KIMBERLY巴西日記

ブラジルサンパウロでの平凡な日々を綴る日記

誘惑がいっぱい

2017-10-28 21:13:39 | サンパウロ日々の出来事
先日、ホコ天で”保護犬ちゃん達”を目にして心がワナワナと震えた、という話を書きました。

その数日後、会社で喜一さんがポロリ、とワンコの話をしたところ、同僚のマルシオさんが、”これ、どうぞ”と言ってこんなものをくれました


”ワンコ&ニャンコ”の雑誌!

マルシオさん、あなたは毎日こんなものをカバンに持ち歩いているのですか?
それとも、喜一さんと私の行動を監視しているのですか?
それとも、マルシオさん、あなたはもしやして”サンパウロの江原さん”なのですか?

ぐるぐるとマルシオさんに対してのいろんな想いが脳裏を駆け巡ります。




ま、そんなことはどうでもいっか。

今の我々にこのような代物は非常に誘惑が満ち溢れていて、危険度MAX!な気もしますけれども、見るだけよ、見るだけよ。

1ページ目をめくってみると、



うおぉぉおおおおおおおおおおお!
そんなつぶらな瞳でこっちを見るなあああああああああ!!!!



急いで次のページへ



うおぉおおおおおおおおおおおお!!
微笑みかけてくるなああああああああああああ!!!



指にツバつけてペラっと次のページをめくると、



うおぉおおおおおおおお!!
私好みのワンコちゃんが!

ゼーハー
ゼーハー

息が乱れてきます。

”ほーら、ワンコが欲しくなーる、欲しくなーる”と
魔の手がわらわらと伸びてきている気がします。

やめときゃあいいものを、ペラっとまたページをめくってみますと、



ぎゃあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
もう絶叫に近いです。



ぎゃああああああああああああ!
たーすーけーてー

ゼーハー、
ゼーハー、

あまりの可愛さに意識を失いかけてきました。

ぺらっ!


うおぉぉお!!
私もこんなことしたいいいいいいいいいいい!!!!

ぜぇ、、ぜぇ、、

だめだ、この雑誌、危険すぎる。。。。
これ以上、見たら本当にやばい。
片っ端から手を出してしまう。。。。

、、と思いながらもう1ページめくってみたら、



ん??







すぅぅうぅ~
早くなっていた鼓動がすぅぅうっと落ち着いてきました。

この子の目が私に訴えていました




”あきらめて!”ギラリ!


はい。

フクロウさんに説得されちゃいました



イタリア風とおもへば

2017-10-27 19:32:03 | サンパウロ日々の出来事
本日、お手洗いの写真が出てきますのでお食事中の方は見ないで~
ごめんなさーい




ガッシャン、ガタガタ~とうるさい我が家のトイレの便座部分が、ある日ポロリ、とネジが外れ瀕死の状態に陥りました。

ネジが外れたものをそぉぉっと使い続けていたのですが、いっそのこと、ひとおもいに見送ってやろうと思い、”えい!”っと外してやりました。

はぁ~すっきり


あれ?
どっかで目にした事がある気が、、、

あ!!!
これはイタリアの公衆トイレじゃん!

数年前、イタリアを一人旅した時に目にしたイタリアの公衆トイレはほとんどが、このように便座の無いものでした。

初めて目にした時、”こ、、、これは、、、イタリア、やんちゃが過ぎるぜ”とわなわな震えたものですが、数日間の滞在中に使い方をすっかりマスターし、”これで私もイタリアマダムの仲間入りさ”とほくそ笑んだあの日。

その、イタリアのトイレと一緒じゃね?

今、我が家にイタリアの風が流れている~

マンマミーアー
ボンゴレビアンコー


、、が、しかし、わが友Sは常日頃言っていました。

”トイレの蓋はきっちり閉めるべし!
でなければ銭っこを失うであろう”と。

ぜ、、、、銭っこを失う???

喜一さんが一生懸命お仕事をして得た大事な銭っこを失うわけにはいきましぇん。

、、、ので、便座を買いに近所の店に走りました。



”あれ?便座って何て言うのかな?って一瞬、考えましたが、奥さん、そんな心配はいらなくってよ~

壁際に並んでました、便座たち。うふ。

お店の中には他にも釘やら浄水器やら、わらわらといろんなものが売っていてちょっと楽しかったです


、、で、購入したのはこちらです。R$89でした。


クイクイクイっとネジを回してつけるだけで~

キラリーン!


