に位置する地級市

鴨緑江(川)を隔てて朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と接する国境の町である。

旧名は安東、朝鮮族が20万人以上居住する、中朝貿易最大の物流拠点(webより)


写真は、朝鮮戦争のおり中国軍の朝鮮半島進入を阻むために、

米国により、朝鮮半島側が、空爆で破壊された橋(前方)と、

中国と北朝鮮の友好のために建設された「中朝友好橋」。



橋の手前が、中国丹東市側、橋の先の方が北朝鮮新義州特別行政区。



空爆で破断された橋の構築物の残部で、写真を撮る丹東を訪問した観光客。

前方は、橋脚だけが残る北朝鮮側、この日は土曜日であったが、動かない観覧車が。






観覧車とその周辺で遊ぶ北朝鮮の人、たぶん周辺は公園などの施設だろう。

この橋を、何回か投稿したい、歴史を知るためにも。

それにしても、このブログも夏バテで、夏休みが長かったなー。