まいど、日本機関紙出版です。

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近刊案内――『武庫川渓谷廃線跡ハイキングガイド』を緊急発行します!

2017年04月06日 | ただ今、編集作業中の本

いよいよ暖かくなり、今日なんかは桜も一気に満開へという感じですね。というこで春本番、廃線跡を歩いてみませんか。

すでに多くの方が足を運んでおられると思いますが、あの旧福知山線の生瀬駅と武田尾駅間の廃線跡の西宮市側が昨秋に開放され、全線歩けるようになりました。

それまでは正式には開放されていなかったので西宮市エリアは原則歩行禁止でした。でも実際には大勢の人が歩いていて、まあ、それがちゃんと歩けるようになったということです。

実はその開放に向けて運動されていたグループがありました。「21世紀の武庫川を考える会」という皆さんで、そこから先月、「この廃線跡のことをさまざまに調べまとめ上げたので本にしてほしい」という話がありました。

その原稿を読んでみると、ただ廃線跡を歩くだけではなくて、こんなことに注目したり、これを知っておけばより楽しく歩けるだろうなあと思えることがたくさん書かれてあり、そのあと日をあらためて「会」のメンバーと一緒にいろいろガイドしてもらいながら歩きましたが、なかなか確かに、、ただ景色を見て歩くだけでは知ることのできない楽しさがありました。

特にここは、全国的にも珍しく短い廃線区間(約1時間30分で歩き通せる)なのに、7個のトンネルがあり、その一つひとつにいろんな発見があります。また鉄橋や渓谷、そして春には桜、秋には紅葉の山々も魅力なのですね。

ということで、これからこの廃線跡を歩く、あるいはもう一度歩きたいという方のために『武庫川渓谷廃線跡ハイキングガイド』を発行します。なんとか今度の連休前に出来上がるように今、必死になっていますので、よろしくお願いします。

おそらくこのGW中にはたくさんのハイカーが訪れるでしょうね。現地でも販売されますよ。

全編カラー、今のところ126頁、それでもなんと、本体1000円にしました! 安い!

全国の鉄道歩きファンのみなさん、買い逃しないようにお願いします。

 

 

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宝塚市の学校給食がすばらしい! 

2017年04月04日 | ただ今、編集作業中の本

宝塚市の学校給食がすばらしい! 

その本を作ることになり、昨年末、中川智子市長に初めてお会いした。

インタビュ―の内容は本を読んでいただくとして、市長の学校給食に対する思いの深さに直に触れることができた。

これまでの市長として2期8年間の中で、給食民営化を求める議員たちを時間をかけ説得し理解を得、広く市民に自校式給食をアピールし続け、子どもたちから「めっちゃ、おいしい!」という声が聞こえてくるまでになった。

クックパッドには給食レシピが投稿され、たくさんの人が目にすることができる。

この宝塚市の学校給食の取り組みは、全国のお手本と言っても言い過ぎではない。

そこに秘められた知恵と工夫と努力、そんなことをぜひ本で知っていただければと思っているが、市長はまだまだやりたいことがたくさんあると仰っり、給食に対する情熱は決して冷めない。

ということで今度の16日の投票で、中川市長が3期目に挑戦する選挙が行われる。

個人的にはなんとしても当選してほしいと切望しているのだが、いかんせん、宝塚市民でないので選挙権がない。

なのでこのブログを宝塚市民の人が何人かでも見ておられることを期待して、中川市長の実績や政策がわかるサイトを紹介しておく。

細川貂々さんの漫画がとてもいいので、ぜひご覧くだされ!

http://tomokototomoni.com/senkyo/

下は昨年作った宝塚市発行のレシピ集。

 

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最新刊『日本国憲法の真価と改憲論の正体』が出来!

2017年03月31日 | 新刊案内

上脇博之先生の新刊『日本国憲法の真価と改憲論の正体~施行70年、希望の活憲民主主義をめざして』が出来上がってきました!

