ダンナが転んだらしい

2020年07月05日 | 日記
先日、職場に着いてトイレに行き、事務所に戻って来ると、同僚の人が、

「さっきたかぽんさんのスマホが鳴ってましたよ」

と教えてくれた。

着信を見るとダンナの病院からだった。

何だろう?と、急いでかけ直すと、

「電話した担当の看護師が今、離れてまして、後でかけ直します」

と言う。

え、もう仕事始まる時間になるから出れないよと、そのむねを伝えた。

「これから仕事になるので、ちょっともう7時まで電話に出れません」

「そうですか。ではそのことも担当の看護師に伝えておきます」

と、なった。

ダンナに何かあったのだろうか…

とにかく今は仕事に集中しよう、

と、思っていたら、また電話が鳴った。

ダンナの病院からだった。

さっき7時まで出れないと言ったのに。

正確には勤務時間まであと1、2分あるから電話に出た。

「はい、もしもし」

「あー、○○さんの奧さんですかぁ?」

きっとこの男は嫌な看護師だな。感じ悪い言い方でそう思った。

「○○さん、この前転んだ所が水泡になりましてねぇ、」

え?

「転んだんですか?」

「はい」

まずは私はダンナが転んだことすら連絡を受けてないのに、何その言い方、「はい」という看護師の返事の仕方はまるで「そうだけど何か?」という言いまわし。

「転んだことを今初めて知りました」

「はい転んだんです」

ムカッ…

「それで水泡になってるんですか?」

「転んだ傷が水泡になって寝る時痛がってましてぇ、」

え?いったいどういう状態なんだよ。
 
「それでマットレスを柔らかいのにレンタルしていただくことになるかもしれませんのでぇ」

「?」

「そうなりますとぉ、」

ああー、いちいち語尾が気に障る言い方だよこの看護師!

「月々レンタル料金が5000円になりますぅ」

…え!?

「マットレスのレンタル料金がひと月5000円なんですかっ?」

「はい」←そうだけど何か?て感じの返事。

ひと月5000円だなんて高過ぎるだろう!

「新しいのを買うんじゃなくレンタルしなきゃならないんですか?」

「はい。まあもうしばらく傷口の様子を見て、マットレスをレンタルしなきゃならないか連絡しますぅ」

あああ!言い方イライラする!

それにしてもダンナの入院費+オムツ代で月々の支払いが大変なのに、更にマットレスのレンタル料が加わることになると本当にキツい。

それにしてもダンナはどういう状況で転んだんだろう。

水泡って、バイ菌が入ったということ?大丈夫だろうか。

相変わらずこの病院は、コロナ感染予防のため外出も面会もできないらしい。

最後にダンナと会って、もう半年になる。

来月は、ダンナの母親カヅさんの初盆が来る。

その頃お墓参りはできるんだろうか。

いったい何がどうなっているんだか…