KIMBERLY巴西日記

ブラジルサンパウロでの平凡な日々を綴る日記

タンザニア サファリの旅その6

2018-03-28 17:39:19 | タンザニア旅
サファリの旅、ってタイトルに入っちゃっていますが、(<--入れたのは自分)ンゴロンゴロクレーターにて我々のサファリ体験は終了でございました。

離れたくなくて、3歩進んでは2歩下がったゲート


ゲートを出たところには、”この道路は日本のODAでつくられたんだよ”という事が書かれた看板。通称”ムネオロード”。(鈴木宗男さんですな)


ムネオロードを進んで少し行った先に、この日、我らが泊まった”ネプチューン ンゴロンゴロ ラグジュアリーロッジ”があります。


”ラグジュアリー”と名乗るだけあって、部屋はまさにラグジュアリー!

ラグジュアリーの用語解説を見ますと、
”ぜいたくなさま”と出てきますが、まさに、ぜいたくな作りの宿でした

リビングルームがあって


隣にベッドルームがあって、


広いテラスがついていて


暖炉なんかもついていて


景色の良いプールなんてのもついていました


広すぎて落ち着きをなくした二人です

オールインクルーシブの宿なので、テラスに座ってワインなんかを頂きながら、庭にやってくる猿をながめました



優雅に聞こえますが、慣れていないので体育座りをしていた、ということは秘密でお願いします。

鳥もやってきました


運が良いと下の方に広がるジャングルを横切るゾウも見れる、らしいので目を凝らしてみていましたが、いませんでした。残念です


夕日なんてのもちらっと見ておきます


さすがに、ここ数日間というもの毎朝早くから動物三昧していたので疲れがたまっていたようです。
この宿でのんびりくつろぐことができて幸せでした。

(もちろん一番大好きなのはアカシアキャンプなんですけども。。。。ううう、、また行きたい、アカシアキャンプ。。)


次の日。
後ろ髪ひかれまくり、いっそのこと、髪の毛をテラスにくくりつけてやろうか、、くらいの気持ちで、泣く泣くこの宿とお別れしました。

とても美味しいランチボックスを持たせてくれました。
(ランチボックスは確か3種類から選べたと思います。私はベジタブルランチボックスをお願いしましたが、これが大正解!野菜のマリネが超絶美味しかったです。また食べたい、、と今でも思うほどです。)

アルーシャの街に向かいながら、途中のガソリンスタンドで給油しました


給油している間、お手洗いに行こうと思い、表示通りに道を進んで行き、用を済ませてから車まで戻ってきて気づきました。

男子トイレに入っていたことに。

良きおもひで、です。

車の前でたたずんでいたら、なぜかトゥクトゥクのドライバー兄さんが”おーい、俺を一枚撮ってくれ~”というので撮った一枚。


お兄さん、トゥクトゥクから降りないから姿が良く見えてませんけど、、な仕上がり。

そんなトゥクトゥクにいさんがいるガソリンスタンドの周りの風景


その後、立ち寄った1軒目のお土産屋さん

ここはちょっぴり品数少な目、そして、ちょっぴりお高めでした)

二軒目のお土産屋さん(個人的にはここが一番好きでした)


入り口で出迎えてくれました


ここはとってもトイレが綺麗でした。
そして、おみやげもいーっぱい!
値札もきちんとついていて、そんなに高くありませんので、ここでお土産を購入しました


ティンガティンガももちろんありますよ~


敷地内にあるカフェでボニさんとお茶休憩


デカくなければ連れて帰りたかったものたち


あれ?
気づけばボニさんと喜一さんがペアルック


いつの間にそんな仲に?
メラメラメラ~

二軒目を出て走っていると、マサイさんwithマサイさんの家畜たちに遭遇です


いーっぱい連れていました。お金持ちマサイさんですな


3軒目のお土産屋さん


ここは1軒目と2軒目を足して2で割ったくらいの感じのお店でした。ほとんどのお客さんが敷地内のベンチでランチ休憩をとっていました

アルーシャに向かいます


途中の街で、月に1度か2度の”青空市”が開かれていたので


人がいっぱいいました


牛や馬も買えるようでしたが、買ったところでどうやってサンパウロに連れ帰ったら良いのか。。。。。

お洒落な”ダラダラ(バス)”


アルーシャに近づいてくると道路も混み始めました


キリマンジャロ空港に到着です


お世話になったボニさんともここでお別れ。
寂しいです。

空港内でしばし待機し、


飛行機に乗り込みます


隣にいたインド人のおじさんが、寝ていた喜一さんをツンツンして”ほれ、キリマンジャロだよ”と教えてくれたので、さらりと流すのも大人げないし、と思って撮った一枚


行きと同様、帰りもエチオピアのアディスアベバで一泊です

行きはやはり何かの間違いだったのでしょうね。
帰りは普通に”ややボロめの”ホテルをあてがわれました。


部屋は無駄に広いですけど。


贅沢を言っちゃいけませんね。
ただで泊まらせてもらっているのですからね。ごはん付きですし、空港送迎バス付ですしね。

エチオピア航空、ばんざい!

アディスアベバの空港にもいちおうラウンジあります。


行きと違ってとても静かな機内だったエチオピア航空です


こうして、無事にサンパウロに戻ってきました。
そして、その数日後、膀胱炎になったのでした~

追伸:すっかり書くのを忘れていましたが、タンザニア入国の際に”イエローカード(黄熱病の注射打ちましたというやつ)”の提示を求められます。
我々はサンパウロ赴任前に日本でぶすっと打っておきましたので問題はありませんでした。

、、ので、タンザニアに行かれる方は忘れずに黄熱病の注射打って、イエローカード持参でね~!!!


関係ないけど、サンパウロも今、黄熱病がホットですよ~

そんなサンパウロも3/30からイースター休暇です。

、、ということは?

はい。ちょっくら、またしても旅に出てまいります~

チャオチャオー








タンザニア サファリの旅その5

2018-03-28 16:13:14 | タンザニア旅
しっかりとした作りのロッジの夜はやはり何も楽しくありませんでした。


周りをうろつく動物たちの足音や鳴き声が聞こえるアカシアキャンプの方が私はやはり好きです。


まあ、好きだからと言って再度アカシアキャンプに戻っていたらいつまでたってもサンパウロに戻ってこられませんので、”出戻る”のはあきらめて、この日もコマを先に進めようじゃあーりませんか。

関係ないけど、今、サンパウロの家の窓の外で犬たちがえらく鳴いています
内1匹の鳴き方が”キャンキャンひぃぃん”という感じなので、きっと大勢で一匹をいじめていると思われます。

どれ、ちょっと覗いてきます。

戻りました。

どこで”犬たちのいじめ”が行われているのか、まったくわかりませんでした。
いじめられっ子よ、泣いていないで、強くなるのですよ。
そっと応援。

話を戻しまして、、、、

しっかりとした作りの、、、

あれ?また、この出だし?

このくだりはもういいですね。飛ばしましょう。

この日も目的地までちょっと距離がある為、朝早く出発しました


ダチョウさん達のお見送り付きで。


この日も良い天気です


天気が良いので、途中にあった”マサイさんの村”もくっきり、はっきりよく見えました


ここに立ち寄るとマサイさんの家を見せてくれたり、マサイさんジャンプが見れたり、、するようです。(もちろん有料です)
が、わたくしはやはり”四つ足の生き物”の方が興味があるのです。
マサイさんに割く時間は無いのでございます。マサイさんごめん。

、、、で、しばらく走っていくと、この日の目的地である”ンゴロンゴロクレーター”に到着しました。


**ンゴロンゴロクレーターとは***
 火山の大噴火によってできたカルデラで、周囲が完全に閉じたクレーターとしては世界最大。直径20km、面積は265平方キロメートルのクレーター内にはライオン、チーター、バッファロー、等、約25000頭のの野生動物が生息している。ここにいないのはキリンとインパラだけ。また、ここでは絶滅の危機に瀕しているクロサイも見ることができる。クロサイが見れるのはタンザニアではここだけ。全部で20頭しか生息していない。クレーターの外輪山の標高は2200-2400m、クレーター底の標高は1800m。野生動物たちはこのクレーター内から外に出ることなく一生をこの中で過ごす。

な、、、なんというロマン。
外の世界を見ること無く、一生をこの中で過ごすとは。。。。。野生の王国、ここにあり~!

、、、で、まずはクレーターが見える場所に車を停めて朝ご飯を、っと。


赤い矢印の所がクレーターへの入口で、黄色い矢印の坂道を降りてクレーター内に突入します。


突入していく車


朝ご飯、食べ終わりました。
お手洗も行きました(<--これ大事、絶対


車の天井をいっぱいいっぱいに開けて~


いざ!、我々もクレーター内に突入しましょう~!

いざ!という割には、ソロソロソロ~、、、、とゆっくり目に坂道を降りて行きます。
まず、我々の目に入って来たのは~、、、




赤い帽子軍団でした。
多分、アメリカ人ツアーのご一行。

”赤一色ってダサくない?
私みたいに何色もあしらって初めて”おしゃれ番長”って言えると思うんだけど?”


、、、なホロホロ鳥さん。

”ぜんたーい!前へ進め!いっちに、いっちに、”
きれいに縦一列で歩いていたトムソンガゼルさん


クレーター内は決められた道路から外れて行ってはいけないので(ンドゥトゥはどこでも走って大丈夫なので動物の近くまで行く事ができます)
道路脇に動物がいてくれると嬉しいです。


それがいつものレギュラーメンバーであっても!


準レギュラーであっても!


シマウマの子供はシマシマが茶色でかわいらしいです。


シマウマさんがいるということは、ヌーさんももちろんいるわけですが、この日のヌーさん達はちょっとにぎやかでした。


、、、というのも、目に見える範囲内だけで一斉に4頭が出産にとりかかっておりました~


うーん、うーんとがんばるお母さんたち


ポロっ!
産まれました~


はい、こっちも産まれてます~



こっちも産まれました~


はい、こっちもです~


超出産ラッシュ!

でも、いっぱい小さな赤ちゃんがヨチヨチ歩いているのはとても可愛かったです。
さすが2月!出産シーズンです~

ボニさん曰く、シマウマは早朝にそっと生むので、シマウマの出産はあまり目にすることができないようです。

ふぅ、、、出産をたくさん見て興奮したので、きれいな景色で落ち着きましょう


夜のうちに雨でも降ったのかな。
ちょっとぬかるんだ道もありました


”あたしたちの事なんて誰も興味無いっしょ?”
そっと横切っていくイボイノシシ一家


あ!サイ!とボニさんが言いましたが、、


と、、、遠いよ、サイさん。。。。な距離でした。

またどこかで出てきてくれるといいな、と思いながら先に進みます


ハイエナが何かくわえて走っていました。さっきの赤ちゃんではありませんように。。。


お食事タイムのようです


少し行った先に木陰がありました


こういう木陰には、、、、、

やはり!
いました!


まだ子供のオスライオン達です~

たてがみがまだ短めで可愛らしいです

子供たちの視線の先を追っていくと、はるか彼方遠くから堂々と大人のライオンが歩いてきました


ガオー!と雄たけびを上げながら


我々の前を堂々と通って行きます


”あれ、お父ちゃんじゃない?”と見守る子供達


すると、その後ろからさらにもう一頭やってきました


こんどは”おじちゃん”でしょうか?


おじちゃんも堂々としています



子供たちの横から木陰に入って行きます


しばらくすると木陰から大人のライオンが顔を出しました

”おっそいなあ”とでも言いたげな表情で。


、、、と、3頭目が遠くから歩いてきました


こ、、、これは、、”じいちゃま”でしょうか??


じいちゃま。。。。
見守る子供達


じいちゃまも堂々としています。
迫力満点です



そして皆と同じように木陰へと吸い込まれていきました


今、あの木陰には一体、何頭のライオンがいるのでしょう?

ボニさんが”ここで、チェックザタイヤ(<--青空トイレ)して来たら?と言います。

ボニさん、ナーイス!

でも、今日はやめておきますよ。ぷぷぷ

今日はヌーの赤ちゃんと言い、オスライオンと言い、”いっぱいまとめて登場の日!”のようです。

そんな、いっぱいまとめて出てきちゃっている日だというのに、クレーター内の木に薬を散布している人たちがいました


勇気ある人たちです。

このクレーター内の緑がだいぶ減ってきてしまっているので、これ以上、木が減らないようにいろいろと薬を試しているらしいです。
ありがたや、ありがたや。

ライオンもたっぷり見れたし、ヌーの赤ちゃんもたっぷり見れたので、もう満足なんですけども、、、と思っていた私の目の前にまたしても、



岩、、、ではなくてカバさんたちがチラ見してきました

今日もちょっとだけ見せてくれるようです。

”じゃあ、ちょっとだけ背中見せるわね”


”ピカピカ光って綺麗な背中でしょ?”


”ふふん。良い気分なので、顔の輪郭も見せちゃうわね”


カバの背中とか、輪郭とか、そんなのどうでもいいんですよね、、、と寂しく遠ざかっていくゾウさん


あたしたち~、”クレーターの叶姉妹”です!


こうならない様にきをつけます!


いろんな動物がいますね~
大満足ですね~と思っていたら、

クロサイが歩いてきて我々の前を横切っていきました~





目の目を通り行くクロサイはとても大きくて、迫力満点でした

通り過ぎたクロサイの後姿


長生きして頂戴ね、ときっとみんなが思った事でしょう。

滅多に見れないクロサイが登場したので、一帯は大渋滞です。
その中をボニさんがかきわけ、かきわけ、道を進んで行きました


クレーター内に滞在できるのは6時間まで、という決まりがあります。

残念ながら我々もタイムリミットが迫って来たので、クレーターを後にしました。

クレーターの外にはクレーター内が一望できる展望台もあります。


見事です。

見事ですよ、おっかさん。


彼のTシャツが見事です~


ミッキーマウス

ンゴロンゴロクレーターにミッキーがやってきた~





タンザニア サファリの旅その4

2018-03-24 22:08:26 | タンザニア旅
バッファローの鳴き声にしびれながら眠った翌日、とうとう大好きな”アカシアキャンプ”を離れる時がやってきました。

真っ暗な中、懐中電灯で照らしながらキャンプまで送り届けてくれるマサイさん、おいしい食事、綺麗な星空、夜中にキャンプの外をうろつく動物たちの足音や鳴き声、、、ともお別れです。

うおーん。うおーん。
動物の鳴き声以上に号泣。

、、、が、我々は行かねばなりません。

”ンドウトゥ地区”が我らを待っている。。

え?

サザエさんの最後の”ンガググっ”じゃなくて、”ンドゥトゥ”です。お間違いの無きよう、お願いいたします。

2月~3月の”ンドゥトゥ地区”はヌーとシマウマが出産と育児をするため、大群でこの地に押し寄せます。この大移動は”マイグレーション”と呼ばれ、驚くことに、彼らは草の豊富な大地を目指して一年中大移動をしています。ンドゥトゥで出産をし、この地のミネラル豊富な草をいっぱい食べて栄養満点なお乳を赤ちゃんに与えて、大きくなった子供たちは4月ごろから大人たちと共にセレンゲティを北上してケニアのマサイマラに行き、また1年後にこの地に戻ってくる、とのことです。

ヌーは耳が良く、シマウマは目が良いので、お互いに助け合いながら生きています。どうりでいつも一緒にいるわけです。

この時期、この地区で赤ちゃんが生まれることを知っているので、赤ちゃんを狙う肉食動物たちも彼らの後を追ってこの地にやってきます。

ンドゥトゥ地区、大賑わい!
浅草の三社祭か!ってくらい賑わっちゃう時期なわけです。

そんな”大賑わい”なンドゥトゥを見てみたいじゃあーりませんか。

、、、というわけでこの日の朝早く、アカシアキャンプに別れを告げて出発しました


出発して少しするとレギュラーメンバーのキリンさんが。


そして、準レギュラーの座を狙うバッファローさんが。


、、が、その後はしばらく何も出てきません。

広いわけですよ、セレンゲティ。
大体、四国と同じくらいの大きさって、広すぎですわね。
走っても、走っても、動物が何も出てこないって時間もあるわけです。

そんな時には、、、、、

朝ご飯食べましょっかね


朝ご飯を食べ、しばらく走れども、走れども、何の動物も出てこず、、、

、、、と、、、
おやおや?
ちょっとお呼びがかかってきた気がしますけども?

ここで、、、ですか?
あれあれ。どうしよっかなあ、、と思いましたが、無理をしてもねえ、、、と思いましたので
モジモジしながら喜一さんに”あの、、お、、、、、、お手洗いに行きたいのですが、、、”とそっとささやいてみました。

喜一さん、とても冷静に”うーん。ここは無理じゃない?”とお返事。

そだね~、とカーリング女子の様に可愛く言えたらよかったのですけどもね。
そんな余裕はありませんですわね。

ええ。ええ。わかっているのですよ、喜一さん。
あたしだって我慢できるのなら言いませんけど、お呼びがジャンジャンかかってきているのですよ。

だいたい、さっきから全然、動物も出てこないんですし、やっちまうなら今、じゃないんでしょうか?
ポケットにティッシュだってガッツリ入ってるわけですし!


喜一さんにほんの少し殺意を覚えました。

その殺意を察して、喜一さんがボニさんに”あの~、妻がチェックザタイヤ(<--ボニさん語録。”青空トイレ”のこと)したいと言っています”と言ってくれました。

ボニさんが、”オッケー。じゃあ、大丈夫そうなところを探していってみましょう~”と探し始めた瞬間、

はるか彼方に歩くものありけり。


目を凝らしてみてみると、それは、、



L.I.O.N!

エルアイオーエヌ、だね。
ライオン、だね。

チェックザタイヤしてたら、がぶり!ってやられてたね、私。

悠々と車の前を通っていくライオンさんたち。



しかも、続々やってくるライオンさんたち


ぞろぞろやってきて、計18頭のグループ。

わなわなわな、、、、、
青空トイレをしていたら、私は今頃、一瞬にして彼らのお腹の中に入っていたことでしょう。
お尻をだしたままで。

震える私の横でくつろぐライオンさん達


でっぷりとしたお腹。
でっぷりとした手足


強そうなあご


こんなのにガブリ!とやられるところでした。

あっぶねえ~

その後、ライオンさん達から遠く離れた場所で再度ボニさんが安全確認をしてくれて、ようやく”チェックザタイヤ(青空トイレとも言う)”に成功いたしました。

ふぅ。。。あぶなかった。。。。
いろんな意味であぶない経験でございました。

その後、少し走って行った先の岩の上にも何やら動くものありけり


う。。
あれは!

オスライオン!


あっぶねえ~

今度はオスライオンにガブリ!とやられるところでした。


冷や汗かきっぱなし~

良い子のみんな!お兄さんからのお知らせだよ!


お手洗は出かける前にちゃんと済ましておこうね!

そして、いつもポケットにテッシュを!だよ!

良い子のみんな、わかったね~?

じゃ、またね~


、、、で、ンドゥトゥ地区に近づいてくると、、

いました、いました。
ヌーの大群がいましたよ~




ゾロゾロと続々とやってくるヌーたち


迫力です~


一匹が走り出すと、みんな一斉に走り出すので、砂埃が舞って、舞って、、、ゴホゴホ~っとなりますが、大迫力です。



少しすると、ボニさんが”あ!産まれかかってるよ!”と言って、1匹のヌーの近くまで車を移動してくれました。

本当だ!
赤ちゃんがだいぶ出かかっています!


がんばれ、お母さん、がんばれ、お母さん!と応援しながら見ていたら、

ポトン。


産まれました~!

しばらくペロペロしていたお母さん


一生懸命、立ち上がろうとする赤ちゃん


うまく立ち上がれません


立ち上がっては転び、


立ち上がっては、また転び、、


、、を繰り返して、ようやくお母さんと一緒に歩けるようになりました


その後、お母さんと一緒に仲間の元に行き、一緒に移動していきました。

感動~
ヌーの出産シーンが見れてとても感動しました。

その後、出てきた”トムソンガゼル”


オスは立派な角があります


そして、ハイエナさん



水辺のあたりには、たくさんのヌーとシマウマが



少し離れたところには、ライオンもいました。



みんな集まってきています~

三社祭です、”三社祭 イン タンザニア”、ですよ!

ふぅ~
一気に動物が出てきて大興奮したので疲れました。

、、、で、お手洗い休憩です。



う。。。
なかなかシブイお手洗ですが、朝のあの悲劇を思い出し、”行ける時に行っておく”ようにしておきましょう。

ここは飛行場のようで、セスナ機が飛ぶ準備をしていました


シブいトイレに寄り、しばらく走ると、この日に泊まる宿”ンドゥトゥサファリロッジ”に到着です。


ロビーのすぐ先にある庭にシマウマが遊びにきていました


ここはアカシアキャンプとは違い、しっかりとした作りの建物です


室内はこんな感じです


敷地内にシマウマも来ていて、嬉しいな、と思いましたが、アカシアキャンプの方が好きかも。なんて贅沢なことを思いました。


夜、レストランでご飯を食べていたら、さささ~っと何かが走って入ってきました


サーバルキャットってやつかな?

名前を教えてもらったのに忘れてしまいました。
忘れっぽいお年頃です。

夕飯を食べ終え、部屋に戻ったら速攻で睡魔に襲われたので寝ることにしました。

明日は青空トイレしないですみますように、と祈りながら。。。














タンザニア サファリの旅その3

2018-03-11 22:16:33 | タンザニア旅
大満足のバルーンサファリを終えて、車はボニさんの待つ”待ち合わせポイント”に到着しました。

バルーンサファリを一緒に楽しんだ仲間ともここでお別れです。
この後の旅も良いものになりますように、とお互いに祈りながらそれぞれのガイドさんの元へと散っていきます。

さぁ。我々もボニさんと共に出発しましょう~

、、、の前にここでもお手洗いに行っておきましょう。
さっきの青空トイレに満足していましたが、やはりガッチリと扉があるお手洗いの安心感というのは良いものだな、と再認識します。

、、、で、ボニさんと共にまたまたゲームドライブに出発です~

、、、て、ゲームドライブって何ぞな、もし?

”ゲームドライブ”とは、多種多様な生き物が生息している自然保護区の中を野生動物を探してゆっくりドライブすること、です。

なぁんだ、ドライブのゲームの事かな?って思った~
マリオカートの事かな、って思った~

、、、っていう反応を期待。

ブルブルブル~
砂煙を上げながらボニさんカーは走る、走る~

走る走る俺たち~

、、、の先にはすでにたくさんのサファリカーが!


このようにサファリカーが溜まっている時は”大物”がいるのですねえ。

え?サブちゃんが?

”大物”と言ったら北島サブちゃん。


、、ですが、ここはセレンゲティ。
サブちゃんはいません。

サブちゃんの代わりにいた大物は、

ヒョウでした。


ヒョウは日中は木の上にいることが多く、見つけずらい為、このように全身がはっきり見えて嬉しいです。

この日も”ボニさんカー”は好調なすべり出し。

そのまま進んで行くと、レギュラーメンバーが


のんびりと沐浴中


さらに進んで行くと、

あ!!!



木の下でライオンファミリーがお昼寝中

父さん、むっちゃ気持ちよさそうに寝ています


周りをこんなに囲まれているというのに、ね。


さすが”百獣の王、ライオン”ですね。動じないのですね。

喜一さんも夢中になって写真を撮っています



ちょっとちょっと!
木の下で休むのはライオンだけではないんですよ、私たちだって木の下で休みますよ、

、、、と言いたげなのは、チーターさん家族


あら、気持ちよさそうに寝ていますね。

でも、、木が、、、


とっても遠慮がち。

遠慮がちな日陰のため、あまり涼しくなさそう。
暑さに耐えられなくなったチーターさんは、トコトコ、と歩いてきて


車の下の陰に イン!


え?そこ、いいじゃん。涼しげじゃーん!ともう一匹やってきて


二匹でイン!


少し涼ませてあげたいので、車もしばしここに待機、です。

さっきのライオン一家の木陰とは大違い。


え?何か言いましたか?


なんでもない?
そうですか。
じゃ、寝ますね。


来た道をもどりつつ、またしてもレギュラーメンバーの沐浴タイムを横目で見ます。


おや?
つがい、でしょうか?


左側の鳥さん、ピンクと水玉がちょっぴりお洒落ではないですか?

え?おしゃれ?
私の事ですか?


どうしてもズラに見えてしまうバッファローの立派な角。

ボニさん曰く、”若くて単独で行動しているバッファローはやばい”。
いつでもどこでも”攻撃態勢”に入るらしく、バッファローにはあまり近寄りたくない、らしいです。

、、で、離れました、バッファローから。

驚異的な視力の持ち主、ボニさんが ”あのシマウマはラッキーボーイだなあ”と言いながら一匹のシマウマを指さします。


、、というのも、右側に大きな傷があり、ボニさんの推測するところ、ライオンに襲われてできた傷じゃないかな、とのこと。


襲われながらも逃げきって、今こうして生きているので”ラッキーボーイ”と言うわけです。
ラッキーボーイ君、これからも無事にたくましく生きて行ってくださいね

ラッキーボーイ君を見た後、やや安全そうな場所に車を停めてランチ休憩です。
本日のランチボックスはこんな感じです


毎回、たっぷり入っているのでお腹がいっぱいになります

食べ終わった後、ボニさんは”どれ。チェック・ザ・タイヤ”しましょう、と言いました。

チェック・ザ・タイヤ、とは?
青空トイレの事です。
多分、ボニさん語録。

ボニさんと喜一さんは二人仲良くチェック・ザ・タイヤしました。

仲良しツーショットです


休憩の後、引き続きゲームドライブを楽しみます。

、、、で、出てきたのは、こちらもレギュラーメンバー化している
ゾウさんファミリーに遭遇です



サファリカーがたくさん集まってきている中を悠々と通り過ぎて行きます


ゾウは子供たちを大人が囲むように守りながら歩いて行きます


こ、、、子供が可愛すぎる~


大人たち草を食べる


子供も食べる


くぅぅぅ~
子供ー!可愛すぎる~!!!!

