「私に会うまでの1600km」
酷暑の砂漠 雪山 人里離れた荒野を歩く
メキシコ国境~カナダ国境へとつながるロングトレイル
パシフィック・クレスト・トレイル
何カ所かで物資の補給を受けるのではあるけれど
ハンパないタフな旅
母親の死に耐えきれず生活を破綻させてしまった女性が立ち直ろうと
歩くことを決意する
女一人で歩き抜くには強い強い気持ちが無ければとても無理
実話なので映画の最後にご本人のトレイル中の写真が収録されています
しっかりした眼差しの落ち着いた方のように見えます
ドラッグや男に身を持ち崩し結婚生活を破綻させてしまうほどの悲しみは
きこちゃんには理解できないけれど
暴力夫から逃れてシングルマザーの母親と弟
3人つつましく寄り添った愛情深い生活の思い出が
彼女を立ち直らせた原動力なのではないかと推察はできます
今は再婚し子供にも恵まれ幸せに暮らしていらっしゃるのだとか
リース・ウィザースプーンが主演なので明るい根性もののつもりで借りてきたら
心に沁みる映画でした