生まれ変わりました~

”イタリア風”とおさらばするのはちょっと残念ですが、仕方ありませんね。

これで”いつでもWelcome!銭っこ!”です。

ある日のホコ天

2017-10-25 19:18:07 | サンパウロぶらり散歩
10月のとある日曜日。
例によって、例のごとく、ホコ天をぶらりと散歩しました。

あなたは旅に出ているか、ホコ天に行くかの二択しか無いのですか?

、、、というご質問を受けそうですので、先にお答えしておきます。

そうです。




、、で、ある日のホコ天のお話です。

パウリスタ通りをだらだら歩いて端っこまで行き、念願かなって、ようやく”ジャパンハウス”に入ってみる事にしました。


建物、素敵ですよね~

入場料も無料!!キラリーン
素晴らしいです。

そして、日本と言えば、の

ウォシュレット付きのお手洗い!キラリーン


洗面台もきれいで良いです、良いです。


ちょっと、この日の展示はそんなに心躍るものではなかったのが残念ですが、気持ち良い空間に身を置くことができて幸せでございました。


入り口からパウリスタ通りはこのように見えるのですね~


日本からはるばるやってきてくれた職人さん達のおかげですね。じぃぃぃん。

職人さん達にじぃぃぃん、としたまま、パウリスタ通りに出てみると、何やら、楽団が。


この日は”学校対抗”か何かそんなような大会でもあったのでしょうか?

赤やら青やら緑やら、、、の制服を身に着けた楽団がじゃんじゃん行進していました。





楽団の前には”チアリーダーさん(?)”な可愛い女子も行進していました






若さあふれる音楽を聴きながら”若いって素晴らしいわね~”と囁いていた我々の足元にお客様が。


か、、、かわいい。。。

この日は”保護犬”ちゃんたちも何匹か歩いていて、里親をさがしていました。

”ワンコ飼わないかーい?”と保護犬ちゃん達を連れていたスタッフさんに明るく聞かれて、
”はい、飼います!”

、、と即答しそうになってしまいました。

危ない、危ない。。

ワンコちゃん、飼いたい気持ちはマウンテンマウンテン。
飼うのなら保護犬を、、という気持ちもマウンテンマウンテン、な我らにとって、なんと危険なひと時でしょう。

落ち着いて、落ち着いて。

ハースー、ハースー

違う、違う。

スーハー、スーハー

危うく手が出かけたのですが、いずれ日本に連れ帰る事を考えると、一緒に機内に乗れる小さい子がいいと考えているのです。

本当は大きさなんて関係なく、ピン!と来た子を迎えたいです。
でも、さすがにサンパウロー日本はあまりにもロングフライト。
自分だって”しんどいな”って思いながら乗っているのに、ゲージに入れたまま貨物室に預けるのは心苦しく、、、
ううううう、、、、、、

なので、この日のこの可愛い子ちゃんはちょっとサイズオーバー。
断念です。
ううう。。。
ううう。。。。

心がギューっとなる瞬間です。

いちおうチラシだけもらいました。


その後、ブラブラ歩きながらも頭の中は保護犬でいっぱいに。

そして、”でもなあ、やっぱり貨物室可哀そうだしなあ”
”いやいや、いけるかもしれないなあ”
”いやいや、可哀そうだよなあ、やっぱり、、”

、、など考えていたせいか、私の顔が悲痛に見えたのでしょう。

通りゆくお姉さんがそっと私に一枚の紙きれをくれました


ポルトガル語が相変わらずよくわかっていないわたくしですが、何となく、、

”自殺だめ!”

って言われてる気がする~

あたし、大丈夫~

まだ、旅の予定が詰まってるから、しばらく大丈夫~


そんなある日のホコ天なのでした。

グランドサークルの旅 その8

2017-10-19 21:02:58 | -グランドサークル
今日のサンパウロの気温は35度

太陽がギラギラしていました。

あっついし、ギラギラしてるし、、
今日この街で一番険しい顔して歩いてたのは自分だな、という自信があります、KIMBERLYです。


グランドサークルの旅のお話はとっくに終わっているのですが、最後に立ち寄った”パサデナ”という街がなかなか楽しかったのでちょいと記しておいてもよろしいでしょうか?

