よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

ロンドンでの日本技術/どうなる日本経済(239)

2012-07-31 08:29:48 | どうなる日本経済

日本の製造業が世界で戦う力

ロンドン五輪で活躍する日本技術

先週末から始まったロンドンオリンピック。このオリンピックでは、競技用の設備からボールまで、日本の一流技術が数多く使われているという。

例えば、床に穴を開けずに支柱を立てる「バレーボールの支柱」。一流のパレーボール選手が放つスパイクは時速160kmに達するそうで、この衝撃に耐えるには、、高強度でたわみにくい特殊な鋼管などを建物にがっちり固定したうえで、ネットを張ることができる、ことが必要だそうだ。

これに応えたのが、千葉県の松戸市にある「セノー」。

又、バスケットボールも日本製が使われている。製造しているのは、広島市に本社を置く「モンテル」。独自の皮革加工技術で、手の平に吸い付くような感触を実現している。

この他にも、下記のようなものが日本の技術・製品が使われている。その中には、制度や耐久性で諸外国製を寄せつけないものが少なくない。採用されている道具・設備の品質と数なら、日本はメダルラッシュと評されている。

五輪を日本企業の実力と今後の進むべき道を知り、今後の世界のものづくりの潮流を読むための絶好の機会でもあるようだ。

          

こちらにも、ぜひ、声援を送りたい「頑張れ日本」

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広報紙発行/鹿児島での活動(172)

2012-07-30 08:26:17 | 鹿児島での活動

当協会広報紙「第22号」を発行

表紙は、「Renewable Energy」(再生エネルギー)

かごしま企業家交流協会の広報紙第22号を7月20日に発行しました。

表紙は、今、議論されている再生エネルギーを掲載しました。色々な再生エネルギー

がありますが、その中の8タイプのロゴマークを掲載しました。

内容ですが、

2ページは  鹿児島県の東京事務所の取り組みについて、逆瀬川所長のご挨拶を

         いただきました。

3ページは  学校案内で、「鹿児島県立聾学校」(鹿児島市)を紹介。

4ページは  私たちのまちづくりということで、「日置市」を掲載。

5~6ページは モノづくり、人づくり、地域づくりで、「曽於市企業懇話会」と、

          平成24年度「サ  イエンス・パートナーシップ・プロジェクト」(SPP)の講座

          内容と「移住サポーター」の紹介。      

7ページは、 会員企業「メック株式会社」(兵庫県尼崎市)の紹介。

8ページは、事務局のからのお知らせで、「今年の4月から6月の活動実績」紹介など

となっております。

ぜひご購読ください。ご希望の方がありましたら、ご連絡ください。お送りします。

           

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第1回工場長等会議/鹿児島での活動(171)

2012-07-27 08:52:10 | 鹿児島での活動

24年度第1回目の工場長等会議を開催

今年度も、講師をお招きして講演を実施しました。

当協会の会員企業で、鹿児島に進出されている企業の工場長等会議を昨日、県住宅供給公社ビル3階会議室で開催しました。

今回も昨年に引き続き、工場長等会議の後、講演会を開催し、講師として「(株)トヨタ車体研究所」(霧島市:社長)の経営企画部事業推進室の地域活性化プロジェクトリーダーの岩谷 正光様他3名の方々をお招きし、同社が取り組んでおられる「経営革新道場への取り組み」という演題で講演をして戴きました。

会議では、事務局の昨年度の事業取り組みやこれまでの当協会の「5年間の取り組み」等の報告や、参加企業各社に現在の景況等についての報告を頂き、意見交換がなされました。

各社の報告では、現在は、タイ国への製品輸出が好調であること、又、リーマンショック後は、いかにコストダウンするかが課題であること、又、社員の危機意識や、やる気をいかに持たせるための取り組みに苦心しているなどの意見がださ、工場現場の厳しい状況等が報告されました。

