ふりかえれば…まろ

まろやパンダは最近露出が減ってますが、時折更新されてます。

湯気の向こうに朝陽~能登にゆく7~

2007-02-27 | 【遠足】能登
ぼんやりと目を覚ますと朝の光が差し込んでいて。
優しげな春の日差しが漂っていて。
そんなやわらかい日差しみたいに。

あったかい出来たてのおとうふをいただいたり。

滋味深く炊かれたブリ大根だったり。

豊かなものを食すと。
気持ちがほっこりとあったかくなるのは。
なぜなんだろ。

よはまんぷくじゃ~能登にゆく6~

2007-02-25 | 【遠足】能登

さて。お食事もラストスパートですよ。
(え?もう飽きました?朝食も書くつもりなんですがダメですか?笑)
こちらは、いしる鍋なんですよ。

小木烏賊(近くの小木漁港(オギ)はイカで有名なところなんです)にはワタ入り。
イカワタってコクがあってとっても美味しいのですよね。
でも自分ではなかなか上手に扱えなくていつも捨ててしまうのです。
新鮮で綺麗な色のモノは、もったいないなぁと思うんだけれど。
蛸つみれもふわっふわで、いしるのダシにとっても合います。

こちらは鱶鰭の茶碗蒸し。

えーと。ここまで何品いただきましたでしょうか。
なのに茶碗蒸しもするりするりとおなかの中へ。
とろりとふわりと舌の上でじんわり広がる旨みです。

おなかも。こころも。もういっぱいです。

能登ものづくしで~能登にゆく5~

2007-02-24 | 【遠足】能登
つづいて炭火焼ですよ。珠洲の珪藻土の切り出し七輪なのです♪
「珪藻土」でかつ「切り出し」というところがポイントですよね。
お忙しいところを女将さんがあぶってくださいました。恐縮です。

トンビ♪ 烏賊のくちばしですよ。

そしてこわーいお顔をしておりますのは…。

ゲンゲという深海魚です。「みずうお」とも「げんげんぼう」とも云います。

あぶる前のお姿はこちら。
こちらは干したものですが、生のものは表面がぬるぬるしています。
そのまま調理するとぬるぬるの食感が際立ちます。
(からげにすると外がかりっと中はとろっとするので、
そういうのが好きという方もいらっしゃいます)
干物にしてあぶると、ぬるぬるが消えていて、
お顔に似合わないしっとりとした白身の繊細な繊維を感じられるのです。

さらに。能登牛も。牡蠣も。

おお。牡蠣。牡蠣ですよ。牡蠣ですよね(うるさいですか?笑)

ぷくぷくで美味しいんだよなぁ。

やっぱり牡蠣にはお酒ですよね。といっても。
ほんと。ちびちび。ちびちび。っと。
なんて思っていたら。

さらにさらに。干しくちこの登場です。

ああ。たまりませぬ。

やっぱり。牡蠣には、くちこには、日本酒だよね。
ちびちびっと。いこうっと。
こちらお宿のお名前の「百楽」は松波酒造さんのお酒なのですよ。


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迷い箸はいけませんよ~能登にゆく4~

2007-02-23 | 【遠足】能登
まずは食前酒と先附。
先附は九十九湾の「タカモ」という海草に梅酢ジュレのかかったもの。
能登は海草も豊富なところなのです。
例えばモズクなんか、とーっても細くって繊細な食感なのですよ
タカモはもずくのように細いわけではなく、細かく刻んであります。
シャクシャクとした食感に梅酢のさっぱりとしたさわやかな酸味。
優しくてそれでいてしっかりとした旨み。

前菜だけでも書ききれないくらいなのですよ。
特に牡蠣の桑焼は味がぎゅぅぅぅぅっと凝縮していて美味。

お造りは七種。ガスエビもありますね。こちらでは「能登海老」とも云うようです。
河豚葱巻は初めていただく組み合わせでしたよ。
「鴨が葱を背負ってやってきた」なんて云うものですが、
なかなかどうして、河豚と葱もとってもよく合います。

こちらはカスベの旨煮にお野菜の炊き合わせ。
「かすべ」とはエイヒレのことです。
ほら。こんな風に軟骨があるのです。

身の部分はジューシー&軟骨はコリコリカリカリなんともいえない歯ごたえ。

まだまだご馳走はこれからだよ。えへ。

海の青の上で~能登にゆく3~

2007-02-22 | 【遠足】能登
お食事の時間になりましたよ。
窓の外に目をやると。なんと。ここは海の上なのです。
すぐそばで。おさかなたち。ゆらゆら。
以前訪れたときには、窓の真下でスズキが泳いでいました。
この夜は、ちいさなちいさなおさかなたちの群れが、光に集まってきていましたよ。

こんな場所でいただける海の恵み。
おしながきを見て期待は高まるばかりなり♪

青色をみつけよう~能登にゆく1~

2007-02-22 | 【遠足】能登
海と。どっちが青いと思う?


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能登町にある百楽荘におとまりに行きましたよ。
以前いちどお泊りさせていただいて、とってもとっても素適なお宿でしたので、またお泊りすることにしよ~って楽しみにしていたんですよ。
女三人でのおとまり♪
お宿に着くと、九十九湾の見渡せる窓際の席で、ローズヒップティーをいただきました。
ほんのり後味が甘いんです。こちらのお水はとっても美味しいの。お料理も楽しみなんですよ。


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九十九という名前だから

アコガレの…

2007-02-16 | 日常
えー。このたび一眼レフのデジカメをゲットしましたですよ。
そんなに高いものではなくて型落ちのもの。
とりあえず身近にあったものを撮ってみました。
(「身近にあるもの」が、フェアトレードのチョコとクッキーなのが我ながら可笑しい。やっぱり食べ物かい!)

うーん。やっぱり今まで使っていたデジカメとは違います。
写真のサイズが小さいのと、初心者なのとで、あまりお伝えできないかもしれないですけれど。
こんななんちゃってな初心者撮りでも質感が全然違うですよ。
少し慣れたら、もうちょっと良いレンズがほしいなぁなんて早くも欲が出てきちゃっているワタクシなのでした。

ふたりぶん

2007-02-09 | 謝々
アレッシィの包装を初めて見ました。
リボンをほどくのがもったいなく思えるほど、
パッケージにも手が抜かれていない。
こんなに美しいパッケージデザインは、
すべてアレッシィの商品のシルエットで構成されていて、
こういうところがまたニクらしくって素適だと思うのです。

ミリアム・ミリのデザインのカップ&ソーサーのペアセット。
これまでにもペアセットのものをプレゼントでいただいたり。
自分で買ったりしたことがあるはずなのに。
なんだかこれまでと違って妙に気恥ずかしくもなるのです。

それはまるで、幼い頃は何でも妹とはんぶんこがあたりまえだったように。
これからはきっと、ふたりぶんがあたりまえになるからなのだと。
そう思うのです。

どうもありがとう。