自民党は先の大会で改憲発議方針を決定、本格的に改憲論議を国民の中に広めて行く方針です。

この本にはそれに対抗するエッセンスがまとめられていますが、それだけにとどまらず日本国憲法がその真価を発揮する、憲法が要請する社会/政治をどのように実現していくのかという点について特に強調してもらいました。

ぜひ、お読みください。

ご注文、お問合わせはこちらです。またAmazon販売サイトはこちらです。

 

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宝塚市の学校給食本の写真撮影へ

2017年03月28日 | ただ今、編集作業中の本
今日は一昨年から仕掛かり中の宝塚市の学校給食本の追加の写真撮影で、市内のキッチンスタジオへ朝から出かけた。6人の調理員さん、カメラマン氏、調理コーディネーター氏、担当課長、企画立案者さんらと賑やかに、14品目のメニューを各10人分ずつ作ってもらい撮影。もちろん昼ごはんはそれをいただいたのだが、これが実に美味い! うーん、こんなの美味い給食を食べられる宝塚の子どもたちは幸せやなあ。





ということで、本にも是非ご期待下さいね。
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カジノ、あかん大阪集会に販売支援

2017年03月25日 | 編集・営業ふらふら雑記
今日は午後から天満橋のエルおおさかで行われている「カジノ あかん3・25大阪集会」に参加。
会場内は800人の参加者で満員。うちのブックレット「これでもやるの?大阪カジノ万博」ももちろん販売中。声を張り上げて宣伝してます。
キャッチコピーは「清水ただし議員がこの本を参考にして国会質問されました!」です。

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最新刊のご案内『日本国憲法の真価と改憲論の正体~施行70年、希望の活憲民主主義をめざして』

2017年03月17日 | 新刊案内

今年は憲法施行70年。自民党が改憲を発議するという方針を掲げた中、改めて日本国憲法の現在を見つめ、これから私たち主権者が憲法の要請に応える国をどう築いていくのかを考えたいと思います。

※Amazonで予約開始です!

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土佐いく子の教育つれづれ~またあしたね〈55〉

2017年03月15日 | 土佐いく子の教育つれづれ

絵と書でつづる自分史

///古希をまえに///

 書を習い始めてかれこれ10年になろうとしています。二年に一度「書游展」を開催し、その都度、自分史を絵と書で表現しています。古希を前に自分の来し方を振り返り、今と明日の自分を見つめています。

  ◆  ◆  ◆

  自分史(その1)

 柿の木が庭に二本
 真っ赤に色づいた実を
 美しいと思った
 九才だった

 母が菊の花を丹精こめて育てていた
 母の花への想いを知った
 十二才だった

〝雨に濡れし夜汽車の窓に映りたる
 山間の町のともしびの色〟
 啄木のうたが 心にしみた
 十八才だった

 学生時代から友達だった人と結婚する
 お金がないから たんぽぽの花で作ったエンゲージリングをくれた
 二十三才だった

 生まれた子どもとふるさとへ
 初めて吉野川を見て
〝かあさんの川 みどりの川〟とかわいい声で叫んだ
 二十六才だった

〝雨ふるふるさとは はだしで歩く〟 ふるさと恋し
 六十四才の秋

  ◆  ◆  ◆

  人生史(その2)

 一ヶ月も早く 小さな小さな赤ちゃんが生まれた
一週間のいのちかと
桜の花が 咲き始めていた

百姓仕事の合間をぬって
からだの弱い私を背負って
針治療に通ってくれた
母の背中はぬくかった

木登り大好きなのに
学校じゃ手もあげられない
恥ずかしいもん
叱られて 菜の花畑を走って帰ったあの日

こんなわたしが 今じゃ人様の前で講演なんかするようになって
母さん びっくり
六十六才の秋

  ◆  ◆  ◆

  人生史(その3)

じいちゃんが戦死してたら
ぼくらこの世におらんかったと
三人の息子

あの玉砕の戦場から生きて帰った父
戦地で侵されたマラリアで苦しむ姿に
わたしは戦争を知り 戦争を憎んだ

土に生まれ 土に生き 土にかえった父
灼熱の炎天下 白瓜の取り入れ
まさに瓜地獄
肩で息して働く父と荷を曳く牛の荒い息づかいを忘れない

働いて生き 生きて働いた父
百姓の魂を貫いた父
凛とした花を生け
美しい書をかく父であった
〝花茨釣れてくる鮒のまなこの   美しきかな〟(夢道)
 ふるさとの大河 今もゆったり大らかに流れる吉野川
 今日も夕焼けが美しい
   六十九才の春に

(とさ・いくこ和歌山大学講師)

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昨日、自民党が党大会で改憲発議を決定。それに対峙する本を準備中です!

