先日、テレビを観ていたら、川柳作りが今たいへんなブームだそうで、なんかいろんな川柳本も出ているようです。
川柳の基本は社会批評、風刺。
今の時代、誰もが何かを風刺したい、そんな欲求を抱えながら生きているということなのでしょうか。
そしてやはりその究極は反戦川柳でしょう。
海外で日本が戦争をする準備が進められている今、かつてあの戦争の時代に、天皇制と権力、そして戦争批判を17文字に乗せて鋭く展開した反戦川柳作家・鶴彬のことをぜひ知ってもらいたいと思います。
先日、テレビを観ていたら、川柳作りが今たいへんなブームだそうで、なんかいろんな川柳本も出ているようです。
川柳の基本は社会批評、風刺。
今の時代、誰もが何かを風刺したい、そんな欲求を抱えながら生きているということなのでしょうか。
そしてやはりその究極は反戦川柳でしょう。
海外で日本が戦争をする準備が進められている今、かつてあの戦争の時代に、天皇制と権力、そして戦争批判を17文字に乗せて鋭く展開した反戦川柳作家・鶴彬のことをぜひ知ってもらいたいと思います。
次の新刊は日本国憲法の源流という評価の高い私擬憲法の一つ、五日市憲法草案のガイドブックです。
五日市憲法草案については憲法研究者の間では以前から常識的なものとして知られていますが、一躍世間一般に知られるようになったきっかけが、一昨年の美智子皇后の誕生日におけるメッセージでした。
でも五日市憲法草案誕生の地がどこにあるのか知ってる人は少ないと思います。
東京都の西部、奥多摩や青梅市、八王子市、檜原村に囲まれた、旧秋川市と五日市町が合併してできたあきる野市がその地になります。
著者の鈴木富雄さんは地方議員を務めながら五日市憲法草案の保存に尽力され、現在は郷土史研究家として、さらには「五日市憲法草案の会」(略称:五憲の会)の事務局長として史跡案内や講演活動などをされていて、今、日本でもっとも五日市憲法草案に熱い想いを持っておられる方です。
この本をきっかけに五日市憲法草案が全国から注目され、より多くの方が日本国憲法の歴史的源流に関心を抱いていただければと思っています。
『2015「改正」介護保険』(日下部雅喜さん)が「全国商工新聞」(2015.02.16)に書評されました。
ありがとうございます。
昨日は機関紙協会大阪主催の第41回年末・新年号コンテストの「審査発表と紙面批評の集い」でした。
機関紙編集者という仕事は、日頃なかなかスポットが当たらない縁の下的内容なので、こういう集まりはとても大事だと思っています。
お互いに学び合い、そして褒め称え合う元気の出る集まりになりました。
上位入賞紙誌は写真の通りですが、今回初めて機関紙協会理事長賞に輝いた『徳島建労』の編集者氏も遠路はるばる徳島から駆けつけていただきました。
その受賞紙は1面トップがカラー写真を非常に大胆にレイアウトしインパクトのある紙面で、それを支える集団編集態勢の魅力が全ページから溢れていました。
また全日本年金者組合高槻・島本支部の機関紙『年金者高槻・島本』は、こちらも集団編集態勢はもちろんですが、毎回とてもたくさんの読者が紙面に登場し日頃の活動の豊かさが全面から感じ取れるのです。毎号1面に描かれる「北摂百景」の絵も大きなアクセントになっています。
大阪府歯科保険医協会の『大阪歯科保険医新聞』は、戦後70年を迎えた今年を紙面全体を貫くテーマに設定したことが審査員の高い評価を得ました
集いでは他にも、最近創刊5万号を迎えた「毎日新聞」の話もでていましたが、日刊紙で15000号に迫らんとする『堺市職労ニュース』のことや、毎朝街頭で配布している手書き新聞100号分をとじ込み冊子にして2000部印刷、そのうち900部を地域に配布している和泉市議会の早乙女議員の活動など、すばらしい機関紙活動がいくつも紹介されました。
労働組合組織率20%以下というなか、ネットの普及により、紙媒体の機関紙を発行しなくなった労働組合もありますが、やはり機関紙は組織活動の中心的存在です。
今回のコンテストに参加した機関紙の総発行部数は約80万部。神戸新聞のABC部数(2014年4月)が約58万部、京都新聞が約49万部(同)であることを考えればどうでしょうか。
それが大阪エリアだけでなく、全国のそれぞれのエリアで同じような機関紙活動が行われているとするならば、その影響力はとても大きのではないかと思います。
最後に少し話が飛躍しますが、大手マスコミの安倍政権批判がほぼ壊滅状態になってるという話を先日聞きました。今現在はテレ朝の「報道ステーション」が攻撃にさらされ、あと残ってるのがTBSの「サンデーモーニング」ぐらいだと言われているそうです。
当然ネットでもそのニュースソースを大手マスコミに頼っている限りにおいては、同じような状況があるわけですから、そうするとやはり機関紙・ミニコミの活躍が今こそ求められていることになります。
タブーのない機関紙・ミニコミによる世論形成が大事だとつくづく思います。
この1~2年、何度か企画提案を頂いていたN先生。
なかなかうちで本にするのは難しい企画なので、返事をほとんど差し上げないままにしていたところ、最近先生が書かれた文章をある雑誌で読ませていただいた。
ふと著者紹介欄に目をやると「・・・・最近の出版事情に絶望して・・・・を作成中。・・・・」とあるではないですか!
ああ、これってうちのことですねえ・・・と思い至り、「すみません」と心の中で謝るのでありました。
DTPソフト第1位のパーソナル編集長のバージョン11の販売予約が筆まめサイトで始まりました!
新刊の『パソコン編集入門』(機関紙協会大阪編)と合わせてぜひご活用ください。
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