はい。よろしいですね。
ありがとうございます、っと。


我々は”ハワードジョンソン”っていう宿に泊まりましたが、

この宿の目の前には芝生がきれいな大学がありました


宿の駐車場から見える景色もきれいでした


宿にチェックインした時に受付にいたお兄さんがやけに明るく、”ハーイ!君たち、パサデナの街は初めてかーい?”と聞いてきたので、
”はい、そうです”と答えたら

”Coooooooool”と明るく言われました。

お兄さんのその明るさに何だかわからないけど、ちょっぴり照れました。

、、、で、お兄さんが”この目の前の道をまっすぐ行くと、レストランやら、スーパーやら、何でもあるんだぜぃ、行ってみたらいいぜーぃ”みたいなことを言うので、部屋に荷物を置き、言われた通りにまっすぐ車を走らせました。

、、、が、強烈な西日で目がチカチカして、全然、前が見えません。
こんな時に限って、サングラスを宿においてきてしまい、どんなに目を細めてもカリフォルニアの太陽光線は隙間からビシバシ入り込んできます。

もう無理。
まっすぐ進めません。

右に曲がりました。

太陽光線から逃れた先にスーパーがあったので、その日の夕飯はスーパーで買ったものになってしまいました。

Coooooooooooooooooooooooooooooooooool

お兄さんを見習って使ってみました、”cool”。


、、、で、翌日の朝、少しだけ時間があるのでパサデナ界隈をウロウロしてから空港に向かう事にしました


綺麗な公園の横を通り過ぎるとワンコが歩いていました


ワンコにつられて車を停めてしまったので、一枚写真を撮っておきますか、と撮った建物の写真です。


、、、で、ちょっぴり高速みたいなのにのって


すぐさま、下の道に降りて


こんな所を走って行って、


到着しましたのは、


大きな駐車場に車がいっぱい停まっています


ふふふふふ

この日は毎月第2日曜日に開催されるという”全米最大級のフリマ会場”である”ローズボール”にやってきたのでした。


約2500ものお店が出るらしく、日本からもバイヤーさんがやってきたりするようですよ、な、フリマ。
ま、我々は”バイヤーさん”ではなく、ただの”トラベラーさん”ですけどもね。



入場券を買わないといけません


朝9時を過ぎていたので、9ドルでした。
朝5時から、というチケットが一番高いらしくて20ドルするそうですよ。わわわ~

入ってみましょう


いっぱいお店が出ています




”コロコロ”も売ってます


30ドル。。なかなかお高い。

あ!


サングラス3ドル。
昨日、見かけていたら絶対に買っていましたね。

生まれ変わったらこんな服を着てみたいものです。花柄フリフリ


家にあるいらないものを持ってきたのかな?というお店もあります


これは買ってどうしろというのでしょう?なものも売っています


行けども、行けども、お店が並んでいて、これは一日たっぷりウロウロできてしまうかも。楽しいです。



、、、が、しかし、我々は帰らねばなりませぬ。

空港まで車を走らせましょうかね


こんな道を走って、


間違えてドジャースタジアム前にたどり着いて、ちょっぴり嬉しかった二人です


、、、で、またまたこんな道を走って、




え?何?
”Randy'sドーナッツ”??
美味しいのかしら?って思いながら走り、


Hertzの黄色い看板を頼りにしゅっと曲がり、


無事、Hertzの駐車場に到着し、


ちゃっちゃ、とシステマチックにお兄さんがレンタカーの返却手続きをしてくれて、無事、空港までの送迎シャトルに乗り込みました


車内はガラガラで快適でした


ふぅ~
これにて、グランドサークルの旅のお話はおしまい、です。


顔がヒリヒリ痛いから、、、

チャオー


グランドサークルの旅 その7

2017-10-09 15:33:03 | -グランドサークル
我々のグランドサークルをめぐる旅も終盤です。

セドナを出て、次に向かうのは”ルート66”の街、”セリグマン”です。
”ヤングマン”じゃありませんよ、

”セリグマン”です。


”ルート66”は東はシカゴから西はサンタモニカまでの全長3755kmの国道です。歌や映画によく出てきますね。
せっかくですから全部、走ってみたい~!と誰もが思いますよね?

やっちゃいますか?

やっちゃうか!

そーれ!

、、、とはなりませんね。さすがに遠いですもんね。

セドナからセリグマンまでは?


