きた産業のスローなブログ

会社のトピックスや出来事を、「スロー」に記録・発信するブログ。文章は、当社の各部門のスタッフが書きます。

広島の「全国醸造機器用品展示会」

2015年05月29日 17時33分21秒 | Weblog

5月27日、28日と広島県東広島市で開催されている「全国醸造機器用品展示会」に参加しました。全国の清酒関係者のかたたちが集まる「全国新酒鑑評会」にあわせて行われる展示会です。



こちらが当社のブースです。入口からすぐのところで皆様をお迎えしました。







展示機を順番にご紹介します。まずは中容量の発泡飲料試作が出来るTAN3 ROBO(タンサンロボ)。今回は40Lサイズで、新オプションの「補助冷却チューブ」が付いており、従来モデルと比較し冷却時間を約30%短縮出来ます。「生産性向上設備投資促進税制」の認定実績機です。



こちらは高ガス発泡飲料に対応している半自動卓上カウンタプレッシャ充填機BF4です。
近年商品化の多いハイ・ガスボリューム製品(シャンパンに近い炭酸ガス含有の製品)に対応するため、バルブ機構、フレーム剛性、プログラム等を全面刷新しています。こちらも「生産性向上設備投資促進税制」の認定実績機です。



発泡飲料を造られている会社の必需品!ガスボリュームの測定器です。アナログゲージでは「炭酸ガス吸収係数チャート」で換算する必要がありましたが、この「DGV-1」は圧力センサーと温度センサーで自動的にガスボリュームを計算してデジタル表示する事が出来ます。



機器の最後は、フランスからやってきたタックラベラー「NINETTE AUTO(ニネットオート)」。展示機は表ラベルと裏ラベルの2点が貼れる2ロール供給タイプ。ミニコンベアで容器が供給され、ローラーでラベルを押さえながら貼るので仕上がりがとてもキレイです。タッチディスプレイによる簡単操作で表ラベルのみ、裏ラベルのみ等ラベルを取り外すこと無く、すぐに切り替えられます。展示機は日付や文字を印字出来る装置もついています。カートリッジタイプ(インクジェット)なのでお手入れも簡単です!



新開発のキャップも展示しました。手指のケガ、錆びる心配の無いオール樹脂王冠「AZK」。独特で斬新なデザインですが、伝統的な一升壜王冠と同じ開封方法です。





こちらは「JST」。一升瓶の替栓は「ウィスキーやブランデーの栓に比べて開けにくい」と言う声があります。そこで日本の伝統的な一升壜王冠と世界スタンダードの栓の良さを融合しました。替栓は従来のイメージを維持しながらツバが厚いので開けやすくなっています。冠頭は天面がフラットの為、従来よりも大きなロゴが印刷出来ます。
 


今後も皆様からの声を参考に良い製品を造りだして行きたいと思っておりますので、些細な事でもアドバイス頂ければ幸いです。



九平治さん(「醸し人九平次」の萬乗醸造)にもお立ち寄りいただきました。当社の喜多とのツーショット写真。



人生で初めての広島県!本場の広島お好み焼きと、生もみじまんじゅうを食べて元気いっぱいの丹野がお送りしました。


YouTubeにて「NINETTE AUTO(ニネットオート)」の動画をご覧いただけます。
https://youtu.be/cO0Hu96D9rQ



大阪営業部 丹野真樹