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189999 大手銀行の好決算に隠された金融庁の暴走ぶり~UFJ銀行の“作られた”経営危機①

2008年10月18日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
189999 大手銀行の好決算に隠された金融庁の暴走ぶり~UFJ銀行の“作られた”経営危機①
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 08/10/18 PM04


『大手銀行の好決算に隠された金融庁の暴走ぶり~UFJ銀行の“作られた”経営危機~』(森永卓郎氏2006年2月13日)より転載します。
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●巨額の不良債権費用繰り戻しで大幅利益

昨年11月に大手銀行の9月期中間決算が発表された。2005年4月から9月までの半年間の連結最終利益は、三菱UFJ、三井住友、みずほ、りそな、三井トラスト、住友信託の6グループ合計で、1兆7300億円にもなった。これは、前年同期の実に21倍である。

新聞各紙は、三菱UFJの最終利益が7118億円と、トヨタを抜いて日本一になったことを大きく報道したが、実はもっと興味深い事実があった。

それはUFJの利益だ。UFJホールディングスだけで、当期利益が4110億円と、三菱東京を上回るだけでなく、メガバンク6グループのなかで最大の利益を上げている。

なぜ、経営が立ち行かなくなって三菱東京に事実上の救済合併を求めたUFJが、わずか1年で、それほど莫大な利益を上げることになったのだろうか。

それは巨額の不良債権費用が繰り戻しになったからである。融資の焦げ付きに備えて積んでいた引当金が不要になって、3000億円以上が繰り戻された。新聞報道では、取引先の経営状態が景気回復で改善したために、引当金の所要額が減ったということになっている。しかし、それはおかしい。

なぜなら、三菱東京とUFJ以外は不良債権処理費用がすべてプラスになっている。つまり不良債権処理で「損」を出している。ところがUFJは、不良債権処理費用が3164億円ものマイナスだ。もし、取引先の経営改善が理由なら、他のメガバンクもマイナスになっていなければならない。

そうでないのなら、結論は一つ。引当金を異常に積み過ぎていたのである。

●メガバンクを追いつめるための金融政策

そもそも、三菱東京とUFJの合併話以前から動きが怪しかった。その経緯をちょっと振り返ってみよう。

2003年4月に日経平均はバブル後、最安値の7607円をつけた。当時、日銀はものすごい勢いでマネタリーベース(日本銀行が金融市場で銀行などの金融機関に供給するおカネの残高)を絞っており、前年比伸び率で36%あったマネタリーベースを2003年4月には11.5%まで絞った。この伸び率と株価の底が一致している。

これは株価を下げるためにわざと金融を締め付けたのだろう。というのも、おそらく金融庁は、みずほグループを国有化するつもりだったのではないか。実際、株価が額面割れ寸前になって、みずほは国有化に追いつめられた。だが、そこから反撃が始まり、みずほは1兆円もの資金をかき集めてきて、増資することに成功した。これで国有化はできなかったが、その過程で不良債権処理がかなり進むという効果はもたらした。

2003年9月には自民党総裁選が行われたが、下馬評では小泉さんは不利だった。抵抗勢力が舛添要一さんを対抗馬として擁立し、一本化する動きを見せていたからだ。もし、株価がそのまま下がっていたら、反対派が一枚岩になって小泉さんは負けていたかもしれない。

そこで、金融政策を切り替え、為替市場でドル買い、円売りを始めたのだ。円を売ると、普通は日銀が円資金を回収する「不胎化」を行うが、そのときは放置した。そのため、円が外資に渡り、それが日本の株式市場に環流して、劇的に株価が上がったのである。これが2003年4月以降の株価急回復の要因だ。

その後、日銀はマネタリーベースをゆるめ、2003年4月の前年比伸び率11.5%を5月には16.7%、6月には20.3%に拡大した。2ヶ月間でほぼ倍にしたわけだ。

だが、そのまま拡大しては株価が上昇しすぎて、銀行の不良債権処理を進められなくなる。とはいえ総裁選もあるので絞ることもできない。そこで、20%台で5ヶ月間、横ばいにした。

狙い通り、小泉さんが勝つと、再びマネタリーベースを絞り始めたが、今度は株価が落ちなかった。その原因は急増した個人投資家が買い支えたためではないかと思う。つまり、株式ブームは2003年の後半から起きていた。

株価が落ちないので、金融庁は仕方なく直接行動に出た。それが、UFJの特別検査だったのである。
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続く

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