小5男児の尻たたく 人気の学習塾長を傷害容疑で逮捕

2016年10月22日 03時06分06秒 | 日記
朝日新聞デジタル 10月21日(金)17時45分配信

 東京都調布市の学習塾「長谷川塾」で、小学5年の男子児童に暴行してけがをさせたとして、警視庁が、塾長の長谷川陽久(あきひさ)容疑者(37)=台東区=を傷害容疑で逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。「塾の宿題を忘れたペナルティーとしてたたいた」と容疑を認めているという。

 捜査関係者によると、逮捕容疑は9月7日午後8時~同40分ごろ、調布市小島町1丁目の塾内で、この塾に通う男子児童(10)=三鷹市=の尻を金属製の棒で複数回たたき、約1週間のけがを負わせたというもの。逮捕は今月18日。

 児童の親が尻の青あざに気づき、警視庁調布署に相談していた。これまで、署に同様の相談はなかったという。

 同塾の男性講師は20日午後、朝日新聞の取材に応じ、「(たたくのは)年に1度あるかないか。保護者会でもうちの塾は厳しいと説明しているし、保護者も納得していたと思う。これまでに苦情はないと思う」と説明した。

北照の部長、謹慎3カ月 学生野球協会が高校12件処分

2016年10月15日 09時14分20秒 | 日記
朝日新聞デジタル 10月14日(金)18時29分配信

 日本学生野球協会は14日、審査室会議で高校12件の不祥事の処分を決めた。

 五所川原商(青森)は、5月下旬から9月下旬までに2年生部員3人が同級生1人と1年生部員15人に暴力をふるったり食べ物を買わせていたりしたとして対外試合禁止6カ月の処分を受けた。また、複数の不祥事が起こり、今秋から休部している北照(北海道)の部長が部内暴力の報告遅れで謹慎3カ月の処分となった。


     ◇

 【対外試合禁止6カ月】五所川原商(青森)=9月29日から、部内暴力、物品強要【同3カ月】茂原(千葉)=7月25日から、部員のいじめ【同1カ月】廿日市西(広島)=9月15日から、部員のいじめ▽芝浦工大(東京)=10月4日から、部員のいじめ【無期謹慎】六郷工科(東京)の部長=部長の強制わいせつ【謹慎3カ月】佐野(大阪)の責任教師=8月26日から、部外生徒への暴力▽小松島西(徳島)の監督=9月1日から、部員への暴力▽箕輪進修(長野)の部長=9月3日から、部長の不適切対応▽北照(北海道)の部長=9月28日から、部長の報告遅れ【同1カ月】都城(宮崎)の監督=9月16日から、部員への暴力▽芝浦工大の部長=10月4日から、部長の報告遅れ▽昌平(埼玉)のコーチ=10月6日から、部員への暴力

電通新入社員自殺、「死ぬくらいなら辞めればよかった」が絶対に誤りである理由。

2016年10月13日 12時02分06秒 | 日記
(後藤和也 産業カウンセラー/キャリアコンサルタント)
シェアーズカフェ・オンライン 10月12日(水)5時34分配信

大手広告会社の女性新入社員が自殺、過重労働が原因だったとして労災が認められたという。

■本件の概要とは
「亡くなったのは、入社1年目だった高橋まつりさん。労基署が認定した高橋さんの1カ月(10月9日~11月7日)の時間外労働は約105時間にのぼった。「仕事量が著しく増加し、時間外労働も大幅に増える状況になった」と認定し、心理的負荷による精神障害で過労自殺に至ったと結論付けた。

朝日新聞デジタル「電通の女性新入社員自殺、労災と認定 残業月105時間」 2016/10/07」

大変痛ましい話であり、自身も娘を持つ親としてご遺族の心情を察すれば、ご冥福をお祈りするほかない。

■「自殺するくらいなら、その前に会社を辞めればよかった」は、おかしい。
奇しくも本邦初の「過労死白書」が公表されたばかりである。先には首相自らが「モーレツ社員が否定される世の中に」と公言した最中の報道となった。

本件についてはさまざまな議論がなされているが、「自殺するくらいなら、その前に会社を辞めればよかった」という意見が多数みられた。一見正論とも捉えられそうなこの意見は妥当なのだろうか。

最初に見解を述べれば、筆者はこの意見には反対であり、明確に否定する。以下、詳細を論じたい。

■「会社を辞めればよかった」は、空しい見解だ。
「自殺するくらいなら、その前に会社を辞めればよかった」という意見についての産業カウンセラーとしてのアンサーは、「そりゃあそうかもしれないですが、心を病んでる人にそんな冷静な判断できると思いますか?」ということになる。

一般に、うつ病等の精神疾患の当時者は、病識にかけると言われる。病識とは「自分は病気である」と自覚できる状態のことだ。周囲の人間から見て明らかに正常な状態でないのに、当の本人が頑として専門医の受診を拒否する場合などは、病識の欠如が原因であることが多い。

一方、疾患により冷静な判断力や普段のパフォーマンスが平常時に比べ著しく低下するため、仕事の能率はかなりダウンし、私生活にも支障をきたすことになる。

そうなれば、当然本人も苦しい。どうにか状況を好転させようと、離婚や退職など大きな決断をしようとすることも多い。しかしながら、それらの決断は今後の人生への影響も大きい。

本来、冷静かつち密に行う必要があり、病的な状態で行うことは非常にリスキーだ。明らかにそれらの決断が必要だ、と認められるようなケースを除いては、病気がよくなってからじっくり考えた方がいいんじゃないですか、という対応が基本になる。



