たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

熊本県 ウマとクマとお茶の旅 vol.4

2014年09月26日 06時44分26秒 | 旅行
天草の良さが今ひとつわからなかった件

熊本旅行3日目の朝は雨でした。
今日の朝食は「The 旅館の朝食」といった感じの和朝食です。
いろいろおかずが付き、満足できる食事です。


8時過ぎに人吉を出ます。
昨日見れなかった「人吉城趾」は雨のため今日もパスし、一路、水俣市内に向かいます。
昨日は件の国体の臨時駐車場となっていたようで、車がいっぱいとなっていた人吉城趾も、旅館の窓からみると落ち着いてるようです。
車窓から・・・というより、宿の窓から見えてたので、それで満足っぽい感じで出発です。


途中何度かの寄り道をして、水俣市にたどり着いたのは10時ちょい前です。
水俣市内でお墓参りセット(蝋燭、お線香、お花、ペットボトルのお水)を購入し、お墓のある湯の鶴温泉へ向かいます。

湯の鶴から鹿児島県へ抜ける細い道を走ることしばし、やっとこさお墓に到着です。
小雨の中、お花を生け、線香に火を点け、軽くお掃除します。

墓石が24有るので、そこそこ大変なんですよ、はい

お墓参りが終わったら、湯の鶴温泉まで引き返し、お土産を物色します。
そして水俣市までもどり「蜂楽饅頭水俣本店」で饅頭を大量GETです。
蜂楽饅頭をほおばりつつ、水俣市から熊本方面に戻り、いつもの「亀萬酒造」で限定酒を購入しておきます。


さて、時間は11時過ぎ。
このまま帰るのももったいないので、ちょっと足を伸ばし天草に寄ってみることにします。
昨日、通潤橋から人吉に向かう経路で乗った松橋ICで港則を降り、一路西へ・・・
ほんとにこの道でいいの?と疑いたくなる生活路を進むと、不知火海が見渡せる海岸沿いの道に出ます。
さらに西へ向かうと三角(みすみ)に出ます。ここから橋を五つ渡るといよいよ天草です。

そろそろお腹が空いたと言うことで、「上天草物産館さんぱーる」のレストランで、海鮮丼を食べます。


確か「海鮮丼(うにのせ)」で1,600円だったか・・・
これが思いの外、美味(失礼!!)

お腹も落ち着いたので、「さんぱーる」のすぐ前にある「天草四郎メモリアルパーク」にでも行ってみようかとも思いましたが、何となく気が進まず、次の目的地を目指します。


次は大きな島を縦断し、天草市へ。
ループ橋を渡りしばし走ると「天草丸尾焼」の窯元&展示場があります。


お手頃の陶器をいくつか買って、そろそろ帰宅の途につきます。

帰りがけに「道の駅有明」でデコポンソフトをシバイておきます。

さて、16時だ!!
来た道をひたすら戻り、18時ちょい過ぎに松橋ICから再び九州自動車道に乗ります。
北熊本SAで軽くカレーで夕食を済ませ、後はひたすら山口を目指します。

途中何ヶ所か事故渋滞にあいつつも、21時30分に無事に到着です。
後で考えると、天草の天草らしいところに全く寄っていない事に気付きます。
次回は・・・


いや、あの遠さは次回が無いかもしれません。
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熊本県 ウマとクマとお茶の旅 vol.3

2014年09月25日 06時49分00秒 | 旅行
長崎国体が熊本県で行われているという矛盾
そして昭和の臭いがする宿


食後は一気に人吉に向かいます。
国道218号線を西に走り、九州自動車道松橋ICから南下します。
途中、山江付近のトンネルの中で事故渋滞に巻き込まれたましたが15分ほどで解消します。
「もしかしたら、人吉で急流下りに間に合うかも」(←15:00発)
で、運営会社に電話したら予約でいっぱいですって・・・残念

