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扉の向こうにあるものは・・・

向日葵

2012年07月03日 16時57分48秒 | 花の神話と伝説

別名  「日輪草(にちりんそう)」「日車(ひぐるま)」(Sunflower)
 


花言葉   「あこがれ」 「私の目はあなただけを見つめる」
      「崇拝」「熱愛」「光輝」「愛慕」「いつわりの富」
      「にせ金貨」「あなたは素敵」「熱愛」「愛慕」「光輝」
      「敬慕」「情熱」「敬老の日」
ひまわり・大・・・「あなたは素晴らしい」「高慢」「傲慢」「偽りの富」
ひまわり・小・・・「崇拝」「光輝」「愛慕」

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北アメリカ原産。
コロンブスの「新大陸」発見後に、ヨーロッパへ伝えられました。
伝播した地域ほぼ全てで「太陽」と結びつけられている花です。
伝説
・ペルー
 太陽信仰と結びついて、神聖不可侵な花として
 崇拝されておりました。。
神殿の巫女たちは、黄金で作られたひまわりをかたどった冠をかぶって
 おりましたが、これらが奪われてしまったため、「いつわりの富」
 「にせ金貨」という 花言葉がつけられたとされております。
 ペルーでは、太陽信仰がとても盛んな国なので、ヒマワリが大変
 尊重され、神聖な花としてあがめられております。
 ペルーの国花。

・ギリシャ神話
 太陽神アポロンに恋いこがれて、彼を見つめ続けた少女の化身である
 という伝説があります。
 池のニンフの姉妹が住んでおりました。
 姉はクリュティエといい、妹はレウコティエといった。
 水の精の掟では、水の上で遊ぶのは東の空が白むまでと定められて
 いるのに、この姉妹はある日、遊びに夢中になっているうちに時間
 を忘れ、夜が明けるのを忘れてしまって、天に駆け昇る太陽神の
 アポロン の姿を見てしまいました。姉妹がアポロンにうっとり
 見とれてしまい、アポロンも姉妹を見てほほえんだ。
 恋のとりこになってしまった姉は、妹を出し抜いてアポロンに
 近づこうとしましたが、アポロンが愛したのは妹のほうでした。
 切ない思いを胸に抱いてクリュティエは野原に立ち尽くし、
 太陽神にあわれみを乞うた。
 九日間も立ち続けているうちにやせ細り、足に根が生えだし、
 とうとうヒマワリの花になってしまった。
 そうして今も、太陽の姿を追い求めているという

・ロシア
 タネから油を採るために(食用)大規模に栽培されております。
 ロシアの国花

ヒマワリ(向日葵、学名:Helianthus annuus)はキク科の一年草です。
日回りと表記されることもあり、また、ニチリンソウ(日輪草)と
呼ばれることもあります。
種実を食用や油糧とするため、あるいは花を花卉として観賞するために
広く栽培されております。ヒマワリは夏の季語

和名の由来
 太陽の動きにつれてその方向を追うように花が回るといわれたことから。
 ただしこの動きは生長に伴うものであるため、実際に太陽を追って
 動くのは生長が盛んな若い時期だけである。
若いヒマワリの茎の上部の葉は太陽に正対になるように動き、
朝には東を向いていたのが夕方には西を向きます。
日没後はまもなく起きあがり、夜明け前にはふたたび東に向く。
この運動はつぼみを付ける頃まで続きますが、つぼみが大きくなり
花が開く頃には生長が止まるため動かなくなります。
その過程で日中の西への動きがだんだん小さくなるにもかかわらず
夜間に東へ戻る動きは変わらないため、完全に開いた花は基本的に
東を向いたままほとんど動きません。なお、
これは茎頂に一つだけ花をつける品種が遮るもののない日光を受けた
場合のことであり、多数の花をつけるものや日光を遮るものがある場所では
必ずしもこうはならない。
北海道の標準播種期は5月上旬であり、霜や氷点下の気温にも耐性はある
ヒマワリの種
種は長卵形でやや平たい。
種皮色は油料用品種が黒色であり、
食用や観賞用品種には長軸方向に黒と白の縞模様があります。
ヒマワリの原産地は北アメリカ大陸西部であると考えられております。
既に紀元前からインディアンの食用作物として重要な位置を占めて
おりました。
1510年、スペイン人がヒマワリの種を持ち帰り、マドリード植物園で栽培を
開始しました。
マドリード植物園はダリアやコスモスが最初に栽培されたことでも有名です。
ヒマワリがスペイン国外に持ち出されるまで100年近くを要し、
ようやく17世紀に至りフランス、次にロシアに伝わりました。

ロシアに到達してはじめて、その種子に大きな価値が認められました。
正教会は大斎の40日間は食物品目の制限による斎(ものいみ)を行う。
19世紀の初期にはほとんど全ての油脂食品が禁止食品のリストに載って
おりましたが、ヒマワリは教会の法学者に知られていなかったのか、
そのリストにはなかったという事情から、正教徒の多いロシア人たちは
教会法と矛盾なく食用可能なヒマワリ種子を常食としたのでした。
そして、19世紀半ばには民衆に普及し、ロシアが食用ヒマワリ生産の
世界の先進国となったのです。

日本には17世紀に伝来しております。
一番気になっておりました除染効果
ヒマワリはカリウムなどと共に性質が類似するセシウムを吸収する
性質を持つことから、原発事故などで放射能汚染された土地に植えたら
除去できる(ファイトレメディエーション)という説が流布しているが、
そのような効果は認められていない。
そもそも、一般的に植物にとって必須元素であるカリウムの吸収が
放射性セシウムの除染のために価値がある程大きいのであれば、
ヒマワリの生えた後の土壌は極端に貧栄養化しているはずである。
また農林水産省は「ヒマワリはセシウムの吸収率が低く、
除染に極めて長い時間がかかるため実用的ではない」としている。
ウィキより・・・でした。
 まだまだ未開なのかもしれません。興味がありますね。


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