    
        意見交換の様子                     講演の様子

 
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桜島南岳火口爆発/鹿児島の話題・情報(139)

2012-07-26 08:10:46 | 鹿児島の話題・情報

1年5ヶ月ぶりの桜島南岳火口爆発

JRを止め、市街地は砂漠化

鹿児島市の桜島の南岳が24日夜、1年5カ月ぶりの爆発しました。

いつもの桜島の爆発かと、軽い気持ちでいたが、なんと夕方帰宅時間とも重なりJRまで3時間ストップさせ、計17本の運休まで出すという影響を与え、降灰による影響が続いている。

爆発があったのは24日午後7時15分で、爆発音はなく、体感空振も「小」だったが、大きな噴石が4合目付近まで飛んだ。また、この爆発による噴煙が鹿児島市方向に流れたため、市街地では巻き上げられた灰で視界が悪くなり、歩行者はもちろん、この降灰のため、国道224号線の一部区間が通行止めになり、JRの在来線が一時運転を見合わせるという事態になった。

当日の爆発では、火山雷が発生し、又、桜島には火山礫が降り、交通留めも発生。

昨日まで、JRの運休は続いたところもあり、新しく昨日降った地域、一昨日の降った灰が舞い上がり、外を歩く人はマスク使用。県外から来た人には異様に移る風景です。

今でも、私の勤務する鹿児島市中心部まで、まるで砂漠化。駐車場の車は下記の通り。又、歩くと足跡がつくという状況。集めた灰の袋はあちこちに無数に。当分天気は晴天が続きそうなので、この砂漠化の状況に悩まされそうです。

やはり、早く雨がほしい。これが今の鹿児島市民の望みです。

        

        

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豚の血管から健康補助食品/鹿児島の話題・情報(138)

2012-07-25 08:34:39 | 鹿児島の話題・情報

豚の血管から健康補助食品

鹿児島の企業2社が商品化

豚の血管から健康補助食品とは、ちょっとビックリしますが、九州工業大学(福岡市)の技術を鹿児島市の企業が活用して商品化したとのこと。

鹿児島といえば、黒豚で有名ですが、この今まで廃棄処分していた豚の血管に付加価値を付けて、商品化したもので、豚の大動脈から高純度のタンパク質の一種「エラスチン」を抽出し、これに種子島産の紫イモパウダーなどを配合して商品化したものだそうだ。

今月20日に、同大の前田衣織準教授と、鹿児島市の健康食品メーカーの「トーシン」の鎌田輝男社長、開発・販売会社のマトリックス研究所の赤崎宣幸社長らが鹿児島県庁でプレス発表した。

エラチンとは、聞き慣れない言葉だが、ゴムのように伸縮するタンパク質で、血管や肺、靱帯などに含まれ、不足すると関節痛、動脈硬化、皮膚のたるみの原因になるとされてるもので、美容や医療分野で近年、注目されているという。

前田準教授がアルカリ処理で、高純度分解する技術を開発し、特許を取得したもので、この特許の独占使用権をトーシンが得て、豚の大動脈からエラスチンパウダーを精製。

これをマトリックス研究所が、コラーゲンや紫イモパウダーなどと配合した健康補助食品として開発・販売するものだそうだ。

どの程度市場に受け入れられるかわからないが、この発想というか、開発は、今後、鹿児島の中小企業の先進事例として非常に注目されるのではないだろうか。

 

                

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ベスト電器ヤマダの傘下/どうなる日本経済(238)

2012-07-24 09:10:56 | どうなる日本経済

ベスト電器、ヤマダ傘下へ

九州創業の企業が消えるのか? 

