たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

Inner×Lowの自転車旅 vol.3

2017年09月20日 06時13分52秒 | あずきちゃんGO!
Outer-Top
しかも下ハンが足に来るってこと


豊浜大橋を渡ると大崎下島です。
ここの長い下りを降りて海岸線を進む頃には右太股も同じような症状になり、とうとう両足太股が一緒に「つる」という状況になります。


以前、石鎚山に登った際、水分とミネラル不足から同じような症状になったのを思い出します。
岡村港まであと7km、時間は12時を過ぎています。

最悪の状態になる前に自転車を降り、5分程、ピーンと張った足が収まるのを待ち、数回屈伸をしてしばらく走り出しても、1km程で同じような状態になります。

休んでは進み、休んでは進みを繰り返し、いつの間にか飲料水も補給食も底を付きます。
13時01分
とびしま海道の最後の橋を渡りきり、残り3kmです。


ちなみにどっかの橋で広島県から愛媛県に入ったのですが、そんなの見ている余裕がありません。
港まで海岸沿いの平坦な道ですが、途中、登りがあればアウト!
13時30分の船の出港時間ギリギリのタイミングです。

ふと対岸の大崎下島を見ると、御手洗地区が見えます。
「オランジーナ」のCMで使われた海沿いのレトロな町並み・・・


時間が有れば是非寄ってみたかったのですが、今はそれどころではありません。
足へのダメージを考慮し、ペダルを強く踏み込まず、回す事に意識を集中し、かつ急ぐ
最後の小さい坂をなんとか登り切り、後は港まで惰性で進み13時19分、なんとか到着です。

待合所でチケットを買い、足を引きずってフェリー乗船です。


船内の自動販売機で、まずは水分補給。
500mlのコーラを一気飲みし、同じくアクエリアスを船内でグビグビ飲みます。

あと、足の冷却・・・
クーラー&扇風機&濡れタオルで足を冷やします。
サイクルコンピューターを見るとスタートから62km程走ったことになります。
船内で休むうち、かなり体力も回復してきます。
来島海峡大橋をくぐる頃には船内を彷徨く余裕もできました。

「来島海峡大橋、横から見るか、下から見るか」






とか・・・



フェリーは1時間程で今治港に到着です。
時間は14時30分
そういえば昼食を取る余裕が無かったのですが、別にお腹も減ってはいないのでパスします。
ここから今日宿泊するホテルまでは1km程です。
ここまで観光する余裕も無かったので、行きがけに今治城にでも行ってみますか。


えっと・・・
港から5分もかかりませんでした。
車窓から・・・
いや、車上から眺めて満足し、今日の宿、「ホテルアーバン新館」に向かいます。
こちらも全然余裕の5分程です。

早速、チェックインです。
自転車は部屋に持ち込みできるのですが、ロビー前にもサイクルハンガーがあるので、そこに置かせてもらうことにします。
部屋に入りまずはシャワー
着替えて、夕方まで少し眠ることにします。

17時前に目覚め、夕食に出撃です。
今治の夜のメニューは2択
1 今治やきとり
2 今治焼豚玉子丼

鉄板を使い串に刺さない焼き鳥か、例年B級グルメグランプリ上位に食い込む焼豚玉子丼か??
熟慮の結果「自転車旅には炭水化物!!」の原則の下、焼豚玉子丼にします。

お店は「白楽天」という歩いて5分程の中華料理屋です。


ちょうど夜の営業が始まった直後のようです。
席に座り、まず、生ビール!


そして焼豚玉子丼のCセットを注文です。
メインの焼豚玉子丼に揚餃子、スープが付いてます。


ここで焼豚玉子丼のご紹介
ズバリ甘辛いタレのかかったご飯の上に焼いた焼豚と、半熟の目玉焼きが乗っています。
単純にして明快!
しかしその破壊力は半端ないです。

大盛りもあったのですが、並みを見て「頼まなくてよかった・・・」と思うぐらいの量の丼が出てきます。
他の人の食べ方を見てみると、玉子を崩し、ご飯、焼豚と混ぜ食べてますが、私ゃ上品に、少しずつ崩しては玉子の黄身に絡めて食べ進めます。

味は100点満点!
明日に備え早々に店を後にします。
帰りにコンビニでビールとつまみの「味付けザーサイ」を購入し、部屋に戻ります。
テレビを見ながらビールを呑み、19時にはベッドに寝っ転がり、膝等に鎮痛剤を塗り、明日に備えて就寝です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする