KIMBERLY巴西日記

ブラジルサンパウロでの平凡な日々を綴る日記

ウルグアイの旅 その5

2017-07-06 14:52:47 | ウルグアイ旅行
また間があいてしまいました。

先日、間があいてしまう原因をいくつか挙げさせてもらいましたが、もう一つ付け加えたいと思います。

*目が乾いている。

目がカピカピして、画面を見てるのが辛いです。
ドライアイかな?

乾いているのはお顔だけと思っていたら、そうか、目もか。。いやいや、足だって粉ふいてるし、、、、、

ドライな今日この頃、っていうことで。

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コロニアで綺麗な夕日をみた次の日。

この日の夕方の便でモンテビデオからサンパウロに戻る事になっていた私たちは、時間いっぱいいっぱいまでコロニアで過ごすことにしました。私も喜一さんもお目当てはもちろん、むちむちワンコです

赤井プン太に乗って数分で目的地に到着です。

駐車場に車を止めると、係りのおじちゃんが出てきました。


駐車料金は確か5ウルグアイペソ(200円くらい)位だったと思います。(<--うろ覚えです)

敷地を歩けば、ほれほれ、さっそく、


爆睡しているワンコだらけです。


寝ている子を起こしてまで遊ぶのはどうか、と思うので、ブラブラすることにしました。

何だか気になるお店。ワインとか美味しそう、に感じます。


この日は週末だったので、前の日に比べて人が多めです。




国旗まであがっちゃってます


お天気も良いので、お昼頃はこの外のテーブル達もお客さんでいっぱいになるでしょうね。そして、お客さんの周りには”おこぼれ”を期待してワンコ達が集まってくるのでしょうね。


この界隈には”タイル博物館”やら、”何やら博物館”やら、灯台やら、、とチケットが必要な個所が数軒あります。
それらのチケットを買えるのがここ、”市立博物館”です。


看板も出ていないのでわかりずらいよ~と思ったそこのあなたにそっと目印をお教えします。

”外壁が赤”というだけだと他にも赤い外壁の建物があって紛らわしいです。

、、ので、もっと良い目印をお教えしましょう。

それは、これです



屋根の上の草ボーボー

これを目印にたどり着いてください。
あなたなら大丈夫。たどり着けますよ

たどり着いてチケット買っちゃった暁には、灯台にも上れちゃいますよ


ま、我々はチケット買いませんでしたけど。

あの子、可愛い~遊びたい!

、、、と思いましたが、よく見たら”お船をこいでいる”状態。


そっとしておいてあげましょう。

あ!



”コロニアのボブディラン”発見です

気になるお店があいていたので入ってみました。


わーい!


チーズやらワインやら”DULCE DE LECHE”やら~

モンテビデオからコロニアに来る途中、(あの”PAPA”だらけの界隈)は乳製品が美味しくて有名なようです。その中でも”DULCE DE LECHE"はここらへんのが抜群に美味しい!らしいので、1個買ってみました。



結論を先に言いますと、

抜群に美味しかった!です。

あ、ちなみに”DULCE DE LECHE"とは砂糖を入れた牛乳をゆっくりと加熱して作るもので、こんな感じで、


いわゆる、生キャラメル、でございます。

鼻がもげそうに甘いですが、やめられません。大好きです。

鼻はもげるし、話はそれるし、、、

おしゃれな街並みはこの日もおしゃれです



国は変われども、女子は横一列に並んでおしゃべりが大好き、なのですね。


花瓶のセンスが素晴らしいです


喜一さんお気に入りのワンコも爆睡してました


最後にナデナデしたかったのですが、そっとしておきましょう。

そろそろモンテビデオに向かう時間となったので、コロニアを離れます。


ヤシ道路(勝手に命名)を通って


PAPA街道(これも勝手に命名)を通って、


ウシ街道も通り過ぎ、


ひたすらモンテビデオを目指して赤井プン太は走ります。


途中、未舗装道路を通って


一瞬、この道で合ってるのか?と不安になりましたが、



どうやら大丈夫なようです。

ガウチョさんを横目に赤井プン太は走ります


空港が見えてきました


確か”12番に止めてね”と言っていましたね。
多分、駐車場の12番ってことですね、と12番と書かれた一角に赤井プン太を停めました


はて、誰も周囲におりませんが、この後の手続きはどうしたらよいのでしょうか?