当面は会社、店舗名とも残る見込みとのことだが、国内市場が縮小するなど不透明な業界だけに、価格競争よりもサービスを重視する「自主路線」を目指してきた同社の見直しを迫られていると報道されている。

報道によると、ベスト電器の平成24年2月期連結決算は、売上高2617億円(前年同期比23・2%減)、営業利益25億円(同63%減)。AV商品の売上高が予想以上に減少したことが要因だそうだ。

昭和54年度から平成8年度までの売り上げは業界首位だったベスト電器。価格よりもアフターサービス充実などを重視する戦略が、低価格・ポイント制度を前面に打ち出すコジマやヤマダの前に敗れたことは、今の消費者心理を反映しているようにもみえる。

平成19年にビックカメラと提携したが、それでも自主路線にこだわったとのこと。さらに、平成22年には経営陣の内紛が表面化している。

このところ、大手との差を縮めるどころか、業績悪化に歯止めがかからず、ベストはヤマダ傘下入りに傾いたとのこと。店舗の様子だけでは見えない、裏の経営の厳しさを見るような気がする。

ベスト電器のホームべーすであった九州でさえ、ヤマダにシェアトップを奪われているのが現状であれは、強いものに吸収される。これが経済の力学というか、当然の流れなのかも知れない。

いずれにしても、九州誕生の企業の盛衰が残念と言えば残念だ。子会社となることで、一時的なメリットはあるだろうが、ヤマダと重複する店舗の再編を迫られるのは間違いなく、ベスト電器がこれまでどおり生き残れるか、どうかは、さらに厳しくなっていくのではないだろうか。

              ベスト電器福岡本店.jpg                       

 
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鹿児島ファンデー/関西・東海地区での活動(62)

2012-07-23 08:17:47 | 関西・東海地区での活動

第8回鹿児島ファンデーが大阪市で開催

3万5千人の鹿児島ファンが京セラ大阪ドームに集結 

今年も昨日大阪市の京セラ大阪ドームで開催された第8回目の「かごしまファンデー」に参加してきました。

これは、関西地区に12年前に設立された「各市町村単位等の県人会で構成される鹿児島県人会の連合会」(京セラ名誉会長の稲盛和夫氏が会長)が主催したものです。

会場は、京セラドーム大阪。関西地区の鹿児島ファンが年1回の開催を待ちに待っていたイベントになってきています。今年も主催者によると3万5千人の参加があり、会場は鹿児島一色で大変な盛り上がりでした。

私も、県の大阪事務所勤務時代の3回と、今回で6回目、ドーム開催でも4回参加してますが、毎年盛り上がっており、すっかり定着した感があります。

当日は、鹿児島から多くの市町村長をトップに、いろいろな物産・観光関係者が当地のグランド品を直売し、又、鹿児島の出身の嶋津悦子歌手や中 浩介歌手、更に関西出身の中村美律子歌手の歌謡ショーもあり、会場は熱気で一杯でした。

将に、会場では、会場の歌に合わせて、踊り出す人、会場で仕入れた焼酎と薩摩揚げなどを囲んであちこちで、酒盛りもあり。で、鹿児島一色。

今回も、当協会のUIターン等のPRと、なかなか一同には会えない県人会や企業の方々にお会いし、情報交換することができました。

   

      稲盛会長を囲み県内市町村長等             会場は多くの出身者でごった返し   

    

       とにかく人・人・人                   観光案内にも人が

    

       中には、踊り出す人も                   又、酒盛りもあちこちで

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大学内の老人ホーム/コーヒーブレイク(43)

2012-07-20 09:24:00 | コーヒーブレイク・・・

ちょっと気になる話です。

米国で「大学内の老人ホーム」が急増している。

高齢化が進む日本。そこで、少し気になるというか?おもしろい情報です。

米国では、大学の構内に老人ホームを併設するケースが急増しているそうです。何で?と、気になりませんか。

東北大学加齢医学研究所の村田裕之特任教授によると、全米の約60大学で、構内にシニア向け住宅が併設されているとのことです。

例えば、米東海岸のボストン郊外にあるラッセルカレッジでは、構内にシニア向け住宅を設置、その入居者は図書館や食堂などを利用し、講義も聴講できるとのこと。

ところが、これだけではないのです。入居者が次々と教壇に立っている。

ある高齢者は、歴史の講義で、自分の戦争体験を交えて、「戦場から見た歴史」を語る。生きた授業は、現役の教授には出せない魅力を持っている。元テレビアナンサーだった老人は、朗読の発生テクニックを教える。また、高齢者が学生の就職活動や恋愛の相談にも応じている。