本件においても、そもそも「このまま働いたら命を落とす」という冷静な判断ができたのか、といえば、恐らく困難であったと推察されよう(だからこそ、結果として不幸にも命を落としてしまった)。「死ぬくらいなら辞めればよい」というのは、結論から見た空しいロジックである、と言わざるを得ない。

■ほかに仕事はいくらでもあるのか?
また、「死ぬくらいなら辞めればよい」は「ほかに仕事はいくらでもある(現職を辞しても生活はできるだろう)」という見解と同義で発せられているようだ。ではこの見解は正しいのだろうか。

結論から言えば、「正しくもあり、正しくもない」となるだろう。本件を論ずる前に、昨今の就活生を巡る状況を概観することが必要だ。

志望する会社、業界に就職するため、就活生は熾烈な戦いに臨んでいる。いつぞやの就職氷河期に比べ状況は好転しているとはいえ、第一希望の会社に就職できる者はほんのわずかだ。大抵の就活生は諸々の折り合いをつけて入社式を迎えているのである。

就活もケースバイケースであるが、就活解禁前のインターンシップなどを考えれば数カ月~1年前後の長期間にわたる戦いだ。それまでの入試と違い、普段の努力がものをいうわけでもない。フェイストゥフェイスの面接で落とされるたびに人格を否定された気持ちになる。実際に「就活うつ」状態に陥ることもあるという。

そんな熾烈な戦いを勝ち抜いて得た自分の仕事を、簡単に投げ出していいのだろうか。まじめな人ほど、そんな心境に陥っても不思議ではない。「夢はあきらめるな」「目の前の壁から逃げ出してはダメ」。周りの大人たちからはそう言われてきた。

一方で目の前には山のような仕事があり、効率よくこなせと理不尽な指示を受ける。逃げ出したいが逃げてはいけない気がする、そんなアンビバレントな感情を抱えたまま過剰な労働に従事しては、心身の健康を害するのは時間の問題だ。

また、仮に仕事を辞めたとして本当に次の就職先はあるのだろうか。雇用の流動化が進んだとはいえ、転職市場が成熟しているとはいい難い状況の中、1年未満の職歴の新入社員がすんなりと転職できるのか。

また、「精神疾患の末に退職」と正直に言えば転職なんてできないのではないか。そんな不安を持つのは当然のことだ。「働き口はいくらでもある」という人たちも、具体の就職先をあっせんしてくれるわけではないのである。


もちろん、すぐに条件の良い転職先がみつかるかもしれない。しかし、働ければどこでもいいというわけはなく、仕事の内容や働き方、待遇など、生活に直結する条件もあるだろう。日が変わるころまで働かなければならない状況の中で、転職活動を行うことなど不可能に近い(まずは現職を辞めてしまって・・・という議論は上述の議論と同旨となるため割愛する)。

■問題の本質は会社側にある~悲劇を繰り返さないために~
本件については上司からのパワハラ的な発言もあったと報道されている。本稿で言いたいことは、「死ぬ前に辞めればよかった」という意見は、つまるところ問題の責任を当事者個人に押し付けるものであり大変危険だ、ということだ。

報道によれば、亡くなった社員のパフォーマンスが落ちていることは上司が把握していたようだ。そこで必要なことは、叱責ではなく適切なフォローではなかったか。「早く帰れ」と言われても、新入社員に大量の仕事を迅速にさばく勘所は、十分にはわかるまい。また、仕事の仕方に裁量も少なければ、職場の雰囲気次第であるが適切な助言や指導がなされないこともあるだろう。そうなれば、まさに八方塞がりな状況だ。

そんなさ中にパワハラ的は指導を行ったとて、乾いたぞうきんをさらに強く絞るようなもので、なんらの意味をなさない。上司による迅速なフォローや、人事部門による適切な労務管理を行うべきだった。社員のメンタルが壊れたことが問題ではなく、メンタルが壊れるまで対処できなかった会社側に問題の本質がある。これは社員個人の問題ではなく、職場や職場の風土、環境の問題だ。

業務が要因となり社員が命を絶った。会社が漫然と社員を死に追いやってしまった、といわれても抗弁のしようもあるまい。会社側には心から、心から反省し、このような悲劇を繰り返さぬよう、問題発生の分析と対処をお願いしたい。職業人生において多くの経験ややりがいを得られるはずの職場で命を失うことは、あってはならないことだ。

最後になりましたが、ご本人のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族に心からお悔やみ申し上げます。

後藤和也 産業カウンセラー キャリアコンサルタント

「もう1回運動会やれ」校長に包丁突き付ける 容疑の夫婦を逮捕 子供が運動会に出られず?

2016年10月06日 10時18分23秒 | 日記
産経新聞 10月5日(水)19時44分配信

 茨城県警日立署は4日、暴力行為等処罰法違反の容疑で、茨城県日立市南高野町の無職、生天目(なばため)利明容疑者(50)と妻で無職の由貴子容疑者(49)を逮捕した。

 逮捕容疑は2日、自宅を訪れた、子供が通う同市内の学校の校長と教員2人に、包丁を突き付けて「運動会をもう1回やれ」などと脅迫したとしている。利明容疑者は「やっていない」と容疑を否認、由貴子容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。

 同署によると、両容疑者は子供が通う学校に対し、2日に行われた運動会を「延期しろ」と複数回にわたって要求していたという。

 同署は動機を調べているが、何らかの理由で子供が2日の運動会に出られないため、「延期しろ」と要求したが、聞き入れられなかったことから、「もう1回やれ」と脅迫した可能性があるという。