とりあえずターミナルに行ってみましたが、あるのはHeartsのカウンターくらいで、我らがプンタカー”のカウンターはありません。

インフォメーションのお姉さんに聞いてみましたが、”ないわよ”とあっさり一言だけ。

さて、どうしましょう?
置き去りますか?、、と悪魔のささやき。

書類に電話番号を見つけた喜一さん。
電話をかけてみました。

ハロー、から始まってずっと英語でしゃべる喜一さん

、、、に対してずっとスペイン語でしゃべるお相手。

”5分位で来るってさ”

話が通じていたようです。

そのまま赤井プン太の中で待っていたら10分程で係のお兄さん達がやってきました。

無事に赤井プン太君とお別れすることができてよかったです。

モンテビデオの空港には免税店がありました。

ここで嬉しいお買い物です。

じゃーん!


オリーブオイルでございます。

ウルグアイのこの”COLINAS DE GARZON"のオリーブオイルは”ベストオリーブアワード”っていうコンペティションで常にランクインされており、欧米の高級スーパー等で販売されているようです。アメリカだと”DEAN AND DELUCA"で売っているようですね。

、、と、そんな魅力的なオリーブオイルが、な、なんと、なんと1本US8 ですよ!

さぁ、皆さん、US8ドル握りしめてモンテビデオに行ってくださいまし。

美味しくって鼻血ぶー!間違いなし!です。

DOLCE DE LECHEも売ってました。
こちらは値段をチェックしていないので、何とも言えませんが、ま、記念に一緒に買っちゃってください。

、、ってことで、、いくら持っていけばいいかな?

なんしか、ドル紙幣を握りしめてモンテビデオにいってくださーい、という締めの文言です。

チャオー




ウルグアイの旅 その4

2017-06-29 17:48:47 | ウルグアイ旅行
プンタカーですよ、プンタカー



無事、喜一さんのモンテビデオでのお仕事が終わりましたので、レンタカーでぶらりと世界文化遺産に登録された歴史的町並みが残る”コロニア・デル・サクラメント(通称:コロニア)に行く事にしました。

喜一さんがインターネットで手配してくれたレンタカー会社の名前が”プンタカー”なのです。

出発の日は朝からすごい霧が立ち込めていましたが、タクシーに乗りレンタカーのオフィスまで行くことに。

タクシーの運転手さんにレンタカー屋さんの地図を見せるも”???”な表情です。住所もざっくりと”港”程度の記載しかありません。

ちなみに地図にはこんな感じでマークがつけられているだけのものでした


今、思えば、なぜ、この地図で無事にたどり着けると思い込んでいたのか不思議ですが、喜一さんも私も”これでオッケー”と信じ込んでいました。間抜けとしか言いようがありません。”港”しか書かれていないのに。。。

とりあえず”プンタカーまでお願いします”と運転手さんに伝え、100m進んでは”プンタカー”、右に曲がろうもんなら”プンタカー”とブツブツ言い続け、、、

”プンタカー?”と運転手さん
”Si,プンタカー”と喜一さん、

”プンタカー”だけでのやりとりが続くこと数分。

思った通り!


行ってみた先にプンタカーオフィスがあるわけはなく~
あんな地図で見つけられたらラッキー

ちっ!
プンタカー、どこに隠れていやがる?

我々がたどり着いた界隈はちょっと治安が悪そうで、建物の角からゾンビが出てきてもおかしくなさそうで。。。。ゾンビの先頭ではきっとマイコージャクソンが踊っていそうで、、、

プンタカー!!!!!!!!!!!!!!!!!