1時間58分を予定しておりまーす

さようなら、セドナの街~
次来る時は、もう少し涼しい時にします~


赤いシリーズ、の岩々を過ぎると、緑豊かな道路へと変わって行きました


いいじゃなーい


いいじゃなーい


昔、こんな歌を歌っていた人がいた気が、、、、、

は!



ですね。

結構好きだったので、また出てきてほしいな、と思い続けてるんですけどね。

途中に何やらお店の出ているところがあったので寄ってみました


ネイティブアメリカンジュエリーなどが売られているようです。


もしかして、あのおじちゃんも、あのおばちゃんも”ナーヴァホー”の方なのでしょうか?

勝手にドキドキします。

せっかくですから、”いかにもそれっぽい”感じのおじちゃま、おばちゃまのお店でブレスレットを購入しました。


この場所もなかなか綺麗で良いところでした。


景色を見ながらおにぎりでも食べたいじゃあありませんか、という気分になりますが、おにぎり持っていませんのでそのまま先に進むことといたしましょう。


頭の中がおにぎりでいっぱいになってきました。
そんな私の悶々とした心をうつしているかのように、空もどんよりとしてきました


おにぎりの事を考えなくなってきた頃、ようやく晴れ間が見え、


セリグマンに到着しました




小さな町ですが、ルート66グッズを売っているお土産屋さんなどがかわいらしく並んでいます



クラッシックな車も停まっていたりして、



あれ?

中はボロボロですから、あまり見ちゃあいけません




屋根の上から監視するものありけりです


うん、うん。
うん、うん。

伝言ゲームも楽しめちゃいます。

日本語の看板もありますね


プレスリーだってこの通り


いろいろ見ていくととても楽しいです。

お?



ここはやはり、乗っておくべきでしょうか?


じゃ、二人乗りで、って思いましたが、角度的に非常に厳しい気がするので、

喜一さんが一人で乗りました。

broken heartな瞬間です。

ちょっとずるい。

私もやっておきました


どうせ一人で乗るなら立ち乗りだろう!
な、そうだろ?兄弟



立ち乗り、無理でした


足元の水たまりに落っこちないように、ぎゅーっとハンドル握る握力が必要です。
日頃の怠惰な生活のツケがこんなところに。。。
鍛えておくべきでした、握力。。

そっと、お馬さんもいたりします。


乗る事も可能です。


幾らお支払いするのかはわかりませんが。

ちょっと横道をのぞくと、ご覧の通り、がらーんとしています


でも、可愛らしいお店たちのおかげで観光客がやってくるようになって良かったですね


一つ一つゆっくりお店を見ていきたかったですが、時間もありませんので、そろそろ次の地に向かいます


次に向かうのは最終地、ロッサーンジェルスです。

ロスからサンパウロに戻る飛行機に乗る予定です。

え?じゃあ、ロス観光もするの?って思いましたか?

ブブー


やだ、使えるなあ、この画像

ロス観光はそれほど興味がありませんので、ロス郊外の街”パサデナ”という所で1泊して、次の日に空港からシュッと飛行機に乗る予定です。

では、パサデナまでは?


5時間36分を予定しておりまーす。

な、、、長いな。

、、ので、走り始めてすぐ、途中の街で


”IN-N-OUTバーガー”の看板を見つけたので、バーガーを食べに立ち寄りました


店内はお客さんでいっぱいです


こんなん食べました


実は、ハイウエイの出口に”IN-N-OUTバーガー”の看板があったのですが、我々はこの矢印マークがお店のロゴとは気づかず


”うっわ、急角度で曲がっていくんだねえ”と、この角度通りに曲がり、当たり前ですが、お店を見つけられずしばらくグルグル、グルグルしたのでした。

ロゴマークだったとは。。。。

あの時間を返してください。

ま、バーガーが美味しかったから許しますけど。

出発しましょう


途中で検問所みたいなのが出てきました


お金払うのかな?とお財布を用意してゆっくり走っていきましたら、係りのおじちゃんがにこやかに”have a nice day~”と手を振ってくれました。
何だったんでしょうか?

先に進みましょう



100両くらいつながっている貨物列車を”どうでもいいけど、長すぎじゃね?ぷっ”と笑いつつ、並行して走り、


笑う事にも飽きて、ううう、、、もうお尻が痛いよおぉ、、ってなってきた頃
ようやく休憩ポイントが出てきたので、立ち寄ってお手洗いに行きました


さ、もう少しですよ


車もだんだん増えてきて


ようやくパサデナの街に入りました~