子供にしびれまくりました。

しびれた後に目にしたのは、、



岩?

、、、じゃなくて、カバです。

カバは日中は、ずーっと水の中にいて、身体の表面が乾かないようにしているらしいのですが、皆、このようにどっぷり浸かっているので何が何やらわけわからん、状態。

そう?
ちょっとだけ見たい?
チラ見してきたカバ


ちょっとだけよ、と数cmだけ上半身を見せてくれました。


横もいっとく?
横顔も見れました


お口の中も見せよっか?


ありがとうございました。
もう充分です。

カバのいる水辺、別名”ヒポプール”界隈はちょっぴり臭いので長居はできません。

先に進みましょう。

、、と、またしても驚異的な視力の持ち主、ボニさんが何かを発見しました。

ほら!
ヒョウがいるよ!



え?どこですか?

わかりますか?

この赤い矢印のところにヒョウがいました


こんな所にひっそりいるのも見つけるなんて!
おそるべし、ボニさんの目!

その後、立ち上がって


姿勢を変えていたヒョウ


はぁ~
この日もたっぷり楽しみました~

毎日ゲームドライブって飽きるかな?って思ってましたが、毎回、違うものが見れて楽しいです。
全然飽きません!
何なら365日ゲームドライブもあり!です

この日も”アカシアキャンプ”に泊まります。

こちらが我らのキャンプサイトの入り口です


ドアにカギはなくて、ジッパーでじじじじ~っと開け閉めして出入りします。

明るい時間はこのイスに座ってぼぉぉっと外を眺めるのも幸せなひと時です。
(明るい時間は動物たちもやって来ないので、大丈夫、とのことでした)

関係ないけど、タンザニアのお札はこんな感じです


この日は明るいうちにメイン棟に自分たちで移動しました。

これがメイン棟までの道です


これがメイン棟です


目の前のチェアに座ってビールなんかを飲みながら、夕飯までまったりと過ごします


タンザニアのビールです


暗くなっていく景色もとても素敵です


足元のライトがついて


はい、ここからはマサイさん無では自分たちのキャンプに戻れません~、な暗さになりました


ボニさんと夕飯を食べて、またしても星空一杯の夜空を眺めながらマサイさんに送ってもらい、”今晩も何か動物がやってくるかな”とワクワクしながら床につきました。

真夜中、前日とは違う”ウオーン、ウオーン”というとても迫力満点の鳴き声と共に足音が聞こえました。

の、、、のぞきたい。
ちょっとだけでも覗きたい、、、、

入り口のジッパーに手がかかりましたが、
”いやいや、襲われるわけにはいかねえ”と思い、あきらめました。

あきらめて正解でした。

次の日ボニさんに聞くと、”昨晩のあれはバッファローだよ”とのことでした。

お前か!お前だったのか!


あやうく、この世におさらばするところでしたとさ。














タンザニア サファリの旅その2

2018-03-10 17:41:14 | タンザニア旅
ハイエナの鳴き声にワクワクしながら眠りにつき、翌日の朝は4:45にマサイさんが”Good Morning~”とテントに迎えに来てくれました。

え?こんな早朝に?
外は真っ暗なのに???
ラジオ体操でもやるんですか?

ふーっふっふ。

実はこの日は”バルーンサファリ”に参加するのです。

今回、タンザニア旅行するにあたり、以前タンザニアに駐在していたT子さんが”絶対おすすめ!”と教えてくれたのが”バルーンサファリ”でした。

”バルーンサファリ”なんてまったく頭にありませんでしたが、T子さんがそんなにおすすめするなら、やっちまいますか!と申し込んだわけです。

、、、で、この日、バルーンサファリの人が迎えに来るのが朝4:50

はいはい、じゃあ朝、ロビーでね、と自由にテントから外に出て行けないのが、キャンプサイトの掟です。

そとはまだ真っ暗です。
昨晩と同じ光景です。


こんな時間にウロウロ、なんて動物たちの恰好の餌食!
早朝は動物たちはお腹がすいているので、どこからでもガブリ!っとやられちまいますね。
、、ですので、夜と同じく、マサイさんが迎えに来てくれて、マサイさんのガードの元、フロントまで移動するっちゅうわけです。