叫びます。

お互い言葉もまったく通じないのに、ああでもない、こうでもない、、と運転手さんと力を合わせ、グルグルぐるぐると周辺を回りつつ、、、、、
ようやく”プンタレンタカー”のオフィスにたどり着くことができました。優しい運転手さんに感謝、感謝です。

実際のオフィスはこの辺りでした。


プンタカーのオフィスに入るとなかなか綺麗。
カウンターのお姉さんはスペイン語オンリーでベラベラベラベラ~っと一気に説明してくれました。

何となく”返却時は12番の所ね”って言うのだけわかりましたので、ま、何とかなるでしょう。

、、、で、今回の我々のバディとなったのが、こちらです。



名付けて”赤井プン太”です。

赤井プン太は若干、お年を召していて、窓を開けるときはこいつをくるくる回す懐かしのスタイルでございました。


じゃ、赤井プン太と共にコロニアに向けて出発~


さっきウロウロした界隈を通り過ぎて行きます。


コロニアまでは約180kmなので楽しいドライブになる予定ですが、この日は朝から猛烈な霧が発生していて


先の方まで良く見えないので、必死に前の車についていきます


赤井プン太がんばれ、赤井プン太がんばれ。

ちょっとお年を召しているので、無理は禁物です。



ようやく視界が開けてきてホッとしました。


道沿いには”PAPA"”PAPA"と書かれた看板がよく出てきます。



どうやらじゃがいもの事を”PAPA"と言うようです。

え、じゃあ、MAMAは?と悩んでいるヒマがあったらお手洗い休憩をしましょう。



お手洗い休憩を終えて、再出発です。

あ!
どうやらウルグアイの高速道路は有料のようですな。


85ウルグアイペソ(350円くらい)でした。

、、が、この後、もう一か所でも同額、徴収されたので、コロニアまで片道170ウルグアイペソを準備しておくとよろしいと思われます。

なぜか、南国風な道に入り、


コロニアに入りました~


まずはホテルにチェックインし、荷物と赤井プン太を置いて、ブラブラと歩いて歴史的な街並みを目指します。


おや?

コロニア、お前もか!!


アルゼンチンのエルカラファテ同様、コロニアも野良わんちゃんパラダイスなのかもしれない。。
嬉しい雄たけび。

このワンちゃんは道案内をしてやるよ!な感じで私たちの前をずうっと案内してくれました


ワンちゃんと別れ、シュッと道を曲がり、


歩いて行った先に城門が出てきました。


そして、やはり、思った通りか。。。





ワンコ、パラダーイス!

しかも、みんなむっちむち!
可愛すぎます~

ワンコにワクワクしながら街並みも見ていきましょう








広くはないけれども、なかなか趣があって良い感じの街並みです。


ゴルフカートに乗って散策することもできるようです


そして、所々に停まっている古めかしい車も良い味を醸し出しています




あ!


あんなの、昔、パーマ屋さんにあったねえ、、なものもさらっと置かれていたりします。

大砲なんかもそっと置かれています。


このまま進んで行った先で、喜一さんお気に入りのワンコに出会います。


他のワンコは皆むっちむちな中、この子は比較的スリムな所が喜一さんの心をつかんだようです。


この子も喜一さんが気に入った模様です。相思相愛です。


喜一さんが、、というよりも、”喜一さんのお股”、が気に入った模様です。


この子も道案内をしてくれます。可愛い。連れて帰りたい。。。


道案内をしてもらいながら、お茶したり、おしゃれな街かどを眺めたり、


だらけたワンコたちを眺めたり、幸せなひと時。



この日はこれくらいでホテルに戻る事にしました。

帰り道、またまた違うワンコが道案内をしてくれます。

黒い子と


茶色い子


途中の公園のブランコをチェックしながら


消防署なんかもチラ見しつつ、


ホテル近所で夕日を眺めました


色づく街並み。
ワンコ達も色づいているでしょうか。黒い子はより黒く、茶色い子はより茶色く、、、


この後、ホテルで小休止してからガッツリステーキを食べに行き、ワンコ達を思い出しながら寝ました。

















ウルグアイの旅 その3

2017-06-26 15:42:46 | ウルグアイ旅行
軽くなったお財布と共に旧市街に戻ってまいりました。

お腹がパッツンパッツンですので、しばらく歩いて食べた分を消化したいな、と思いました。

ふーっふっふっふ。
そんな時に旧市街は有難いのですよ。

旧市街の”5月25日通り”沿いやその隣の通りにはいくつかの博物館があるのです。
それを片っ端から見て行けば、だいぶ消化できるかもしれません。

、、ということで、まず初めにやってきたのは、”リベラの家”です。
(Casa Rivera:Rincon 437:入場無料)

リベラさん、というのは歴史に残る英雄達の内のお一人だそうです。
どのような英雄っぷりか?、という質問はお控えいただけると非常に助かります。
お答えできるわけがありませんので。

一歩中に入ってみましたら


タンスがお出迎えしてくれました。

部屋のど真ん中にタンス。。

昔からこの場所にあったのでしょうか?、それとも、こいつはタンスのふりして実は”どこでもドアー”なんじゃないでしょうか?