2017年03月06日 | ただ今、編集作業中の本
自民党が党大会でいよいよ改憲発議することを決めた! 以下時事通信の記事から。

「自民党は5日、党大会を開き、でんでん首相は演説で、党として憲法改正発議への議論を主導していくことを表明した。また、総裁任期を従来の「連続2期6年」から「連続3期9年」に延長することを決め、これにより、総裁任期が2018年9月に満了する首相は、3選に向け次期総裁選に立候補することが可能となり、いよいよ在任中の改憲への足元を固めた。

 演説で首相は「自民党は憲法改正の発議に向けて具体的な議論をリードしていく。それが自民党の歴史的使命だ」と強調。昨年の参院選で同党が27年ぶりに単独過半数を回復したことに言及した上で、「国政選挙に4連勝しているが、緊張感を忘れず謙虚に力強く挑戦していくことを誓う」と述べ、7月の東京都議選や次期衆院選に勝利することを念頭に長期政権に意欲を示した。

 大会では「憲法改正の原案発議に向けて具体的な歩みを進める」と明記した運動方針を採択。次期衆院選へ「常在戦場の精神で臨む」ことも盛り込んだ」

憲法施行70周年の今年、改憲に対峙すべく以下の本をただいま準備中です!
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森友問題に対して、同様の国有地売買経験の社会福祉法人理事長が怒りの証言!

2017年03月05日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル
森友学園に破格の値段で国有地が売却されていたことに対して、大阪市内で複数の民間保育園を運営する社会福祉法人の理事長が「どれもありえない話だ」と、怒りの証言を「大阪民主新報」(2017年3月5日)に寄せている。

「2015年に700㎡の国有地を2億4500万円で購入、敷地内に建ってた公務員宿舎解体費用1600万円以外に瓦礫処分費70万円かかった。さらに解体後の建設時に瓦礫が新たに大量に出てきて、処分費用300万円も払った」

理事長らは想定外の瓦礫だったために近畿財務局に賠償請求をしているが、購入以前の埋蔵物であることを証明しなければ賠償しないと、いまだ解決してない。

そして、「近畿財務局の担当者は、国有地は国民の財産だから保育園と言えども安く売却はできないといい、瓦礫処分費用についてもハードルが高い。森友学園報道が真実なら、法人との間に何らかの強い力があったとしか考えられない」と話す。

この保育園の場合の10倍以上の広さの国有地を森友学園はわずか1億3400万円で買い、片やこの保育園はその10分の1以下の土地を森友学園の倍近くの価格で購入させられていることになる。さらに瓦礫撤去は自費でと言われたのだ。これほど極端な差別があっていいのか? ふざけるな!と言いたい。

まさか財務局の「国民の財産なので安く売ることはできない」という方針が、相手によってコロコロ変わるはずはないから、やはりここには大きな政治力が働いたと考えざるをえないだろう。

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森友学園「瑞穂の國(安倍晋三)記念小學院」を見に行った

2017年02月25日 | 丸ちゃんの私的時間

今日は休みで天気も良かったので、今、渦中にある隣町のあの場所を見てみようとウォーキングがてら出かけてみた。

とりあえず相川駅まで歩いて阪急電車に乗り十三乗り換えで宝塚線の庄内駅でおりる。改札を左に出てちろりん村という飲み屋街を抜け、大阪音大エリアに入るとすぐに目の前に工事中の茶色の建物が見えてくる。