人生経験が浅い学生たちには、老人からこれまでの経験や人生の教訓を教わることは、視野を広げることに大いに役立つているそうです。もちろん、同時に老人にもメリットはある。常に、若者と接していることで、老人がファツショナブルで若々しい。施設が始まって5年。入居者の要介護率は3%だそうです。

この手法は、高齢化が進む日本、鹿児島でも使えると思います。どうでしょうか。

 

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加治木工業高校が地域に店舗/鹿児島の話題・情報(137)

2012-07-19 08:43:46 | 鹿児島の話題・情報

地元の商店街の空き店舗を自前で改装

加治木工業高校が展示や出前教室用に店舗

先日、指宿市の指宿商業高校が「株式会社指商」を設立した情報を掲載しましたが、今日は、姶良市にある県立加治木工業高校が、近くの加治木かもだ想い通り商店街に店舗をもうけた情報です。

生徒が電気や建築の専門を生かして空き店舗を改装し、展示や出前教室に活用。地域との触れ合いを深め、若い力で商店街のにぎわいづくりを後押しする目的で、取り組んでいます。

財団法人JKAの補助を受け、来年3月まで広さ27畳のスペースを間借りし、6月にあった商店街「百縁市」では、建築・工業化学・機械・電子・電気・土木の6科の生徒が試しに出店したとのこと。

パネルで学業を紹介したほか、金属オブジェやツボ押し器に加工した亜鉛管を配布したところ、約80人が訪れ盛況だったようです。

これに手応えを感じた生徒たちがやる気を起こし、本格的な出店に準備を始めているとのこと。写真は、今月12日に電気化の10人が、地元の業者の指導を受けながら配線工事をやっている写真ですが、建築科のの生徒が内装を担当し、8月から各科が「工作教室」を開講、夏休みの自由研究の手伝いをするとのこと。

ねらいは、保護者が付き添う子供向けイベントで、他の店舗への集客効果も目指すとのことらしい。

できれば、更に一歩進め、一般の、特に高齢者の家電トラブル相談や、アドバイスなど、踏み込んでもらい、ビジネスへの実践の場としての体験もしてもらえたらとの期待も膨らむ。

今後、前向きな取り組みを期待します。

              

                  南日本新聞掲載(24.7.18)

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立地協定/鹿児島での話題・情報(137)

2012-07-18 08:29:37 | 鹿児島の話題・情報

エコシステムグループがコールセンターを新設

鹿児島市と立地協定

太陽光発電システムなどを販売するエコシステムグループ(岡山市:瀬戸山將文会長)が、今月13日に、鹿児島市に新設するコールセンターの立地協定を締結した。

最近、企業の立地は、太陽光発電設備の立地が出てきているが、その他の製造業やコールセンター等の立地は久方ぶりである。

同社の計画では、今年8月に操業開始し、5年後までにパート従業員を中心に100人の雇用を予定しているという。

新たなコールセンターは、同市の加治屋町12の11の7階に入ることになっており、事務所面積176㎡。九州地区を対象にマーケティング調査や電話営業を行うことになっており、総投資額2000万円。

瀬戸山会長は、旧姶良町出身ということもあり、「2年以内に、鹿児島市に今回と同規模のコールセンターをもう1カ所作りたい」と話していることが、報道されている。

このような、企業誘致が厳しい時であり、その意味では心強い発言である。ぜひ、実現を期待したい。

 

               

                     南日本新聞掲載(24.7.14)

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