非常に聞きたい気持ちがマウンテン、マウンテンでしたが、周りに誰もいませんでしたし、いたとしても、スペイン語で”これはどこでもドアーですか?”なんて聞けるはずもないので、どちらにせよダメですね。

モヤモヤした気持ちのまま、見物していきます。

わたしもこんなのを頭につけたい、


、、な髪飾り

おばあさんはカタカタと夜なべをして髪飾りを塗ってくれました、な古いミシン


横一列に座るんだね、な広い部屋


ジぃぃっと見つめたら動き出しそうな肖像画たち


ふぅ。お腹いっぱいです。

ありがとうございました、と外に出て次の建物に行きます。

お次は”ロマンティコ博物館”です。
(Museo Romantico:25 de Mayo 434 入場無料)

あら、素敵、な広場を横目に階段で上に上がります。




こちらは肖像画や植民地時代の家具などが展示されています。


オホホホホ
笑う時に使用したと(勝手に)思われる扇たち


カーテンの奥に進んでみますと


IKEAです。


ウソです。寝室です。

主人のベッドの横のベビーベッドがかわいい

さらに進んでみますと、

ニトリです。


うそです、お洒落なお部屋です。

ここにはオシャレな家具がいっぱいあって、ワクワクしました。

次に向かったのは1907年に建てられたという”タランコ宮殿”です。
(Palacio Taranco:25 de Mayo 397 入場無料)


入って行ってみましょう


宮殿内はThe Museum of Decorative Artsという博物館にもなっていて、高貴な家具やきらびやかなシャンデリアもたくさんあり、ウットリポイント満載です



暗いですが、手前のピアノが豪華でキラッキラでした


こちらのお部屋も負けずにキラッキラ


このピアノだって負けずにキラッキラ


階段もちょっとだけキラッキラ


厨房はキラキラ感無し、残念


ふぅ。。
キラキラを見過ぎて何だか胸の鼓動が早くなりました。

こんな時はやはり私の大好きなあのシリーズで心を静めたいものです。

、、、でやってきたのは、

”Museo de Arte Precolombino e Indigena"です。
(MAPI:25 de Mayo 279 入場料100ウルグアイペソ=約400円)


入りまして、すぐに心落ち着きましたよ。

ほれ。


そうそう。


これこれ。


きたね、きたね


ゆるくていいねえ~


ふぅ~
数は少ないものの、心を静めてもらえましたよ。よかった、よかった。

どうやら他の階にも展示物があるようなので、行ってみましたら、

あら。


素敵



違うゆるさで出迎えてくれました。嬉しいです。

他にも何かあるかなあ、と歩いて行ったら、


どうやら入ってはいけない所に入っていたようです。

1階の展示もなかなかオシャレなものがありました



ふぅ~
心がすっきりと落ち着きましたので、最後にもう一つ行ってみましょう。


向かったのは昨日、お休みだった”カーニバル博物館”です
(Museo del Caranaval:Rambla 25 de Agosto de 1825, n. 218 esquina Maciel 入場料100ウルグアイペソ=約400円)


中はやや暗くて、暗闇の中、ずっとウルグアイのカーニバルの様子がDVDで流れています。
ウルグアイのカーニバルは世界で一番長いカーニバルとして有名で、なんと40日間も路上でパレードが行われたり、ステージでパフォーマンスが行われたりするようです。

