群大手術死で9人処分…執刀医は懲戒解雇相当

2016年08月03日 09時37分56秒 | 日記
読売新聞 8月3日(水)6時16分配信

 病院で手術死が続いた群馬大学の平塚浩士学長は2日、東京都内で記者会見し、旧第二外科元助教(昨年3月退職)を懲戒解雇相当、同科教授を諭旨解雇、病院の前院長と元院長を減給相当と、計4人を懲戒処分したと発表した。

 旧第一外科教授ら5人は厳重注意などの処分となった。

 群馬大は処分対象者の氏名を公表していないが、読売新聞の調べでは、懲戒処分されたのは、執刀医の須納瀬(すのせ)豊・元助教、その上司の竹吉泉教授、当時の病院トップの野島美久・前病院長と石川治・元病院長。処分は先月29日付。竹吉教授は同日付で解雇された。

 須納瀬元助教は退職金の支払いを保留されており、懲戒処分が決まったため支払われない。処分理由は、カルテ記載や患者への説明が不十分だった点や、大学の信頼を失墜させたことなどが挙げられた。竹吉教授は、管理責任や論文への不適切記載などを問われたが、懲戒解雇より1段下の処分で退職金は7割支給される。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。