そんな訳で一般的な市内観光です。

「人吉城趾」
 駐車場がいっぱいで、車窓から眺めるのみ。これについては後ほど解説します。


「武家蔵」
 売店で販売している焼酎アイスが食べたいという一念で見学。立派なところとそうでないところの差が激しい観光スポットです。ちなみに「焼酎アイス」はなかなか美味です。





「味噌・醤油蔵」
 以前に行ったことがある蔵で、蔵の見学もそこそこにお土産コーナーへ。
 即席味噌汁、味噌漬けの漬物、キクラゲの佃煮・・・どれも絶品です。


「人吉温泉物産館」
 お土産センターです。前回来たときあったかな~~?
 とりあえずお土産、球磨焼酎その他諸々の買い物を済ませます。
 私のお土産は球磨焼酎「鳥飼」とお猪口、そして「きじ馬」という九州地方の民芸品です。いくつか産地があるようですが人吉産には頭に「大」の字が書かれています。


今日の宿は「人吉温泉 鍋屋本館」です。


新しくはないですが、昭和の臭いがする温泉旅館です。

いやいや、嫌いじゃないですよ、この雰囲気


部屋からは球磨川の清流が眺められます。
実は今日まで長崎国体のカヌー競技が旅館の目の前の河原(いや、競技は川の中か・・・)で開催されてます。
静かな河原を散歩して・・・とか考えていたんですが、表彰式やらBGMやら騒がしい人吉になっていました。

でも、なぜ長崎国体が熊本、それも鹿児島寄りの人吉で有るんだ??

さて、夕食!!
今回の旅行で一にも二にも決まったのは「人吉では鰻を食う」ということです。
人吉には多くの鰻屋さんが有るのですが、有名どころは「上村うなぎ屋」と「しらいしうなぎ屋」です。
2年前に人吉に来た際に訪れたのは「上村」だったので今回は「しらいし」にしようかとも考えましたが、残念ながら「しらいし」は臨時休業でした。
ちなみに両店はお隣どうしです。

夕方の開店15分前に店の前に着いてみると、既に行列がっ
並ぶことしばし、なんとか17時5分頃には店内に通されました。

今日は、生ビール、骨せんべい、肝焼き、鰻ざく、そして鰻重(吸い物付き)を注文します。お吸い物を肝吸いに変えると、ちょっと高くなりますので、今日は遠慮しておきましょう。





で、結局、鰻ざくはオーダーが通っていなかったみたいで来なかったんですが、満腹になったので結果OKということで、店を後にします。




宿に戻り、温泉です。
別途「家族風呂」が有るというので入ってみると「なかなかの狭さ」でびっくり!


部屋にある、ユニットバス(と言うのかさえ疑問の家庭風呂)と同じぐらいです。


お湯はヌルッとして硫黄臭もかすかにする温泉です。
ああっ、もちろん">源泉掛け流しです。
源泉が50度あるようなので、加温とかしてないのでしょう(多分)

今日も何かと疲れて、10時頃には睡眠体勢に入ります。
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熊本県 ウマとクマとお茶の旅 vol.2

2014年09月24日 06時24分26秒 | 旅行
山都町の観光地Best3?


毎回のことですが、朝からバイキングでエネルギー充填120%!!
今日も元気に8時15分にホテルを出発します。


まっ、あれだけ寝れば元気だわ・・・


今日は、旅の目的とも言える親戚のお見舞いです。
2年ほど前に一度お目にかかったことのあるのですが、今は熊本市郊外の老人福祉施設に入居しておられるとのことです。
ホテルからは15分ほどで目的地に到着です。

熊本のおばちゃん、想像していたより元気で一安心。
1時間弱、お話をして次の目的地に出発です。

向かうは山都町の通潤橋です。
以前、テレビの旅番組で紹介していた「通潤橋」
石橋の中央から両側に向けて放水する姿が有名です。
熊本市内からだと、高千穂への道の途中にあります。