衣装もいっぱい展示されていました




こんなセクスィーな衣装を着れるようになった暁には”立派なウルグアイ人”と呼ばれるようになるかもしれません。


ウルグアイ人になる夢はふくらむけれど、わたくしにはやはり無理。

わたくしはこちらが良いです。
落ち着きます。


ブラジルで目にするカーニバル風景とは違う感じがして、なかなか楽しそうなウルグアイのカーニバル。
一度見てみたいなあと思いました。

一日中いろいろと見物をして、さらにチビートスのお値段に心震え、とても疲れたのでホテルに戻りました。

夕方、お仕事を終えた喜一さんとタクシーに乗って洒落たショッピングモールに行きました


中は広くて綺麗でした


子供の乗り物のキャラクターの顔の怖さにびびりつつ、さくっと夕飯を食べ、ホテルに戻りました。


モンテビデオは”あまり見るものが無い”と思われがちかもしれませんが、入場無料の博物館がいっぱいありますし、人々もとても優しくて良い街でした。
一番嬉しかったのは、車が歩行者がいると必ず止まってくれることです。ブラジルや他の国では結構、車優先な感じですが、モンテビデオでは必ず車が止まって歩行者を先に行かせてくれました。ここは”素晴らしいポイント”をたくさんあげたいところです。

そんなモンテビデオを明日、離れます



ウルグアイの旅 その2

2017-06-26 14:26:22 | ウルグアイ旅行
モンテビデオ2日目

この日も我が夫、喜一さんはお仕事でしたので、妻は一人ブラブラでございます。

朝早く出かけてもどこも開いていないため、朝はゆっくりと10時過ぎにホテルを出て、前日と同じくホコ天を通って街に繰り出します。

ブラブラ適当に歩いていたら、何やら小さな美術館のようなものを見つけたので入ってみました。

”Museo Gurvich"という名前のようです。
(Museo Gurvich:Sarandi 524 Montevideo)
入場料は150ウルグアイペソ(約600円)でした。

上の階から順番に見ながら降りてきたらいいわよ、みたいなことを言われたので、洒落た入り口を通って上の階に行き、


すぐに出てきたのがこちらの作品です


この時点で”嫌いじゃないな”と思いました。

次に目にした作品もこんな感じで


”好きかもしれない”、とうっすらと思い始め、

次に目にしたこの絵で


”大好き”、に変わりました。

どうやら、この方がGurvichさんのようです。


ゆるい感じの絵が良い感じです。


トイレの扉の絵も素敵でした。勝手にこの絵を”女性”と決めつけてトイレに入りましたが、はたしてこれが本当に女性用だったのかはわかりません。


思いのほか楽しかった”Museo Gurvich"を出て外に行くと、おやおや、ゴミ箱の柄ももしかしたらGurvichさんでは?と思いました。


城門を通り過ぎ、独立広場を通っていきます


英雄ホセ・アルティガスの騎馬像、とやらを横目に


目の前にそびえたつ”サルボ宮殿”の変な形に見入ります。
(残念ながら建物内に入る事はできません)


そのまま”7月18日通り”沿いを歩いて行きます。


”ガウチョ博物館”というのが、こちらの建物の2階と3階にあるようなので行ってみました。(入場無料です)
(Av 18 de Julio 998)


階段を上がってすぐに出迎えてくれるのが
お馬さんと


やや怖い顔の男女です


”ガウチョ博物館”と言うだけあって、ここにはガウチョの生活で使用されていた武器や生活用具などがいろいろと展示されていました。
マテ茶を飲むために使う容器も展示されていましたが、


洗うのが面倒くさそうな形だな、と思いました。
我が家で使用することは無いでしょう。

”ガウチョ博物館”の下には銀行の歴史を紹介する一角もあって、実は私はこちらの方が楽しめました。

だって、これが、、、


はめこむよね、もちろん、顔、はめこむよね~

そして、古めかしいタイプライター達に



長すぎじゃね?な電話機


これ以外にもむちゃくちゃ大きな帳簿とかがあって、


”脳内ひとり芝居:銀行員の巻”を楽しむのにうってつけの場所でございました。

”ガウチョ博物館”と”脳内ひとり芝居”を楽しみ、ちょっと疲れたので、同じ通りにあったファーストフード店に入ってランチをすることにしました。

せっかくですから、ウルグアイの何かが食べたい、と思い、”チビートス”というウルグアイハンバーガーを食べることにしました。

”チビートスを一つとコーヒーをください”と注文すると、お店のお兄さんは”チビートスが何か知ってる?”と聞いてきたので、”ええ、ウルグアイのハンバーガーの事ですよね?”と答えたら、”知ってるなら、まあ、いいけど、、”と言われて、頭の中は”???”でいっぱいになりました。

何かおかしなものを注文してしまったのでしょうか?