マサイさんに始まり、マサイさんに終わる。
これぞ、セレンゲティ~

、、、で、マサイさんに連れられてロビーに着いた数分後、バルーンサファリツアーのお迎え車がやってきました。

我々を乗せた後、さらに2か所キャンプサイトに立ち寄り、合計で9名の参加者が真っ暗な中、バルーンサファリ会場を目指します。

9名の内訳はアメリカ人5名、イタリア人2名、そして我々、です。

サファリ会場まで約1時間くらい車に揺られましたが、道中もいろいろな動物を目にすることができて楽しいです。

そして、到着した先にあったバルーン


ベローンと横たわっておりますが、めちゃくちゃ大きいです

バルーンの準備をしている間に何やらいろいろ記入したり、バルーンのキャプテンによる”バルーン乗り方ガイド”をレクチャーされたり、バスケットのどの位置に乗るか確認したり、、します。

そんなこんなしている間に朝日がじわりじわりとあがってきます


バルーンも良い感じに膨らんできます


我々が乗るバスケットは合計で8つに区分けされていて、1か所に2名ずつ乗ります。
キャプテンがみんなの体重などを考慮しながら、どこに誰が乗るかを決めてくれるのですが、私たちはラッキーなことに”角っこ”でした。

横向きになって乗り込み、シートベルトを着用して、右や左にざざざざ~っと転がって行きながら、じわぁぁぁっと浮かび上がりました

バスケットが正常な向きになると、キャプテンから”立ち上がって大丈夫~”サインが出ますので、立ち上がって外を眺めます。

わぁぁぁ~。景色にうっとり


この日は我々を合わせて合計5機のバルーンが飛んでいました。



バルーンは思ったよりもスピードがあって、ちょっとした”アトラクション”感覚で楽しいです。

上空からはいろんな動物が見えます

カバさんや


ゾウさん


ゾウさんはこちらにちょっと威嚇していました


キリンさんたちもバルーンの音にびっくりして駆け出します


上から見える雄大な景色にうっとりします


バスケットからはこんな感じで外を眺めます


あ!
我々の朝食を乗せた車もバルーンを追ってやってきます


約1時間のバルーンサファリを楽しんだ後、着陸態勢に入ります。

風向きや風の強さによってはバスケットが転がったりしてしまい、むち打ちになることもある、、、なんて聞いてちょっとびびっていましたが、この日はとても静かにストン、とそのまま倒れることなく着陸しました。

地上で待ち構えていたスタッフさんたちがそれぞれのカメラで写真を撮ってくれます


ストン、と着陸したのは良かったけど、そこから這い出るのはなかなか大変でした。
でも、スタッフさんが優しく手を貸してくれるので年配の方でも大丈夫、です


ここからまた車に乗り込み、朝食会場に移動します。

車で移動中にも動物たちを目にすることができます。

安定のシマウマさん


これまた、安定のゾウさん


さらにさらに安定のキリンさん


彼らはすでに”レギュラー入り”確定です。

朝食会場では、まず手を洗うように石鹸とお湯が準備されています
石鹸で手を泡立てるとお湯をそっと手にかけてくれます。


国立公園真っただ中に設営された朝食会場


スパークリングワインで乾杯した後、フルーツやおいしい朝食が配られます


ちょっと離れたところには”スペシャルお手洗い”が!


このようにテントに緑の看板が下がっている時は ”あいています”

自分が使用するときはこの看板を裏返して


赤い看板になっている時は”使用中”です。

お手洗い側に回って、しゃがんで見える景色は、、


オープンです~

青空お手洗いです~

これがなかなか気持ちが良いのですよね~

後ろに人が待っていなければ、ずっと座って景色を眺めて、、、ってしたい気分になります。

食事中、同じツアーだった人たちから”昨日は〇〇でチーターがハンティングしていたよ”とか、いろいろな話を聞くことができたり、キャプテンからバルーンについていろいろ教わったり、、、
青空の下での大朝食会もとても楽しかったです。

美味しい食事を作ってくれたシェフさん


それぞれのバルーンのキャプテンたち


この後は、また車に乗ってそれぞれのガイドさんが待つポイントまで移動です。

バルーンサファリ、値段を見たらびっくりして”ど、、、どうしよう”と迷いましたが、参加してみて大正解でした。

まさに”一生に一度のおもひで”になりました。
教えてくれたT子さんに大、大感謝です。

私も、セレンゲティに行かれる方にはぜひぜひおススメしたい一品です

追記:朝方はやや冷え込むのと、バルーンでずっと風に当たっているので参加される場合は暖かい格好をされたほうが良いと思います。
私は長袖シャツ、セーター、ユニクロライトダウン、でちょうど良かったですが、手ぶくろが無かったのでちょっと手が冷たくなりました。
手袋もあると完璧、と思います。