下のグーグルマップ(これはまだ工事前のもの)の野田町中交差点の左上の区画が問題の森友学園「瑞穂の國(安倍晋三)記念小學院」予定地として売却されたエリアだ。ただし、なぜかわからないがその区画の右下角のエリアは隣の野田中央公園の一部として現在整備中になっている。

野田中央公園が9492㎡で豊中市に14億2300万円で売却され、この安倍晋三記念小学校が8770㎡でたった1億3400万円で売却(10年の分割払)されてるのだから、誰が見てもその不自然さは明らかだ。

本来、国に入るべき収入が、ということは私たちが収めた税金がもとになっている国の財源が、誰かの意図で、あるいは何らかの事情で不当に減らされてしまい、その一方でこうして利益を得ているものがいるという今回の事件、その全容解明はまだまだこれからだ。

これが野田中央公園。きれいな広々とした公園だ。

そしてこれが「瑞穂の國〇〇〇〇記念小學院」。看板文字の配列のバランスがなんとなく不自然で、「瑞穂の國」の下に「安倍晋三」と4文字入ればちょうどよくなると思うのだが…。

工事現場には、あの学校法人塚本幼稚園の送迎バスの姿も。

掲げられていた建設工事の許可票など。なんと、建設会社はうちの地元の会社かあ。藤原工業さんね。

その区画の一部は公園として整備中というなんとも不思議な区画になっている。

向いの市営住宅に上がって全体を俯瞰してみた。いやあ、これは4月開校は無理じゃないかと思うけど、どうでしょう。ちょうど伊丹空港に着陸する飛行機が真上を飛ぶ場所になる。

こちらが1億3400万円。


こちらが14億2300万円。この両地、地元の人に聞くと、阪神大震災時には避難住宅が建っていた場所だったそうだが、なぜ多くのゴミが埋没したのか、それ以前のことはわからないとのこと。

さて、庄内駅に戻り十三まで移動、今度は淀川区を西へとウォーキング。めざすはあのトラブルだらけ“愛国幼稚園”だ。西淀川の歌島橋と十三を結ぶ淀川通をちょっと淀川側入ったJR塚本駅に近い場所にある。

1950年に開設の幼稚園で、結構古い歴史がある。なんとなく独特の雰囲気の正面玄関だ。写真を撮っていると、私と同年代のおっちゃんが話しかけてきた。護国神社の関係者だとかで、「この幼稚園は警備がしっかりしていて、安心して子どもを預けられるから良いですよ」と。小学校の設立準備室がおかれてるようで、その案内のメインは教育勅語をしっかり身につけさせることだとか!

玄関内の「さざれ石」というのもなんかすごい!園庭は園舎の1階部分のようで、ここでは運動会はできそうにないが。

いろいろ問題のある幼稚園だということは、すでにマスコミなどで報じられているが、ここではこの幼稚園を退園・退職させられた人たちのホームページがあるので紹介しておこう。

さて肝心の問題解明の方だが、昨日の衆院予算委員会質問では、宮本岳志議員が契約前に価格をめぐって2015年9月4日午前10時に近畿財務局9階会議室で、近畿財務局統括管理官と大阪航空局調査係と森友学園工事請負設計会社所長と建設会社所長が会合を持ったという衝撃的事実を明らかにされた。この会合の内容が明らかになれば価格決定の経緯もわかるだろうから、ぜひとも証人喚問をして真実を暴いてほしいのだが。

 

 

 

 

 

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某大手書店で平積みです!

2017年02月25日 | 編集・営業ふらふら雑記
昨夕、天王寺方面へ所用があり、某大手書店に立ち寄ると、『これでもやるの?大阪カジノ万博』が平積みされてました。
二つの本の間で凹んでたということは、動いてるんかなあと。地元本とはいえ、最近は新刊委託部数が減ってるので、滅多に平積みされることがなくなったので嬉しいですね。
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ちょっと近刊の告知です。

2017年02月21日 | ただ今、編集作業中の本
昨日、上脇博之先生から小社から10点目となる新刊の原稿をいただいた。
当初は4年前に出した「自民改憲案 VS 日本国憲法」の改訂版という企画だったが、今年が憲法施行70周年ということもあるので大幅に書き込んでもらった。
旧憲法から現憲法の成立、いわゆる押し付け論、現在の改憲問題から南スーダン派兵、そして日本国憲法の真価と希望など全9章にわたって、上脇憲法本の集大成的意味を持つ本になると思っている。
ページ数もいつもとは違って、厚のある単行本になる予定だ。
3月末発行予定というちょっとタイトなスケジュールで、同時進行の他の新刊もあるけど、しっかりと仕上げていくので、楽しみにしていてもらいたい。
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「これでもやるの? 大阪カジノ万博」の紹介記事です!