やってきたのは、こちらです


チビートス=ウルグアイのハンバーガーは中に牛肉の焼いたやつやら、ハムやら、ゆで卵やら、アドカドやら、トマトやら、、、がぎーっしりと詰まっていてすっごいボリュームです。
加えて、大量のフライドポテトが添えられていました。

さっきのお兄さんは”本当にこんなデカイのをこの時間に食べるのか?”と思った為、質問してきたのかもしれませんな、と思いました。

はい。こんなにデカイとは知りませんでした。
無知なわたくしをお許しください。

半分食べただけで口から泡ふきそうなくらい満腹になりました。

ちなみに550ウルグアイペソでした(約2200円)

ご、、、ごひゃくごじゅう、、、、

震えたぜ。。。

名前は”チビ”だが、値段は”デカ”い。
値段を聞いて、いっそのこと、本当に口から泡ふいて倒れこんでやろうかと思いました。

ランチの域をはるかに超えてしまった事は喜一さんには言えない。。。。。
いや、正直に言ってもいいけど、まともに喜一さんの目が見れなくてきょどりそう。。

やっぱり喜一さんに言うのはやめておこう。

”今日はどうだった?”って絶対に聞かれると思うけど、へへへへ、って笑ってごまかそう。
うん。そうしよう。
世界平和の為にそうしよう。

悲しい位にお財布、一気に軽くなる~

(長くなるので続きます)

ウルグアイの旅 その1

2017-06-22 15:17:40 | ウルグアイ旅行
また、間があいてしまいました。

間があいてしまう原因として、、

1)魂がどこかに行ってしまっている
2)肉体がどこかに行っている(旅に出ている、とも言う)
3)寒くて手をポケットから出したくないのでキーボードを打てない
4)”テレビ”という名の魔物に取りつかれている
5)瞑想している
6)何かに夢中になっている(掃除、など)
7)日本語を忘れた

、、、の、どれかであると思っていただいて結構でございます。

ちなみに今回の原因は、2)肉体がどこかに行っている、でした。

”旅行強化期間”に突入しており、どこかに出かけては戻り、またどこかに行っては戻り、、というこの頃です。今後、年末辺りまで日本への一時帰国も含め、どこかに出かける予定が詰まっております。詰めました。詰め込んでみました。うふ



、、、で、そんな中、訪れたウルグアイについて書いて行こうと思います。

ウルグアイと言えば、ムヒカ大統領、そして、ガウチョ。
そのどちらにも会えませんでしたが、非常に楽しい旅でございました。

サンパウロからウルグアイの首都モンテビデオまでは飛行機で2時間半くらい。
ぼぉ~っとしている間にシュッと飛行機は到着します。

モンテビデオの空港から我が夫、喜一さんは仕事に向かうため、別行動開始です。
私は一足先に旧市街のホテルへチェックインしました。

荷物を置いたら、適当に街に繰り出します。

旧市街の一部は歩行者天国になっています。ホコ天です、ホコ天。


古い建物が美しい旧市街ですが、落書きがいっぱいあります。


いっぱいあるので、”どーれ、俺も描いてやるか”という気分になってしまうと思われます。

、、が、残念ながら、わたくしは絵筆も絵心も持ち合わせていないので、”落書き大将”にはなれません。他の大将たちの絵を眺めるだけでございます。


フィデルまで登場とは!大将たちのセンスにあっぱれ!です。

石畳にはウルグアイの国旗にも描かれている太陽さんが!これなら自分にも描けそうな気がします。


上を見たり、横を見たり、下を見たり、、私の首、大忙し。

そんなこんなでブラブラしながら旧市街の境目である城門までたどり着きました。


城門近くには確か有名な劇場がありましたぞ、と、ガイドブックを見てみると、

おーい!12時からガイドツアー(英語版)があるぞ~!
ガイドブックの字が叫んでいます。

時計を見ると、今まさに12時!

