旅とエッセイ 胡蝶の夢

ヤンゴン在住。ミラクルワールド、ミャンマーの魅力を発信します。

今は、横浜で引きこもり。

足は痛いわ、首は凝るわ、腰が痛いわ

2015年06月27日 20時58分17秒 | エッセイ
足は痛いわ、首は凝るわ、腰が痛いわ

 右のヒザが痛い。数年前には腰をビビビっとやってしまいソロソロ歩きをしていた。腰を一度痛めるとクセになってしまい、直ってはギク、また直ってはギクギクとなって、こんなんでは仕事は出来てもケンカは出来ない。山登りもヒンズースクワットも無理。けれどもいつの間にか直っていて、ここ数年は出ていない。腕の付け根が痛かった時もあったが、今はなんとも無い。
 ここんところの悩みはヒザだ。一度どうしようもなく痛くなり整形外科に行ったら、レントゲンを撮って診察された。この痛みは年齢による軟骨の磨耗によるもので、ヒザに打つ注射がありますが、どうしますかと聞かれた。「その注射は緩衝材のようなものですか?」と聞くと、ノン。そういう便利な緩衝材はありません、これは軟骨の形成を促すものです。と言われた。そんな遠まわしの治療じゃあしょーがない。それにヒザに打つ注射って痛そうじゃん。我慢していたら数日で激痛は収まり、数週間で痛いことを忘れてしまった。でもその痛みがぶり返してきた。激痛ではなく鈍痛だ。うっとうしいが歩くと痛い。全然耐えられる痛みだが、なかなか直らずプチビッコになっている。
 三十代の頃は首の凝りに悩まされた。整体では良くならず針を打った。針は効いたが効果が1-2週間しか持続しない。料金も安くはなくて、数回で止めてしまった。あの当時は貿易の仕事をしていて、終日ラップトップのオフコンとワープロの画面を見ていたから、目から来る疲れで首と肩が凝ることは分かっていた。分かっていてもしょーがない。生きていくのはメンドーなものだ。痛いわ、かゆいわ、ひもじーわ、暑いわ寒いわ、飲みすぎたわ。
 若造の時に鈴木清順監督の『ツィゴイネルワイゼン』を見てブっ魂消た。原田芳雄が肌に発疹が出て赤いブツブツのある若年増をくどいて抱くのだが、女が「恥ずかしい。何で肌がこんなときにくどくのよ。きれいな時にいくらでも声をかけられたでしょ。」と言うと、「くだものはなー、腐りかけがうまいんだ。」ヒエー大人の世界だなー。女が男に抱かれるのに、ニキビがあるから今はいや。足に虫刺されがあるから、タコが出来ているからいや。そーか、そーゆーもんなんだ。女も大変だね。女には女の事情があるんだね。これじゃあOKな時の方が少ないんじゃないの。だからのべつまくなしにくどく奴がヒットを打つのね。
 それにしてもヒザは痛いし目はしょぼむ。体の悩みは絶え間ない。分かるでしょ。

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