2017年02月21日 | 書評・紹介記事

『これでもやるの? 大阪カジノ万博』が「しんぶん赤旗」2017年2月19日に紹介だれました。ありがとうございます。

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真田丸を歩いて来た!

2017年02月19日 | 丸ちゃんの私的時間
好天に恵まれた今日の大阪。なかなか行けなかった真田丸現地を訪ね歩いて来た。9時前に家を出て吹田から玉造駅へ。いつも歩く道を辿って、三光神社へ向かう。何度目かの幸村像と真田の抜け穴を見て、大阪大空襲で壊れた石の鳥居と新しく作られた鳥居という二重の鳥居をくぐって神社境内へ上がる。同じ目的か、いくつかの集団もあり、なかなか賑やかだった。

神社隣の小高い丘に上がって陸軍真田山墓地へと向かう。ここも何度か来たが、やはり膨大な数の墓標に圧倒される。この墓標の数の何百何千倍もの命が明治以来の戦争で亡くなったということを想像してみる。

墓地から民家の間を西に抜けて、真田丸の核心部らしき場所へと向かう。この辺りには、真田丸の一角を占めていたお寺がいまも残っている。その一つが心眼寺。



寺の北側には堀跡が残り、今は道路になっている。寺の向かいの明星学園前には真田丸碑も最近建てられ、校舎にはこんな感じの壁画も描かれていた。


さて真田山エリアはこんなことで終わって、次は天王寺エリアヘと向かう。これまで歩いたこともない街中を楽しみながら一心寺をめざす。途中に創価学会エリアと呼んでもいいような場所を通ったのは発見だった。一心寺は今日が何の日か知らないが、とても大勢の人で溢れていた。若い人も多く、いつの間にか日本人はこんなに信心深くなったのかと思ったりもしたのだが。さて一心寺には真田幸村関係では、夏の陣で激闘の末に亡くなった徳川の武将本多忠朝の墓がある。言い伝えでは、戦いの前に酒を飲みすぎて失敗したそうで、今は酒封じ祈願の場所として、禁酒をしたい人たちが訪れてるそうだ。
いよいよ今日のクライマックスの場所、幸村が討ち死にした場所へと向かう。一心寺のすぐ向かいの安居神社がそこだ。夏の陣の最終段階、家康の首を討ち損ねた幸村が逃れて来たこの神社の松の下で、徳川の松平忠直隊の足軽頭西尾久作が、精魂尽き果てていた幸村から「お前が私の首を取れ」と言われて討ち取ったと伝えられている。NHK大河ではこの最後のシーンは、佐助に介錯をさせたことになっていたが、がこれには諸説いろいろあるそうだ。



さて天王寺エリアの最後は、茶臼山だ。冬の陣では徳川家康の本陣となり、夏の陣では真田幸村の陣となった小高い丘。上に登って、今は高層ビル街が広がる街並みを消して、ここから真田丸や大阪城が見渡せたことをちょっと想像してみた。


こうやって日常から飛び出し、歴史の世界に身を浸してみるのもなかなか楽しいものだと思った1日だった。
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土佐いく子の教育つれづれ~またあしたね〈54〉

2017年02月15日 | 土佐いく子の教育つれづれ

何げない日常を書き留めいとおしむ


///ふるさとの母生きよ///

  90歳になる母が闘病している。私などと違って、なかなか精神的にも肉体的にも強い人で、100歳までは死なないと思っていた。知らせを聞いて、ふるさと徳島へ急いだ。鳴門大橋から激しく巻いている渦が見える。「大寒の渦の慟哭 母生きよ」ふるさとの俳人、橋本夢道の句が思わず口をつく。病院へ駆けつけ「母さん、来たよ」と言うと、目も開けず「うれしい」と言う。