あらあら、大変、大変。

早足で行ってみました。


ガイドツアーは既に始まっていましたが、すごく参加したそうな顔をしたら、OK出ました~!
、、ので、そそそっとお仲間に入れていただきました。
参加者は若くて仲良しなカップル、きれいなイギリス英語をしゃべるお兄さん、平均年齢を押し上げる私、の総勢4名でした。

この”ソリス劇場”はウルグアイ最古の劇場です。
1856年の~うんたらかんたら、うんたらかんたら、、、、、、、、

いろいろとシャンデリアの説明やら、何やらしてくれましたが、半分くらいしかわかっていませんでしたよ、という事は心の奥深くにしまい込んで、、、


綺麗で良かったね
そして、この日はガイドツアーが無料だったのも良かったね
(水曜日は無料のようです)

お手洗いを借りて、さ、次の地に行きましょう。

実はこの近所でどうしても行きたい所がありました。

それは、この黒い看板のお店です

(LA PASIONARIA:587 RECONQUISTA、CIUDAD VIEJA、 MONTEVIDEO)

このお店には世界中で人気のウルグアイの毛糸”マラブリゴ”が置いてあるらしく、ぜひぜひ来てみたかったのです。

うふん、こう見えて、わたくし、編み物が好きなのでございます。

そして、マラブリゴの為にわたくし、猛特訓しました。

”Tiene マラブリゴ?(マラブリゴはありますか?)”

さ、店内に入って言ってみましょう。

”Hola!Tiene マラブリゴ ?”

”Hola! 〇*#&%?〇#$%&?。。。。。”

きれいなお姉さんが出てきて、怒涛の勢いで何かしゃべってきました。

そうか。
スペイン語で聞いたらスペイン語で返されちゃうんだね、困ったね、ということを実感した瞬間でした。

”Tieneマラブリゴ?”以外はしゃべれませんのよねえ。

”Inglez,por favor (英語、お願いします)”

”お前、何やねん!最初から英語で聞けや!”とお姉さんはキレることなく、その後、丁寧に英語でいろいろと教えてくれました。

優しいお姉さんに乾杯!

そして、目の前にマラブリゴが~


”あなた、いつまでモンテビデオにいるの”?と聞かれたので、”明後日、モンテビデオを離れます”と言ったら、

OH,Nooooooooooooooooo~

、、とお姉さん。

そ、、、そんなに私との別れを惜しんでくれるのですか??と思っていたら、

ちょうど来週からセールなの。
マラブリゴも全部、半額になるのよ~
あなた、ついてないわね

、、って言われました。

ついてないわね、って。。。

お姉さんのストレートな物言いが好き

セールでなかったのは残念ですが、定価で3つほど購入しました。
3つで4000円くらいでした。ううう、、、セールだったら、セールだったら。。。くぅううううう。



店内には他にも洒落た洋服や雑貨が売っていて、カフェも併設されてとても良いお店でした




また、今度セールを狙って来ようっと。

その後はまたしても旧市街をブラブラと。

通り道にあったマトリス教会に入ってみたり、


1877年にオープンしたという名物カフェの”Cafe Brasileiro”でお茶してみたり、


落書きを眺めながら歩いたり、



古めかしい車にウットリしたり、


扉がオシャレ~と感動してみたり、


そして、再びホコ天に戻ってきました


旧市街の広場っぽい所を通って


近所にある”カーニバル博物館”に行ったら、この日はお休みだったので、窓からのぞき見している人形たちだけ写真におさめて、、



すぐ隣の市場を見学しました


この市場は1868年に建てられた市場で、中はたくさんのパリージャ(焼肉)のレストランが入っていました


美味しそうな良い匂いがプンプンしていましたが、


後で喜一さんとここで食べよう~と、いったん、我慢してホテルに戻りました。

ホテルに戻って、暇だったので、ウルグアイのお金を並べてニヤニヤしていたら喜一さんが帰ってきました。


またしても、お金を眺めてニヤニヤしている所を見られちゃったね、な一日目。