到着したのは11時少し前でしょうか。
放水が12時からと言うことなので、付近の山都町観光地BEST3を巡ってみることにします。

「池尻の唐笠松」
熊本県指定天然記念物で、畑の中の丘に唐傘状の松が生えています。
案内版に沿って車で登っていくと、道はだんだん細くなり、ハラハラします。
行き着いた駐車場は、とても駐める気になれない草ボウボウの広場(?)なので、元の場所に戻り全景を撮影するにとどめます。


「円形分水」
通潤橋の約6キロ上流部にあり、笹原川を流れる川を野尻・小笹地区と、通潤地区(通潤橋方面)とに流れる水量を水田の面積に応じて公平に分配するために造られた円形の水槽(?)です。
たぶん当時の技術は凄いのでしょうが、観光客が観たら


「・・・ふ~~~ん・・・」


と、一瞬で終わってしまう観光スポットです。



その他、滝や古い橋はあちこちにあるのですが、今回は割愛し、通潤橋に戻ります。
車を道の駅通潤橋に止め、歩くこと2分ほど。
なかなかのポジションに陣取り、待つことしばし。

定刻どおり12時に係のおじさんが橋上の栓を抜き、放水を始めます。


回りにはプロのカメラマンから近所のおっちゃんまで、多くの人が見物しています。
が・・・5分もしたら飽きてくるので、早々に道の駅に退散です。


ふと観れば謎の像が・・・

「ヤマと森の女王」




何処かのディズニーアニメのパクリなのはいいとしても、略したら「ヤマ森」って、若干微妙かも



お昼は道の駅のレストラン「いしばし」で「あか牛の香味そば」を注文します。



冷たいそばにネギ、ミョウガ等の香味薬味、そして赤牛の冷しゃぶ、天かすとゆずを搾りかけて食べるとなかなか美味です。

そうそう、お土産にお茶を買わなくては!!
山都町には矢部茶というブランドがあって、九州では嬉野、八女、知覧と並んで有名です。
今は「山都茶」とか「くまもと茶」とか呼ばれるようですが、やっぱ「矢部茶」の方が通りはいいです。
昨日は八女茶のシェイクを飲んだのですが、やっぱお茶が美味しいと幸せな気分です。
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熊本県 ウマとクマとお茶の旅 vol.1

2014年09月23日 08時49分04秒 | 旅行
九州にクマは生息していないのか?

9月11日の夜のこと
嫁から9/13~9/15の3連休に熊本へ親戚のお見舞いと、先祖代々の墓参りに行きたいとの申出がありました。


・・・連休の3日前か・・・


早速、じゃらんNETで宿の検索すると、熊本市内のビジネスホテルは割と簡単に押さえられましたが、お墓周辺の宿は、少し離れた人吉温泉しか空いてないご様子です。

3連休の「山三昧」計画&「岩国航空隊まつり」の当初予定をかなぐり捨て、早速ロングドライブ覚悟の旅行計画を立てます。


計画はざっとこんな感じ・・・

1日目
午後、山口を出発。基本的に移動日なので観光は熊本市内の水前寺公園程度とし、早々に「三井ガーデンホテル熊本」に投宿。夕食は馬刺しが食べられれば何処でもよいので、ホテル付近の居酒屋で済ます予定です。

2日目
朝から親戚のお見舞いです。
熊本市の外れの老人福祉施設にてお見舞いを済ませ、以前から行きたかった山都町の「通潤橋」を観に行きます。
午後は人吉に移動し、市内を散策・・・というよりお買い物です。
宿は「人吉温泉 鍋屋本館」。夕食が付かないプランなので、鰻でも食す予定です。

3日目
人吉市からお墓のある水俣市湯出へ。ざっと2時間のドライブです。
午後は帰山しつつ適当に観光地を巡るというアバウトな計画にしておきます。



9月13日(土)
この日は午前中、嫁が仕事なので、朝から旅行準備を済ませ荷物を車の中にほおりこみ、13時に職場に迎えに行きます。
そのまま、小郡ICから中国自動車道に乗り、一路熊本を目指します。
昼食は王司PAで肉うどん

