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関八州見晴台

2018年01月24日 | 山歩 - 秩父




- 関八州見晴台から武甲山方面 -


高山不動の奥の院がある関八州見晴台です。

関八州とは、武蔵、相模、上野、下野、常陸、下総、上総、安房の八州です。

要するに、現在の関東地方のことです。

関東地方を見渡すことができる、ということなのでしょうが、それはここに限られるわけではありません。

何故、そして何時頃からこう呼ばれるようになったのかはわかりません。



西武鉄道の西吾野駅から歩き始めます。

間野からは、パノラマコース、萩ノ平経由、高畑経由の三つのコースがあります。

今回は萩ノ平経由で登ります。

人家の脇の細道から山道に入ります。












萩ノ平の茶屋跡は廃屋と化していました。

ちなみに2008年12月に撮った写真があります。



この頃はまだ茶屋の形をしています。

茶屋跡の少し先で右からパノラマコースが合流します。

パノラマコースも歩いたことがありますが、パノラマという名前は疑問だと思います。




高山不動には帰りに寄ることにして、先に奥の院のある見晴台に上がってしまいます。









見晴台の手前にある小さな瘤の丸山付近は明るく気持ちがいい場所です。




奥の院のある関八州見晴台に到着です。



残念にも青空の南半分に雲が広がってしまいました。

着いた時にはまだあった陽射しが急になくなると、あちこちで「寒い」という声が聞こえました。



高山不動 奥の院



見晴台からの眺め (クリックで拡大)

ここからは富士山も見えるのですが、この時はダメでした。



武甲山・二子山 - 二子山の奥に薄っすらと両神山



雲が広がってしまった南側の眺め




見晴台から高山不動に下ります。















参道の石段は急で幅が狭く歩き難いです。



本坊の常楽院



三輪神社




三輪神社の先から道路を少し登り返して、大窪・志田方面の山道に入ります。

少し進むと左に八徳への道を分け、さらに進むとやはり左に樽沢への道を分けます。

その少し先で志田近道の案内がありましたがこれを無視し、大窪に向かいます。

大窪・志田が混在していて紛らわしいのですが、この後しばらくはあじさい館という道標ばかりでした。

巻き道から尾根の上を進み、その後沢まで下りると左から道が合わさりました。

先の志田近道がここで合流したのだと思います。

その先から人家が現れるのですが、住む人もなく荒れ果てた家が目立ちました。

大窪まで下り、人家の物置の裏から大窪峠に向かいます。

ここからはあじさい館の代わりに休暇村奥武蔵の案内に変わります。



小さな切通しの大窪峠までは僅かな登りです。



峠を越えると自動車の音が聞こえるようになり、左下に大きな建物が現れました。

これがかつてのあじさい館で、現在は休暇村奥武蔵というわけです。

自動車道路まで下りて、後は西吾野駅まで戻ります。


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