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225444 帝人事件と小沢捜査はウリ二つ~勘違い検事と検察の狂った暴走の歴史的構造

2010年01月30日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
225444 帝人事件と小沢捜査はウリ二つ~勘違い検事と検察の狂った暴走の歴史的構造
  猛獣王S ( 30代 東京 営業 ) 10/01/30 PM08


『歴史は繰り返す!?~帝人事件と小沢捜査はウリ二つ』(日刊ゲンダイ 2010/01/29掲載)より転載します。
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●「独善的な検察」が暴走

歴史は繰り返すというが、司法・検察も「暴走の歴史」を重ねてきた。小沢捜査では検察の狂ったような捜査手法が批判を浴びているが、戦前の司法部(検察)もソックリのことをやってきたのである。

早大大学院で政治外交史を専門としていた民主党の中島政希衆院議員は「日本の議会制民主主義は軍部と司法によってゆがめられてきた」と言い、例として帝人事件(1934年)を挙げる。

台湾銀行が保有していた帝国人絹株式会社の株買い戻しに絡んで、閣僚や大蔵省幹部、財界人ら16人が逮捕、起訴された大スキャンダルだ。政友会幹部の三土忠造鉄道相が偽証罪で収監されたが、議会は事件の前から大荒れで、鳩山一郎文相は「樺太工業からのワイロ疑惑」で辞任した。司法部によるリークで、汚職情報が飛び交ったからだ。結局、斎藤実内閣は倒される。しかし、後に帝人事件は全員、無罪が確定するのだ。

さて、この事件で取り調べに当たった黒木検事はこう豪語していたという。

「俺たちが天下を革正しなくてはいつまでたっても世の中はきれいにならぬのだ。腐っておらぬのは大学教授と俺等だけだ。大蔵省も腐っている。鉄道省も腐っている。官吏はもう頼りにならぬ。だから早く検事総長になりたい。そうして理想を実現したい」

こんな勘違い検事が内閣を吹っ飛ばしたのである。

恐ろしいことだが、検察も同じだ。彼らは、官僚支配打破を掲げる民主党政権こそが「腐っている」と独善的に考えている。だから、小沢を潰せとなる。指揮権発動が事実上、封印されている今、彼らの暴走を止める手立てはない。検察幹部人事は国民審査の対象ではなく、国会の承認も不要だからだ。これは異例のことだ。

「多くの国では司法長官が検事総長を兼ねていたり、司法大臣の監督下に置かれている。アメリカでは地方検察官には上院の承認がいる」(中島議員のHPに掲載された論文から)。日本の検察だけがやりたい放題なのである。こんな検察がさしたる根拠を説明するわけでもなく、国会議員を逮捕し、リークによって小沢を政治的に潰そうとしている。許されないことだ。

●「近々決着する」小沢幹事長が自信の発言

民主党の小沢幹事長は28日夜、都内で社民、国民新両党の幹部と会談した。
出席者によると小沢氏は、一連の事件について「いろいろと皆さんにご迷惑をお掛けしている」と陳謝。その上で「わたしは潔白だ。やましいことはない。それを証明するために頑張る」と述べた。「近々決着する」と自信を示す発言もあったという。

また、小沢氏は2010年度予算案の年度内成立と夏の参院選勝利に向け、与党3党の結束を呼び掛けた。
会合には、民主党の輿石参院議員会長や社民党の重野安正、国民新党の自味庄三郎両幹事長らも出席した。
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1 コメント

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Unknown (toto)
2010-01-30 20:29:07
検察の暴走がもう恥じも外聞もなく、小沢悪玉論を
国民に嘘を吹聴して小沢逮捕したいありきですね。
小沢政界抹殺が成功したら国民は検察に騙されて
国民主権の政治が捻じ曲げられたことになりますね。
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