
ザ・ランチャーズの渡辺有三氏が死去
日刊スポーツ 1月6日(月)15時42分配信
加山雄三(76)が60年代に結成したグループ・サウンズのバンド、ザ・ランチャーズのメンバーで、レコード会社ポニーキャニオンの元常務取締役の渡辺有三さんが2日、虫垂がんで死去した。64歳だった。
渡辺さんは、同バンドのベーシストとして活躍。67年に「真冬の帰り道」でデビューし、71年にはポニーキャニオンの前身キャニオン・レコードに入社した。その後は、制作ディレクターとして、多くのアーティストを輩出した。特に、おニャン子クラブのうしろ髪ひかれ隊、岡田有希子、岩崎良美、井森美幸、西田ひかる、堀ちえみら80年代アイドルを多く売り出した。また、森光子や中島みゆきらも手掛けた。近年は、上戸彩やw-inds.らも育てた。
加山は「大変大きな衝撃を受けております。僕のバンドメンバーになってくれた時が最初の出会いでしたよね。僕の長男がCDを出させていただいた時も大変お世話になりました。あまりにも早すぎる旅立ちに寂しい気持ちでいっぱいです」とコメントした。工藤静香(43)も「私の歌手人生をスタートさせてくれた、とても大切な人です。有三さんがプロデュースしてくれた歌を一生大切に歌い続けて、天国に届けていきたいと思います」。元光GENJIの諸星和己(43)は「28年前のデビュー時に歌唱指導をしてくれた方。今の僕があるのは、有三さんのおかげです」としのんだ。
ザ・ランチャーズは加山雄三のバックバンドのようなものであったが、全員が慶応グループ。お上品であった。
僕たちにとっては、お兄さん格なのだが、やはり加山雄三の「若大将シリーズ」に出てきていたので知っている。
グループサウンズとしては、同じく加山雄三とも関係の深かったワイルド・ワンズの方が、ヒット曲には恵まれたが。
渡辺有三さんも、1949年生まれだが、横浜市長もやった政治家の祖父を持ち、石坂浩二とも従兄弟に当たる。
もちろん、慶応幼稚舎からの慶応組であり、ランチャーズのベースを担当していた。
その後、現在のポニキャニに入り、とくに80年代のアイドルポップを育て上げたのはこの人なしに語れない。
工藤静香、おニャン子クラブ、岩崎良美、岡田有希子、尾崎亜美など。
たしかその頃レコード盤が擦り切れるまで聞いた山崎ハコのライブなども、ポニキャニで渡辺さんのディレクションではなかったか・・・合掌!
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