 自分の口で食べ、おいしいと感じ、自分の行きたいところへ自分の足で行く、目を上げて空を見て美しいと感じ、陽射しの温もりに心を休める。このごく普通の日常がままならぬ日が来るんだ。母が生きていてくれるだけで、自分と死との間に突っ立てができていたようで、70歳近くにもなって、いまだに死との距離が遠かった。

 今改めて、何げない日常の大切さをしみじみ噛みしめている日々だ。私はその日々のいとなみを言葉にして書き留めている。

▲今朝の温度計はマイナス。氷がはっている。近所の公園で毎日しているラジオ体操に夫と出かけて行く。気の合う近所の人たちとしゃべり、笑いながらウォーキング。池に飛んでくる鷺の飛翔する姿をじいっと眺めていた。背中に乗せてほしいな。

▲今日は朝から白菜の漬物とたくあんのカレー漬けを作る(冷蔵庫には、柚子大根、かぶらの酢漬、ナスの辛子漬、きゅうりのキューちゃん漬けも並んでいる)。自分の手で料理をするのは楽しいし、気分転換になる。

▲午前中、家にいる時は、9時から1時間は文献の学習にあてている。今はヴィゴツキーの『思考と言語』と格闘中。背すじが伸びる。

▲今日は、寝屋川へ学童保育関係の講演に行く。少し準備不足で、話があちこちいく場面もあり、慣れにまかせず、やはりもっときちんと準備がいる。反省。

▲帰りに大好きな古本屋に寄る。縄文人のことを書いた本と「黄檗の書」稿集の本を安く手に入れる。わくわく。山ほどの本を家にどんどん貯めて、さてどうするんや?!

▲台湾が原発を廃止するのニュースが飛び込んでくる。なんと日本の福島のあの事故を見て決断したというではないか。当の日本では、原発再開、ホンモノの知性とは何か。

▲3月にひかえている書道展の作品をあらためて書き直す。毎回の作品展で、自分の人生史を絵と書でかいて表現してきた。今回は、父の人生を書いている。玉砕の戦地から、命からがら生きて帰って来た父…。あの父ありて我ここにありと筆に力をこめた。

▲若い先生から涙の電話。学級通信に書いた記事に親からのクレーム。もう出す自信がないと言う。しかし、よく聞くと、それは親自身の子育て不安のSOSだ。それを若い先生にぶつけているのよ、大丈夫。

▲久々に大学へ。「ワー先生、久しぶり!また小さくなったなあ」と抱いてくれる。若い男性がだ!「先生が若かったら結婚したいわ」「ハハハ私もや、相思相愛やなあ」。かわいい大学生だ。

▲左手が時々しびれる。頚椎がおかしいらしい。絵や書をかいても原稿書いても何時間でも下に向いてやってしまう。それに神経を使っても首や肩が凝る。病気らしい病気もせず、おかげで元気にきたが、そろそろ身体がゆっくりしろと発信しているのだろうと思うけど、またついつい…。

▲友人が入院したという知らせ。すぐに絵手紙ふうにしてお見舞いのハガキを送る。人は、発信しなければつながらないと常に思っているので、結構まめに筆をもったり電話も入れている。

▲大阪の「チャレンジテスト」。これは大変だ!子どもの悲鳴が聞こえる。1回のテストで内申書が決まる。先日のテストでは欠席者が続出した。教師の説明が悪いと攻撃の声もあったが、出るべくして出た問題。現場の声をていねいに聴きとってほしい。子どもを泣かせるな!

 喜んだり不安になったり考え込んだり、いろいろある日々だが、この先の人生を考えると、今日が一番若い日、日常の生活の中にもある、ちょっとすてきな話に心あたためて今日という一日を大切にと思う。「母よ生きよ」と願いながら…。

(とさ・いくこ和歌山大学講師)

 

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