ええっ、締めるところは締めますよ・・・

食後は特に混雑もせず、益城熊本空港ICまですんなりと到着です。
ホテルに行くには少し早いということで、「水前寺成趣園」に行ってみることにします。
熊本市内って、観るところ熊本城とここしか無いんですよ・・・
参道(?)はシャッターが閉められた店が多く有り、「ここも不景気なんだ~」と感じずにはいられません。

ただ、クマモンはやたら幅を利かせており、お土産屋さんや沿道の看板、バイクや車にもクマモンだらけです。
余計なことかもしれませんが、お土産売場の1/4が、くまもんで埋め尽くされた状況に疑問も感じます。
ゆるキャラ業界は「ふなっしー」に席巻されている昨今、次の一手を打たなくていいのか?
と思ってたりします。

ちなみに、環境省のレッドデーターブックリストに「絶滅のおそれのある地域個体群」に掲載していた「九州地方のツキノワグマ」は、すでに絶滅していると考えられるため、2012年からリストから削除されたそうです。

いなくなった動物でアピールするのも「なんだかな~~」という感じです。


話を戻しましょう
園内に入り出水神社にお参りし、園内を散策します。



が・・・すぐに終了。


特にすることも無いので、このままホテルに向かいます。

ホテルは水前寺成趣園から10分足らずです。
繁華街からすこし離れており、いい環境かも。

「吉田類の酒場放浪記」で照会された居酒屋がすぐ近くにあると言うことで、行ってみたんですが、どおやら今日はお休みのようです。
ならばと、NETで見つけておいた「郷土料理 仲むら」へ。
簡単なコースを頼んでみると、なかなかの味で大満足です。

隠れた郷土料理「一文字ぐるぐる(ひともじぐるぐる)」に軽く感動。



お酒も、ビール→球磨焼酎→地酒と楽しめました。

ウマでクマを飲む(=馬肉で球磨焼酎を飲む)という今回の旅の第一の目的は達成です。




8時前にはホテルに帰り、明日の計画を確認する事もなく、9時過ぎから爆眠です。
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急にバス釣りがしてみたくなった件

2014年09月10日 06時44分47秒 | 水辺の人
倉庫の道具を総動員?


先日、夢でバス釣りに行く夢を見ました。
それも1日開けて都合3日間・・・

もしかして「禁断症状」なのでしょうか?
そういえば学生時代は見事なはまりっぷりで、余裕のある金銭と時間をほぼ全てバス釣りにつぎ込んでいました。
今はというと、道具のほとんどは中古ショップに売り払い、手持ちの道具はほとんどありません。

そういえば、実家の倉庫を探せば、少しぐらいは残っているかも・・・
そんな9月の初旬の夕方、実家の倉庫に『がさ入れ』です。

その結果、出ていたのは
ロッド:昔のダイワ製2pcベイトロッド(30年前の最新鋭?)
リール:ABU ベイトリール(傷まみれ)
ルアー:トップウォータープラグ 3つ
    スピナーーベイト2つ





ついでに何年か前、洒落で買ったスピンキャスティングリール(確か1500円ほど)が有ったので、今回はスピンキャストリールをセッティングします。




ありったけの戦力で向かったのは近所の野池。


昔は山奥の知られざる野池だったのですが、今じゃ遊歩道も整備されています。
どうせ時間も限られてるし、釣るきもあんまり無いし、まぁ、キャスティング練習のつもりで堰堤回りの藻場に狙いを付け、攻めてみます。



一投目・・・あっ、この感触!! 狙ったところから3m程ずれたところに着水です。
そんなこんなで、感じたことは・・・

このスピンキャスト、使えない・・・

まず、ライントラブルが多く、キャストしずらい。
そして決定的なのは、ギヤ比が低くピックアップに時間がかかりすぎ。

う~~ん、リール買おっかな・・・


そんな事を考えながら車に戻る途中、散歩していたおじさんが一言。

「わしゃー30年以上釣りしてるが、クローズド(スピンキャストリール)使ってる人、初めて見たワ(笑)」


次もスピンキャストでマイナー道を極めるか・・・??
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