先日、出張へ行った時に「からすみ」を買いました。
ご存知ですか?お菓子の「からすみ」。
あの、珍味のカラスミとは違いますよ。
あれはボラの卵巣ですからね。
お菓子の「からすみ」の原料はお米。
米粉に砂糖などを混ぜて蒸し揚げた御菓子。
いろんな味のものがあります。こんな棒状の形をしています。

左側はお豆、クコの実、ひまわりの種などのつぶつぶが入っているもの。
右側のは緑茶、黒砂糖をつかったもの。
好きな大きさに切っていただきます。元は雛菓子だったのですって。
云われてみると切り口がお雛様みたいですね。

もっちりとしていて、ほんのり甘い。
お茶をずずりと飲みながら縁側でいただきたいような。
ついゆっくりと時間を過ごしたくなるような。
そういう素朴なお菓子なんですよ。
ご存知ですか?お菓子の「からすみ」。
あの、珍味のカラスミとは違いますよ。
あれはボラの卵巣ですからね。
お菓子の「からすみ」の原料はお米。
米粉に砂糖などを混ぜて蒸し揚げた御菓子。
いろんな味のものがあります。こんな棒状の形をしています。

左側はお豆、クコの実、ひまわりの種などのつぶつぶが入っているもの。
右側のは緑茶、黒砂糖をつかったもの。
好きな大きさに切っていただきます。元は雛菓子だったのですって。
云われてみると切り口がお雛様みたいですね。

もっちりとしていて、ほんのり甘い。
お茶をずずりと飲みながら縁側でいただきたいような。
ついゆっくりと時間を過ごしたくなるような。
そういう素朴なお菓子なんですよ。
元は雛菓子とありますが、お雛様の時に作るオコシモノの仲間なのかしら?アレも米粉を蒸して作るよね?
「オコシモノ」?と思って調べてみましたよ。
家鴨さんのところの地方の雛菓子なのですね。
そうですね。オコシモノの甘くなったのが、からすみ。と思えばいいかも。
オコシモノは、涅槃団子に近いかもって思うのですけれどいかがですか?
↓オコシモノ(関心空間)
http://www.kanshin.jp/tetsuson2005/index.php3?mode=keyword&id=432724
↓涅槃団子
http://www.m-mizoguti.com/ito/wajima.html
涅槃団子も少しあぶるとめちゃくちゃ美味しいのです。
時期的に近いし色使いも似ているので、起源は同じものだったかもしれませんね。
そういえば、ういろうの原料も元は米粉と黒砂糖だったはずですね。
今は小麦粉やその他澱粉が使われているみたいですけれど。
ういろうも親戚な御菓子ですかね。
オコシモノは三河地方限定品だったのか。知らなかった!
でも我が家では作った事ないのであーる。お隣の幼なじみが毎年おすそ分けしてくれたのを食べてました。
涅槃団子とそっくりですね。
オコシモノもあぶってから砂糖醤油なんかで食べますよ。
そうでなくても、そういったものを手に取る時はゆったりした時間が流れるような気がします。
地方限定品なものって意外とたくさんありますよね。
オコシモノもたべてみたいにゃ。
なんか木型もいろいろとあるみたいですね。
見てるだけで楽しい!
↓碁盤師鷺山のHP
http://www5e.biglobe.ne.jp/~rozan/okosimono.htm
こういうものを手に取ったとき、自分の心の状態がよくわかるものです。
たとえば「からすみ」の豆入りの方は、味がほんのりとしていて、噛めば噛むほど甘みが感じられ豆の風味が広がってきます。
素朴さとか余韻を味わう余裕がないときに出会ってしまったら、そのものの良さも感じることができないのですよね。
こういうものが消えるということは、心の状態を計るものが消えるということなのだと思っています。
名古屋の「ういろう」と似た味かも・・・。
形は全部、富士山型なんですか?
そうですね。富士山型をしているのが特徴みたいですよ。
私は雛菓子だからお雛様の形を模したのだと思っていたのですけれど、「唐墨」の形に似せているとか、恵那山を模したとか、諸説があるみたいです。
米粉でつくるものは、大抵くず米を美味しく食べるたべ方だったんですね。私の実家の方にも、くず米を使ってつくっていた「おはたき」っていうものがあります。
↓中津川の隠れた銘菓「からすみ」(富士山の木型が載っています)
http://www.enasan-net.ne.jp/esn/050111/
種や豆が入ってるなんて、ステキー。
ひまわりの種とかカボチャの種のお菓子って
気づいたら沢山食べちゃっててビックリしたりします。
ういろう。食べると気持ちが優しくなれます。
きっと、この「からすみ」はもっと優しくなれるんだろうなー。